「映画上映会のつくりかた」開催レポート〜回り道がきっと、その人の個性になる〜

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はじめに

少し前になってしまいますが、6月26日(日)、EDITORY神保町より、じじ神保町さん共催で「映画上映会のつくりかた~人と街をつなぐ自由な映画体験のすすめ~」というイベントを開催しました!

今回は上映会のノウハウを聞くために豪華なゲストをお呼びしてのトークショー、そして参加者全員が行うワークショップも用意しました。おかげさまで無事イベントも終了しました。参加者の皆様、ご協力者の皆様、本当にありがとうございました。あんまりまとまりきれていないのですが、少しだけ振り返りをさせて頂きます。当日使用した資料も公開しますね。

「映画について語ろう会」について

「映画について語ろう会」の主旨目的を簡潔にいうと、

映画が大好きな人が集まって、情報共有して、仲良くなって、もっと良い映画に出会うこと。

「映画について語ろう会」は、映画の新しい「出会い」と「発見」の場の提供ということをコンセプトに、年齢やバックグラウンドも違うような様々な人が集まれる場所であるともに、楽しく「インプット」と「アウトプット」を繰り返すことができることを目的とする会です。

映画を観て、話して、楽しんで、発見があって、さらに映画が好きになって、また映画を観に行きたくなる。そんな一連の循環が生まれる会にするのが目的です。

参照:語って学んで!お茶してプレゼンして!気軽に行ける『映画好きが集まるイベント』特集 | FILMAGA(フィルマガ)

以下が過去の開催レポートです。

シネマトゥデイ様による取材記事
映画の話がいくらでもできる幸せ!大盛況の「映画ファン大忘年会2014」に潜入! – シネマトゥデイ

【6月26日開催!】「映画上映会のつくりかた」という上映イベントについて学んで作るイベント開催します!
6月のおすすめ映画体験!海沿いの街で、夜の公園で、美味な飲食店で映画が楽しめます | FILMAGA(フィルマガ)

「じじ神保町」さんについて

神保町のコミュニティスペース「EDITORY」から“神保町のヒト・モノ・キオク・デキゴト・ミライ”という視点で、この町周辺の新しい「時事(じじ)」をお届けするフリーマガジン発行。

映画祭の作り方!地元愛がカタチになるとカッコイイ! – シネマトゥデイ
映画祭で町おこしを!それぞれの個性が光る「映画祭のつくり方」– シネマトゥデイ

https://www.facebook.com/jijijimbocho

じじさんのイベントに参加したときに書いた記事
イベント主催とこれからのコミュニティのひとつのかたち〜「映画祭の作り方」というイベントに参加して〜

概要

参加者の方のバランスは以下になります。

イベント全体参加者=60名(運営、ゲスト、協力者含む)
男女比率=5:5
初参加=約84%

今回は、強力ゲスト様をお迎えてしてということやじじ神保町さんと共催ということで本当に新しい参加者の方が増え、新たなつながりができて本当に良かったです。
9月で、この「映画について語ろう会」というイベントも丸3年経とうとしていて、継続している理由は常に新しい方と出会えるように工夫していることに違いないと思います。

私自身、同じテーマでやっても飽きてしまうということもあるのですが、やっぱり身内だけ集まるイベントよりも、ちょっと背伸びして違うことするのって面白いですよね。
今回初めて、事前振込にしたのでドタキャンはゼロでした。事前振込は申し込みのハードルが高いかなと心配しましたが、1週間前にはチケットも売り切れて集客の面でも安定したイベントになりました。

本当に参加者の皆さんのおかげです。

そして、今回は3回目からイベントに来てもらっている大久保さんに企画運営として入ってもらい登壇者の選定などお願いしました。大分お任せしましたが、当日動き含め素晴らしく、とてもじゃないですが、自分一人ではこの規模のイベントは実現できませんでした。本当に有難うございます。

