
シンデレラ /満足度★★★★☆(4.5)Cinderella/ジャンル:ディズニー実写版/105分/監督:ケネス・ブラナー/公開:2015年/アメリカ/配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン/製作費:9500万ドル
映画を観終わった後「面白かった!」と目を輝かせていた少女が全てを物語っている気がする
▼日本版エンドソング「夢はひそかに (Duet version)」
https://youtu.be/-ofg6rx2Zsw
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ストーリー説明

貿易商を営む父親が再婚し、継母とその連れ子である姉妹ドリゼラとアナスタシアと暮らすことになったエラ(リリー・ジェームズ)。だが、父親が不慮の事故で命を落とし、それを機に継母と義理の姉妹からつらく当たられ、召使いのように扱われる毎日を送る。勇気と優しさが魔法の力になるという亡き母の教えを胸にひどい仕打ちに耐えてきたエラだったが、ついにこらえきれずに家を飛び出してしまう。森へと馬を走らせた彼女は、城で働いているという青年キット(リチャード・マッデン)と出会い、心惹(ひ)かれるが……。
引用:シネマトゥデイより
○感想

吹替版で観ました。
エラ/シンデレラは高畑充希さん。
キット王子は城田優さん(気づかなった)
高畑充希さんって、コブクロの小渕さんプロデュース「大切なもの」でデビューした「みつき」さんだったんですね!!びっくり。吹替は初め違和感ありましたが、さすが歌が上手くてエンドロールで「夢はひそかに (Duet version)」が流れたときとても良かったです。
エラ/シンデレラ役のリリー・ジェームズさんも素敵です。素朴な美しさでもあるのかもしれませんが、だからこそ素敵な衣装にも目が惹かれます。誰にでも綺麗な衣装があれば美しさが何倍にもなるって思わせるのは素敵じゃないですか!

短編アニメーション映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』も良かったです。これは吹替はさすがです。ストーリーの展開や曲調とか「生まれてはじめて」とかに近いかな?なんか、昨年の感動が戻ったみたいに始まったとき少し感動しました。小さい雪だるま可愛いです。

「シンデレラ」の内容自体ですが、ストーリー自体を改編せず、ありのままのシンデレラをそのままに見せるというのはありだなぁって思いました。だって、ストーリーは結末を含め知っているので、変に穿った見方などせず、安心して観れるから。その分ストーリーの部分ではなくて、映像や音楽を楽しめます。つまり、先入観なく、素直に楽しめるということが良いのです。純粋に感動できるんです。そこが素晴らしいなぁって観てて思いました。
映画「シンデレラ」の良さは、少女にしか分からない?いやいや、男性でも分かります。直球なので、ストンと腑に落ちます。これを逆に変に脚色したり、現代風にアレンジ?したりすると、誰にも響かない映画になってしまうかもしれません。
昨年の「アナと雪の女王」に関しては、映像や音楽は素晴らしかったのですが、ストーリー上は自分ははまりませんでした。というのも「真実の愛」とはこれだ!的なアプローチが自分的にどうも引っかかってしまったから。純粋にそこを認められない思いがあり、穿った観方をしてしまいました。。。だけれども、「シンデレラ」のこのストーリーも、伝えたいメッセージ「勇気と優しさ」 も、それに至るストーリーもストレートに表現されていて素直に受け止められます。
「シンデレラ」の良さ、面白さ、感動が失われることなく、丁寧に描かれ、より魅力的な物語にするべく、この映画があるので、とってもとっても感動しました。

そもそも「シンデレラ」って話は有名ですが、ちゃんといちから集中して観たり、読んだりすることがありませんでした。ママ母たちにいじめられてるところから始まるイメージでしたし。この映画では両親に愛され暮らしていたところからちゃんと描いているのでシンデレラの目線で感情移入してみれます。そういったところがあるので、新たな発見もあり楽しかったのかもしれません。今年観た「イントゥザウッズ」の皮肉たっぷりのシンデレラも良いですが、やっぱりディズニーが描く夢のあるシンデレラは最高だなぁと感じました。
正直な話、この映画をDVDなどで自宅で観てしまったら、その魅力が半減してしまうのではないかと思いました。もしご興味ある方は是非劇場へ足を運んでみてください。おそらく、今お持ちのシンデレラのイメージで、情報もそのままで大丈夫です。期待もしないでも大丈夫。裏切られることはないと思います。素直に映画を映画館で見ることの素晴らしさを感じられると思います。
私は2度思わずうるっときて涙しました。
ひとつは、フェアリー・ゴッドマザーが登場し、魔法をかけるシーン。最高に感情が高まりましたよ。綺麗にしてくれてありがとうと。ガラスの靴が生まれる瞬間。そしてそこから舞踏会のシーンへ。最高です。
ネズミが白馬に、トカゲが従者、ガチョウが御者。それへの変身と魔法が解けるシーンもまた今の映像技術で魅せる映画の魅力があります。
勇気と優しさ。
勇気とは、自分だけでなく、他のひとも信じ続けること。
優しさとは、他を認め、思いやること。
不幸な人生を歩んできた継母には足りなかったもの。
きっと、この2つがあれば、そのひとの元へほんのちょっとの”魔法”が起こるのかもしれません。
読んで頂いて、ありがとうございます。
●参照
○予告
『シンデレラ』予告編
https://youtu.be/-ofg6rx2Zsw
『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』予告編
https://youtu.be/LbqXy50wIhk
○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
◆利益と愛 実写映画版『シンデレラ(2015)』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
◆ノラネコの呑んで観るシネマ シンデレラ・・・・・評価額1750円
◆実写版『シンデレラ』感想、完璧。「強さ」と「勇気」と「希望」、ベストスタンダードこそが至高と思える映画 – A La Carte
◆映画「シンデレラ」の世界観がめっちゃカワイイ – NAVER まとめ
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