#220 君が生きた証/前に進むために受け入れなくてはならないこと

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君が生きた証 /満足度★★★★☆(4.5)RUDDERLESS/ジャンル:ヒューマン(音楽)/105分/監督:ウィリアム・H・メイシー/製作:2014年,日本公開:2015年/アメリカ/配給:ファントム・フィルム

 

悲しみから逃れるために歌うんじゃない。

▼後で読む。

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ストーリー説明
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銃乱射事件で息子がこの世を去りすさんだ生活を送るサム(ビリー・クラダップ)は、別れた妻から息子が遺(のこ)した自作曲のデモCDを渡される。その曲を聴き息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、遺品のギターを手に息子の曲を場末のライブバーで演奏する。その演奏に魅了された青年のクエンティン(アントン・イェルチン)はサムを説得し、年の離れた2人でバンドを結成するが……。

引用:シネマトゥデイより

○感想
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これは、、、、、間違いなく名作です。
映画館で観たかった!!

タイミング合わず見れなかったのですが、これは映画館で観たらかなり感動したと思います。それほど、音楽も素晴らしいだけでなく、内容が良いのです。何というか、染み渡る良さだと思います。

話自体は、単純ですが深い。というか重い。重いけど、映画は重くないような”ある演出”がされています。

広告マンでいわゆる”デキる”ビジネスマンのお父さん。あるとき、彼の息子が学校内で起きた銃乱射事件で息子を失います。それから、お父さんは堕落した人生を歩みます。息子の存在を無かったものとして暮らしていた日々でしたが、息子が遺した音楽をみつけ、自身で演奏することになります。それをたまたま聞いていた心打たれたミュージシャン志望の青年と出会い、そこからバンドとして演奏するようになる。

そんなお話。

いわゆる”感動系(爽やかに泣けるような)”の映画なのかなぁと思って観てたのですが、そんな単純なものではない。最後の最後の父親が息子に送る音楽が何とも言い難いものになっています。私は、映画を観終わった後、もう一度最初から観てしまいました。じわじわと感動する映画だと思います。

悲しみから逃れるために歌うのではなく、
その事実から、目の前にある事実を受け止めるために歌う

そんなサム(父親)の歌声に、悲しみだけではなく、次の”舵”取りを行おうとする”希望”も見えた気がしました。

とにかく脚本が素晴らしい映画ですが、演出も素晴らしい。
いろいろな音が重なってひとつの音楽になってくるところとかは、『はじまりのうた』でもあった素晴らしいシーンですし、演奏中にカメラが回って日常と演奏シーンが交互に見せるところとかも素晴らしいです。観てて嬉しくなります。

早稲田松竹のこのラインナップは素晴らしい。
2015/8/22~8/28上映作品 | 『はじまりのうた』/『君が生きた証』 | 早稲田松竹

あ、どうでもいいですが、ギターガンガンに鳴らしながら、船で突進するこれ好きでした!笑

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読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

画像:(C) 2014 Rudderless Productions LLC. All Rights Reserved.

○予告

公式サイト

○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
君が生きた証/いなくなってしまった君と、分かり合うことは出来るだろうか? | 映画感想 * FRAGILE
キネマ・アイランド | 誰がために歌う。『君が生きた証』感想。
『君が生きた証』 – うろおぼえ日常