#213 チャッピー/おれはヒップホップ育ちのAIロボット

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チャッピー /満足度★★★★☆(4.5)Chappie/ジャンル:SFアクション(HIPHOP,ギャング、ロボ)/120分/監督:ニール・ブロムカンプ/2015年/メキシコ、アメリカ/配給:ソニー・ピクチャーズ/製作費:4900万ドル

 

悪そうな奴は大体友だち!

▼Die Antwoord – Enter The Ninja (Clean, No Intro)

▼後で読む。

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ストーリー説明
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(C) Chappie – Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

2016年、南アフリカ。ディオン(デヴ・パテル)は、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、バッテリー残量が5日分しかなく……。

参照:映画『チャッピー』 – シネマトゥデイ

○感想
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(C) Chappie – Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

子どものようにおびえて、牛乳をこぼしたり、お人形で遊んだり、絵を描いたり、テレビアニメヒーローの真似をしてしまう人口知能ロボット「チャッピー」‘|■≡■|′
人間のように成長するのだから、善悪を教える必要もあります。そもそもは、このロボットは町の治安を守る警察ロボットとして作られました。しかし、ロボットの設計者デオンは一歩上の創造を実現したかったんですね。人工知能を持つロボットを生み出そうと研究してできたのがチャッピーです。

この辺の研究とかはベイマックスと重なりますし、あの可愛さはベイマックスにも同じものを感じます。
でも!!!チャッピーは3人のギャング(暴力団)のもとで育てられます。だからめちゃくちゃ汚い言葉で、そしてやることもギャング化します。
以下のように。

▼CHAPPIE Movie Clip – “Real Gangster”(Sony Pictures Entertainment)

ここからは単なるSFでもなく、HIPHOP×SFアクションとして最高に楽しめます!チャッピーを生み出した天才設計者と同じ会社に勤めるそれを妬むヴィンセント·ムーア(ヒュー・ジャックマン)の分かりやすい八つ当たりが始まります。完全に”悪”なので単純にやつを倒したいと感情移入できバトルシーンもとっても楽しめます。(ヒュージャックマンは、「リアル・スティール」でもロボットを操りましたよね。。。)

そして、それをHIP HOPの激しいサウンドとハンスジマーの音楽でパワフルに映画を盛り上げます。考えなくとも楽しめます。戦闘シーン熱すぎます!(そういう意味でIMAXで観て良かったです。)

でも、考えることもできる映画です。
人工知能が人間のように学習するのですから、”善悪”をどう意識して行動するかがキーとなると思います。悪の行動をしてしまう過程、変遷、理由付けが人間のそれと重なり、善悪というのはどう作られていくかなんとなくわかり、なるほどなと思います。誰もがもともと”善”があります。”悪”へとつきうごされるその理由たるものがあるのです。生きたい、大切なひととともにあること。それを追求するあたりがぐっときました。ギャングが完全に悪でもないのです。見る対象によって。あ、ムーア(ヒュー・ジャックマン)は完全の悪ですよ。

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(C) Chappie – Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

精神と肉体。外見の見え方はどうでもよくて、大切なのは”こころ”なのか?哲学的な問題に思わず考えさせられます。
ラストは「まじかよ」と突っ込みたくなるところですが、これはこれで。

日本では、暴力描写の編集問題(日本版は監督の許可なく編集されたとか?)でいろいろ騒がれています。確かにこの映画で、暴力というのは大事な要素としてあると思います。それはチャッピーが初めて外に出た時にちゃんと表現されています。ここは決して編集などされていないので、少しグロいのが削られてもいいのかなと思います。自分は十分楽しめました。

色づかいも素敵で人型ロボがこんなナイスなポーズ取る映画はないのではというほどイカします。4人が並ぶとことかカッコよすぎます。
ギャングのチャッピーのママとして呼ばれるヨランディも素敵。ニンジャこと、「パパ」も最高です。あのラストのシーンはカッコいい。(ズボンに注目です。注目しなくとも目がいってしまいますが、、、、、)

ちなみにこの二人は本物のラッパーで、名前も役柄と同じニンジャ、ヨーランドとのことです。
映画『チャッピー』に本人役で出演!Die Antwoord ダイ・アントワードに注目せよ!!! – NAVER まとめ

小道具の色づかいも素敵です。原宿系リスペクトですかね。手裏剣とかね。ジャパニーズへの愛も感じられます。

第9地区」の監督ですから、ハートフルロボット映画ではありません。ファミリー向けではありませんが、ロボット映画好きの友だちと観るのに最適な映画だと思いました。

読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

○予告

公式サイト

○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
ボクは生きる 映画『チャッピー』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
町山智浩 ニール・ブロムカンプ作品『チャッピー』を語る

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