#233 オデッセイ/問題はなかなか山積みだぜ!

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オデッセイ /満足度★★★★★(5)THE MARTIAN/ジャンル:SFサバイバル(コメディ/ヒューマンドラマ)/144分/監督:リドリー・スコット/製作:2015年/アメリカ/配給:20世紀フォックス映画/製作費:1億800万ドル

 

火星で一人暮らし始めました。

▼Love Train [Original 12″ Version] – The O’Jays (1972)
https://youtu.be/iTp0AlTuPNA

ストーリー説明
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火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。

引用:シネマトゥデイより

劇場鑑賞
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立川シネマシティ。

ちなみに時間が合わなかったので3Dで観ましたが、この映画は2Dで十分だと思います。『ゼロ・グラビティ』のように3Dで観るべき価値のある映画ではなくて、『オデッセイ』はそのドラマ性に期待して観る映画です。よって、ハラハラドキドキを期待してみるSF映画ではないのでご注意を。

○感想
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『オデッセイ』

火星でひとりの男が取り残され必死に生き延びようとする話。

これだけ聞くと結構シリアスなSF大作な感じがしませんか?それこそ、『アポロ13』のように。最近だと『ゼロ・グラビティ』『インターステラー』のように。

しかし!!この『オデッセイ』、原題「THE MARTIAN」(火星の人)とあるように、火星という生きる環境の中では極限状態の場所に取り残された男が”力強く”生きる最高にポジティブな映画なのです!

ん?分からないという方に、映画の中で流れる愉快な曲をご紹介します。
まずはこちら。

▼Donna Summer- Hot Stuff

ホットスター!!これ劇中で流れたとき、とっても明るい気持ちになると同時に吹き出します。この曲を聴いただけでシリアスな映画ではないことがわかりますよね。

『宇宙兄弟』とコラボしていたのをみましたが、『宇宙兄弟』好きな人この映画良いですよ!感動的なものをあまり期待できないですが、ムッタ的なコメディな展開、ポジティブな考え方、分析思考など非常にためになると同時に元気が出ます。
(参照:映画『オデッセイ』公開記念プレゼント★白紙から男前ムッタが描かれるまでの動画、公開! | 小山宙哉 公式サイト

「火星でひとり鉄腕DASH」や「火星でひとりいきなり黄金伝説」と称している方もいますが、まさにそんな感覚で観られます。
(参照:映画『オデッセイ』を見て「TOKIO」を思い浮かべる人が多数発生wwww「火星DASH村」「火星にTOKIOを送りたい」「宣伝にTOKIO起用しろ」 : オレ的ゲーム速報@刃

自給自足する映画なのですが、私はこれをこれから一人暮らしを始めるひとやこれから独立(フリー)や起業するひとに送りたい!ひとりの力で生きるということは言うまでもなく過酷で、誰ともコミュニケーションできないということがどれだけ辛いものか。そして、いうまでもなく今過酷な状況でひとりで必死に頑張っているひとに送りたいです。

初めてのひとり暮らし

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原作ではもっと詳細に描かれているそうですが、主人公・ワトニーは農家(植物学者)でありメカニックであり長距離トラックの運転手であり(宇宙海賊でも)あります。(参照:The Martian(オデッセイ)見てきた – はてな匿名ダイアリー

生きのびるために、どれだけ食料が必要であるかを計算します。足りない分は自給自足を考え畑を耕します。畑に肥料(ある大事なもの笑)を入れます。最適な湿度を保つために水を生成します。その水をどうやって生み出すか、これ科学的ですよね。とても面白い。(あの、ふっとび笑いますよね?wwww)
それから、移動手段の電気がどうとか交信の手段とか、計算したり工作したりします。(原作ではその「科学の力で生き延びる」知恵と工夫がより詳細に描かれているとのことです)

どんな状況でもいかに快適に暮らすか考えること。これはひとり暮らしを始めるときに始めることといわば同じことです(ひとり暮らしじゃなくてもいいのですが)。料理を作ることも同じ。計算と工夫が必要です。お金があって、それを使える場所があって、ものがあれば別ですが、そうでない限られた生活をするためにはそれなりの工夫が必要なのです。

だからこそ、自分で作ったものが出来上がったときの感動も倍増なのです。生命誕生のときの感動もしかりです。

大事なのはユーモア

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月の基地に3年間居続ける『月に囚われた男』という映画。唯一の話し相手は人工知能ロボット・ガーティ一。
無人島に漂流し、家族からも世間からも死んだと思われサバイバル生活を送る『キャスト・アウェイ』。唯一の話し相手はバレーボールのウィルソン。

