高額な医療費がかかった時どうする? Vol.2/「IT健保」ってかなり手厚い!

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前回の続きです。

高額な医療費がかかった時どうする? Vol.1/「高額療養費制度」って知ってる?

2018.10.20

前回は、①の国の制度について説明しました。

①国の医療保険制度「高額療養費制度」
②(会社員であれば)会社が所属している保険制度 ※配偶者の会社のも
③組合・民間の保険
④医療費控除について

今回は、②の会社が所属している保険制度についてご説明します。勤務先によっては、高額療養費にさらに上乗せして”付加給付”される場合があるのです。

私は、「関東ITソフトウェア健康保険組合」に所属していますので、以下そちらを元に説明します。

「協会けんぽ」と「組合健保」

会社員の方でも、健康保険には2種類ありまして、「協会けんぽ」と「組合健保」の2つです。

「協会けんぽ」は、全国健康保険協会という団体が運営していて、「組合健保」については、常時700人以上の従業員が働いている企業が、自前で健保組合を設立したものだとか。「協会けんぽ」と「組合健保」の大きな違いは、保険料が「組合健保」の方が安いということ。

▼参照:同じ社保だけど、中身がちょっと違う「協会けんぽ」と「組合健保」 – シニアガイド

昔新卒で働いていた企業は、中小企業だったのですが、「協会けんぽ」でした。その次に働いていたパナソニックでは、グループ全体で多くの従業員が働いていることもあり、独自の「健保組合」がありました。

今の会社では、関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)に加入しています。

「IT健保」の手厚さとは?

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(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会を設立母体として、昭和61年4月1日に設立され、協会けんぽに代わって健康保険に関する全ての事業を行っています。

▼参照:ITS加入のメリット | [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

IT業界を代表する企業が数多く加入していることで、「協会けんぽ」より少ない負担で済み、加入者の平均年齢が低いので、サービスが良いらしいです。

前回説明した「高額療養費制度」は、法律で定められている給付(法定給付)であり、それに上乗せして、各健康保険組合が独自で行う給付「付加給付」があります。ここが「協会けんぽ」にはない大きな違いになります。

「IT健保」では、「一部負担還元金等(付加金)」という名称で、20,000円を超えたときはその超えた額が一部負担還元金等(付加金)として給付されます。つまり、医療費が100万かかったとしても、「高額療養費制度」の法定給付によって、ある一定の金額までの負担ですむだけでなく、さらにそこから、2万までの負担で良いよという、なんとも素晴らしい制度になっているのです。

実際には病院などで受診した支払額が2万円を超えている場合、その超えた額が約3ヶ月後に会社側に支払われ、会社から私たち従業員に戻されます。しかも、これは特に申請する必要もないという点も素晴らしいです。知らなくても、忘れたときにお金が戻って来るんですよね。

▼参照:高額な医療費がかかったとき | [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

一般の「組合健保」では、1カ月の自己負担額は2万5千円が上限らしいので、「IT健保」はさらに手厚いと言えるでしょう。

100万という大きな医療費がかかったとしても、実際は2万しか負担しなくて良いってわかっていれば、万が一のための医療費に備えた医療保険に加入する必要性はほぼゼロになりますね。

ちなみに、私は「IT健保」の健康診断にて、大腸検査があり、そこから、再検査として引っかかることで、再度病院で内視鏡検査を行うことで、大腸ポリープがあることが発覚しました。(小さくて、陽性だったのですが)。

そこで、大腸ポリープの切除のために軽い手術を行いました。通常、小さな病院の場合、日帰りで終わることが多いらしいですが、自分が行った病院はかなり慎重で丁寧なのもあり、一泊しての手術でした。合計5万近くかかりましたが、最終の負担は2万で済むのはかなりありがたいです。また、健康診断で細かい検査があって感謝してます。(ちなみに、バリウム検査も30歳からあり、前の職場では35歳以降だったので、その点もかなり手厚いですよね)

▼参照:
入院してわかったIT健保(ITS)がすごい件|高木徹@TTrpbm|note
高額療養費制度と福利厚生のおかげで入院医療費はとても安くなる

医療費以外にもこんな良いことが!

また、法定給付で出産一時金として1児につき定額42万円支給されますが、さらに「IT健保」では、上乗せ分として、出産育児付加金1児につき9万円も追加で支給されます。

さらに、亡くなったときも、法定給付では、埋葬したとき定額で5万円支給され、「IT健保」は、葬料(費)付加金として定額15万円も追加で支給されます。

ついでに「IT健保」の魅力は、保健事業も充実している点も素晴らしく、直営の保養施設が安くなっていたり、ジムにも安く行けます。コナミスポーツクラブでは1回あたり1,000円もかかならない金額で行けました。

大体5〜6月の間だけですが、健歩大会として、東京ディズニーランドにも大人3,000円で行けたりもします。

後、赤坂にある高級お寿司屋さんにも安く行けちゃいます。昨年行きましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。(金土日は予約がかなり先まで埋まっていて、平日にて、1ヶ月前くらいから予約するのがおすすめです)

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▼参照:
もう一回だけ言う。IT企業に勤めているなら「鮨 一新」にすぐ行くべきだ : Blog @narumi
IT健保のお寿司屋さん「鮨 一新」に行ってきました | TECHNICAL CREATOR
IT・ネット業界に朗報!ITS健康保険が本当にスゴイ! – NAVER まとめ

②会社が所属している保険制度の総括

ということで、今自分が働いている保険制度について、知るということも大切なことです。意外に手厚い制度になっていることが分かると思います。その上で、まだカバーされていなく、自身の家族構成や将来などを考えて、不安に感じる場合にのみ、民間の保険の加入を検討しましょう。

ということで、前回と今回を踏まえ、FP相談所に2回も相談して、得た経験を元に、私が最終的に入った民間の保険について次回お話しします。また、確定申告は毎年、年明け、2〜3月ごろになりますが、そのときに役に立つ「医療費控除」という税金関係についてもご紹介できたらと思います。

読んでいただいて、ありがとうございます。