アンケートは今回はお願いしませんでしたが、直接楽しんでもらえたというお声をたくさんいただいています。今回興味を持ってくれたのに募集が終わってしまい、ご参加できなかった方に向けてもイベントのレポートを書きたいと思います。

当日スライドは以下です。

テーマは「映画上映」

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毎回イベント開くときはテーマを自分の中で設定しています。

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第1回は「映画の観方」ということで松井さんが映画を倍速で観ているというびっくりのお話をしてもらったり、4DXの話をしたり、
第2回は「映画の探し方」ということでこの場で次観たい映画をみつけられるようにいろいろと好きな映画について話してもらったり、柳下さんには日本公開前に映画を鑑賞する方法などを話してもらったり。
第3回目は「映画愛」。ジブリ愛や好きな映画館の座席や様々な映画イベント、カメラ技法までいろいろとお話いただきました。
第4回目にあたる「映画ファンの集い」との共同開催の忘年会では「映画の未来」をテーマに、マイナー日本映画、米国アカデミー賞予想、未来のスターとなる子役について、野外映画フェスの「森の映画祭」、カンボジニアに映画館を作ろうというお話まで様々語ってもらいました。
第5回目は、「発信方法」ということで、映画を観るだけでなく、それを積極的に発信しているひとにどう広めていくかという自分なりの方法などを話してもらいました。
第6回目は、「映画発見」ということで、”シネマレコメンド”の企画を始め、ヒナタカさんのレビュー動画講座や知られていない日本映画をピックアップして紹介する会にしました。
第7回目は、「はじまり」と題して、やり直し、再挑戦、新たな気持ちで初心に戻ってもらおうということで、”シネマレコメンド”の企画や新たなに”映画観ず嫌い王決定戦”という企画を行い深層心理をまで深堀するようなことをしました。

そして、今回は「映画上映」ということで、「もっと自由に楽しい映画上映をしよう!」をコンセプトに、上映に関わる疑問や問題がほんの少しでも解決され、
この場で上映イベント開催に向けて一歩踏み出せる!そんな参加型イベントを開催しました。

また、もう一つテーマとして、挙げたのがこちら。

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「一歩」。こういうゲストを呼んだ登壇って、聞いたときすごいタメになってやる気が出るのですが、いざ家に帰って、そして仕事が始まってしまうともう忙しさのあまり手につかず始めないまま月日が流れてしまうことってよくあることだと思います。それをなくすためには、やっぱり一番心が動いた今この時少しでも動いてしまうことがポイントだと思います。

なので、今回ワークショップの時間も十分取ることにしました。一歩、二歩三歩でも進められるそんなイベントになれたら幸いです。

当日スケジュールについて

13:00-14:30 登壇者によるトーク
14:30-16:00 ワークショップ
16:00-16:30 懇親会

最終的に時間を30分くらい押してしまいました。。。。。上手く時間を回せず、参加者の方にはご迷惑おかけしました。時間管理は注意していたのですが、
次回からはさらに気をつけます。

1.登壇者によるトークショー

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正直登壇者のお話もっと聞きたかったですね。それだけ濃くて面白いお話をしていただきました。

登壇して頂いた「ねぶくろシネマ」薩川さん。「高田世界館」上野さん、「したコメSC」谷村さん。
シネマ・カリヨン」平松さん、「トランシネマ」山内さん。本当にありがとうございます。

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具体的には、6つのテーマに合わせてお話伺いました。きっかけから、上映権のこと、ニーズやお金や組織の具体的なお話まで。

めちゃためになったのですが、また別の機会にページでそれについてはご説明しますね。(結構長くなりそうなので)

2.ワークショップ

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こちらは私の企画です。後半は、聞くだけではない参加者全員が作り出す”ワークショップ”です。

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今回はあまりグループになっても書くスペースがないということもあり、5枚のワークカードを用意してグループ毎に企画を1本シートにまとめるということをしました。
5枚のカードはそれぞれ、①映画、②場所、機材、③企画、④目的、⑤誰に ということを書いてもらいました。