火星に取り残された主人公・ワトニーも、仲間から世間から死んだと思われます。誰ともコミュニケーションできない彼が取った行動は、ビデオカメラに記録として残すために語りかけるということです。これが非常に面白いジョークも交えた話をするのです。あまりジョークを言わない、ひとりで話すこともそんなにないと思われる日本人にはできなそうですが、見習うべきことだと思います。

(孤独な部分の描写は少なめです。だからこそ時折見せる悲しげな表情や行動が心に残るのですが、この辺のメンタル面でのひとの弱さを観たいなら『キャスト・アウェイ』を超絶オススメします。)

どんな状況にいても、”ユーモア”を忘れないこと!彼にそんな人間として大事な余裕を持つことと明るさを学びました。

そして、彼が初めてひととコミュニケーションができたときのあの”喜び”。どういう風に交信したのかは観てのお楽しみということで、あの喜びの仕方是非見てください!良かった!って笑えるシーンってなかなかないですよね。。すごい好きです。

ひとりじゃないこと

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そして、ひとりでいるからこそすさまじく大きく感じる人の大切さ。主人公が必死に生きようとしている姿を見て誰もが応援したくなります。全世界のひとが彼の帰りを待ち望みます。人、ひとりの命がどれだけ尊いものであるか実感できる映画だと思います。

▼David Bowie – Starman


(今は亡きデヴィッド・ボウイの名曲)

誰かのために、多くのものを犠牲にするその覚悟。答えなんかそれを基準にしたらすぐ出るんですよね。即答するチームの絆の強さに感動しました。それはワトニー自身も仲間のことを思いやる気持ちを忘れていなかったからに他ならないからです。

ひと、ひとりのためにこんな莫大なお金かけるんじゃねー!クソ野郎と思っているひともいるかもしれませんが、それでもあの状況で助からなければいいと思わないひとはいないのはわかる気がします。あそこには必死に生きることで救われるというある種のすべてのひとへの”希望”が詰まっているからだと思うからです。

(野暮ですが、NASAのある裏の一面も描かれています。そこが描かれているのですべてが前向きというわけではなくて、そこも良いです)

ひとつずつ解決していくだけ

問題を解決するには、目の前にある問題を一つずつ片付けていくしかない

困難なこと、予期せぬことがあっても、目の前にあることを一つ一つ丁寧に解決するだけ。それだけでちょっとずつ事態は良くなっていく。実はワトニーの過去のことや家族やバックグラウンドのことはあまり言及されませんが、それを知らなくとも彼のポジティブな生き方、生命力、ユーモアさによって好きになっていきます。だから、周りがいろいろと助けてくれます。過去を知って助けてくれるひともいれば、そのときの彼の”行動”を見て共感して応援してくれ、いろいろなことが不思議と解決されることもあります。

必死に生きることは”かっこ悪い”ことではない。そんな風に思える誰でもオススメできる元気が出る映画です!

この映画観て本当に再認識しましたが、人類史上”音楽”って偉大な発明ですよね。音楽あれば生きて行けます。明るく生きて行けます。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『キングスマン』もそうですが、往年の名曲を多用する映画好きです。

『エイリアン』『グラディエーター』のリドリー・スコット監督。第88回アカデミー賞に作品賞はじめ7部門ノミネートされています。どれだけ受賞されるか楽しみです。

あ、この映画を観てジャガイモを買い、

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「じゃがいも」の写真を1億で売った男が、やり手すぎる件w – NAVER まとめ

肉じゃがを作りました。

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そして、家の観葉植物の新たなる生命の誕生を祝しました。

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読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

○予告

公式サイト

○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト

『オデッセイ』火星でもスーパーポジティブ!(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー) カゲヒナタのレビュー
『オデッセイ』感想、映画史上最もじゃがいもな映画〜使用楽曲まとめと共に〜 – Cinema A La Carte
映画「オデッセイ」感想 評価 レビュー – モンキー的映画のススメ
オデッセイ(2015年)|勝手に映画紹介!?
こねたみっくす:『オデッセイ』 – livedoor Blog(ブログ)
『オデッセイ』 ユーモアとポジティブさと理系男子 | レザボアCATs
映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 : オデッセイ
映画『オデッセイ』原作「火星の人」 試し読みキャンペーン!

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