きっと1〜5の中でも、人それぞれこだわりが出てくると思います。

①の映画の部分で、例えば「DVDスルー映画」を上映したいと考えている人がいれば、②の上映場所にこだわりがあって、お風呂の中で、または無人島で上映したいと考える人もいるかと思います。地域活性化の一貫として映画をひとつのコミュニケーションツールとして使いたいと考える人もいれば、良い音響機材で映画を流す特化した映画上映会をしたい人、バーベキューしながら『グリーン・インフェルノ』を観るというバカ企画をしたいとか?様々だと思います。

それらを組み合わせたら、相当な数になります。

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みんなその貴重なアイデアカード持って帰ってないでいたので、全部いただきました笑
見ているだけで相当面白そうですよ。鎌倉の古民家や結婚式場、桜の樹の下での上映、コーヒーをテーマに。ロマンチックが日本に足りないということでロマンチック映画祭を開くというアイデアまで。

3分間で発表までしていただきました。立川市の子ども未来センターの広場でやる『チャップリン』映画やりたいー。
朝活になる「1杯のコーヒーができるまで」という企画や「船の上の映画祭」という婚活系のイベント。町おこしにもなる湯けむり映画祭、これも関わりたいー。シークレット映画祭も面白そうでした。

今回ワークショップのゲストとして、クラウドファンディングサービスを提供しているCAMPFIREさんにも登壇して頂きました!
「そもそもクラウドファンディングとは?」というお話から、映画上映イベントをするための集客宣伝や資金調達の実際のお話いただきました。

発表する前にコメンテイターの方も、お酒を飲みながら本を読めるスペースを渋谷に作った「森の図書室」さんの森さんにもお話しいただきました。森の図書室さんもクラウドファンディングで実現させました。その場でひとつの企画をリアルに出来上がるんじゃないかって思わるコメントも頂き盛り上げて頂きました。

今回、音響にこだわりまして、「音空間」の高橋さんにご協力いただき、会場のBGMをエムズシステムのスピーカーにしてもらいました。
ひとつのスピーカーで部屋全体を包み込む。やはり素晴らしいです

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3.懇親会

急遽、「ものがたり食堂」さんに、
素敵なお菓子を作ってくれました!

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実はですね。以前の回でもちらっとお話してたのですが、毎回公にはしていないのですが、自分の中でイベント毎にテーマ映画を決めています。
今回は『モンスターズ・ユニバーシティ』

お菓子も、何と、マイクの緑に合わせて抹茶ケーキ。そしてサリーの青色も上手く使ってくれてます。しかも、ケーキの中のいくつかは当たりとして、高級チョコが混じっているのです(通常はチェリー)。そんな遊び心ももったお菓子作ってくれて感動です。本当にありがとうございました。

裏テーマについて

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今後「popcorn」など誰もがどこでも映画館が開けるオープンプラットフォームは広がっていくと思います。オンライン上で映画を選んで、上映場所をみつけて、上映会がもっと自由にできるようになるかもしれません。

ただし、オフライン上、実際に会ってじゃないと作れないものってあると思います。それが仲間作りだと思います。
それぞれ皆さん想いを持っています。何か共鳴するものがあれば、みんなで応援して実現させたらいいじゃないですか!?

出会ったことは偶然ではなくて、必然だと思います。きっと、またこれから応援しあえるような関係になれたらいいなと思います。

マイクとサリーがかけがえのないパートナーをモンスターズ・ユニバーシティで作ったように、今回のイベントを通して一人でも多くの人が出会い、そこでのつながりで何かが作り上げられたらこれ以上主催者冥利に尽きることはありません。

自分のように特別な存在でなくとも、今回のように多くの方を巻き込んでイベントを実現することができました。特別でなくとも、できるということの証明ができたと思います。
それができた理由ってとっても簡単なことで、やると決めてそれを周りに宣言して、日付を決めて、周りに協力を求めること、それだけです。

参加者の方の嬉しいコメント

参加者の方からの感想です。ありがとうございます。

「映画上映会のつくりかた」無事終了 | トランシネマWEB
【熱量がもの凄いイベント】勇気を持って一歩踏み出そう!
「映画上映会のつくりかた」参加レポート/まずは1歩踏み出す勇気を | Hayashi No Oto

シネマトリップ様にレポートを書いていただきました!
人と街をつなぐ − 映画上映会のつくり方 トーク&ワークショップレポート!

次回の予定とコミュニティ

今後についてですが、内容は未定です。9月は1回お休みして、12月を目処に予定しています。今回のイベントの振り返り会も是非やりたいですね。

Facebook限定「映画について語ろう会」参加者コミュニティの作っていますが、こちら今までの参加者限定で招待しています。Facebookやられている方でまだ招待されていない方はご連絡ください。

「映画について語ろう会」のLINE@も作っています。ご質問等に利用下さい。イベント告知等だけに通知致します。

twitterリスト

おわりに

いつもイベントの際、ひとつ好きな映画を取り入れるのですが今回は先に述べたように『モンスターズ・ユニバーシティ』でした。

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“夢や希望”は努力すれば、必ず叶うモノ、、、、のでしょうか???

諦めるな!まだ何か方法が絶対にある!(サリー)
諦めなかったら、夢はきっと叶うよね。(マイク)

「夢は必ず叶う」なんて軽々しく言いたくないです。夢を叶えた人よりも叶えることができなかった人のが圧倒的に多いのですから、その人たちの存在を否定することなんて言いたくありません。

マイクはコンプレックスを人一倍持っています。だから勤勉に誰よりも努力します。けれども、結局は「怖がらせ屋」になれないんですよね。どんなに努力したって、叶わない夢もあるということをこの映画では込めていることがすごいと思います。

しかし、マイクのように周りから「できない」と言われることだって、やり方を変えれば実現することができます。「怖がらせ屋」になる道って、一つじゃなくて、たくさんある。そのためにどうしたら良いかなんて、実際にやってみないとわからないもの。

向かっている扉が突如閉ざされることはあります。扉を何度も開けようとするけれども、どうにも自分には開きそうにない。そこでその扉にこだわるか、目的を改めて考えて違う扉に行くかで変わってくると思います。初めの扉で頑張っていれば、案外身近な人がそっと違う扉の存在を教えてくれるものだったりします。そこで新しい扉に気づき、開けてまた違う道に進む。その繰り返しです。そうして、自分が思っていた景色とはまた違った素敵な場所に到達する。

『モンスターズ・ユニバーシティ』の一番好きなところって最後のシーンなんですよね。夢が閉ざされたと思ったとき、新聞の広告にある郵便配達の仕事から、掃除屋、食事配膳など経ていくところ。ストレートな道じゃなくて、回りくどい道。そこがとっても良い。道なんてひとつじゃないし、目指している道以外のことだって大事な道に違いないって。だからその時その時頑張って何かを得れば、きっと最終的に自分が思い描いていた以上の景色が見えるようになるって。

回り道って、その人の個性になる。だから面白い。それぞれのバックボーンがきっと次の仕事に生きてくる。
マイクとサリーは常に”今自分がいる場所”で一生懸命でいたから、輝いていて楽しそうなんだって思います。

上映会の企画の実現は、きっと実現するには困難なことがたくさんあると思います。今回登壇していただいたゲストの方もたくさんの困難にぶつかって達成してきたのだと思います。
その過程をも楽しんで、助け合いながら実現できたらと思います。

今回の「上映会のつくりかた」という企画は実は1年半以上前からやりたいと思っていて実現できない企画でした。でも、やると決めて周りを巻き込んでそして、日にちを決めることによって、
実現することができました。ずっと想いを持ち続けて、手段を変えていけば実現はできる!

今回出会ったひとたちと、互いに応援しながらまた新たな扉を開けたら素敵だなと思います。

参加者の皆様改めてありがとうございました。

読んで頂いて、ありがとうございます。