#190 トラッシュ! この街が輝く日まで/少年たちが手にしたもの。

NewImage.png
NewImage

トラッシュ! この街が輝く日まで /満足度★★★★☆(4.5)TRASH/ジャンル:サスペンス・アドベンチャー(社会派、人間ドラマ)/114分/監督:スティーヴン・ダルドリー/製作:2014年,日本公開:2015年/イギリス,ブラジル

 

3人の少年の冒険劇かつ闘いを描いたちょっぴり社会風刺もある素晴らしい映画!

▼後で読む。

▼スポンサーリンク

ストーリー説明
NewImage

ブラジル・リオデジャネイロ郊外でゴミ拾いをして暮らす3人の少年は、ある日ゴミ山で一つの財布を見つける。その財布には世界を揺るがすとんでもない秘密が隠されていたことから、警察も総力を挙げて捜索に乗り出す。少年たちは「正しいことをしたい」と財布に隠された謎を解明すべく、警察のしつこい追跡をかわし命懸けで真実を追い求めていくが……。

引用:シネマトゥデイより

○感想
NewImage

昨年、2014年サッカーワールドカップの開催地ブラジル。
そして2016年夏季オリンピックの開催地がブラジルのリオデジャネイロ。

華やかな世界的なイベントが開催される都市ということで、経済的にも発展されているかと思いきや、、、、目を瞑りたくなるような光景がそこにあります。

アンディ・ムリガンの原作『トラッシュ』を映画化したもの。原作では舞台は架空都市だったが、本作ではそれをブラジルのリオデジャネイロに設定したうえ、言語もポルトガル語を使用することに。そのため、スティーヴン・ダルドリー監督は、暴力貧困に浸食されたリオデジャネイロのスラム街に住む子供たちの日常を描き、全世界で称賛を浴びた『シティ・オブ・ゴッド』(02年)のフェルナンド・メイレレスを製作総指揮に迎えて地元ブラジルのリアリティを本作に持ち込んだらしい。
◆引用:映画評論 トラッシュ! この街が輝く日まで

本作はそんなブラジル内で、ゴミ山に暮らす貧しい3人の少年が主人公。その内の一人がゴミ山からある”重要な”財布を拾ったことからストーリーが始まります。

その財布の中には、お金だけでなく、意味ありげな、ポケットカレンダーや、少女の写真、アニマル・ロトカード、コインロッカーの鍵が入ってます。かつ、その財布を警察が必死に懸賞つきで探しています。これは何かあります。少年たちは警察を信じていないので、それを渡さず、自ら謎を解くべく行動に移します。少年たちを怪しんだ警察が追いかけます。

そうです!この映画、一見社会派映画と思いきや、ドキドキハラハラのアクションアドベンチャーであり、謎解きありのミステリー要素もあるエンターテイメント映画でもあるんです。

うるっと思わずしてしまう場面もあったり、少年たちの感情の機微をちゃんと描いてもあります。そして、見終わった後の爽快感!映画観たなぁという気持ちにさせます。

監督は「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリー、脚本は「ラブ・アクチュアリー」「アバウト・タイム」のリチャード・カーティス。この2人がタッグを組んでいるだけあって、終始飽きず楽しめます。ビデオカメラの動画を物語の合間に挟む演出も素晴らしい。伏線も効いてます。

また、この3人の少年たちは、オーディションで選び出された無名の少年たちを起用しているとのこと。軽やかなチームワークによる逃走とずる賢い知恵、それでいて信仰深く純粋なあの眼。3人がとっても素敵です。

NewImage
NewImage
NewImage

(個人的にそこまで活躍はしていないけど、「ドラゴン・タトゥーの女」「her」などのルーニー・マーラも好きですが。。。)

原題は“Trash”(ゴミ)だけですが、邦題は「トラッシュ! この街が輝く日まで」と、”この街が輝く日まで”がついています。宣伝するためにタイトルを足すのは致し難いことだと思うのでその議論はさておき、少年たちは、結果的に社会的な大きな影響を与えたわけですが、こうなることを想定して動いていたわけではないと思います。その根底にある動機は、このゴミの中で暮らしている現実から”何か変えたい””変革”を起こしたいという気持ちだけだと思います。

NewImage

作戦通りに全然上手くいかないあのシーンも好き。
神父さんに絵で伝えるあのシーンも好き。
そして、爽快感あるラスト。

予告は感動映画ぽさを前面に出していますが、観てみるとそこまで感動的な映画にしていないのが良いんです。音楽も感動的なやつではなく、ヒップホップ多めでスラム感出てます。ちょっぴり風刺もスパイスで。

今年初映画館。とっても素晴らしい映画を観ました。分かりやすいエンターテイメントとして観れる映画なので皆様におすすめ。

映画.com」さんのサイトにて関連映画として挙げられていますが、「スラムドッグ$ミリオネア」、「スタンドバイミー」「E.T.」「遠い空の向こうに」が好きなひとにもおすすめです。

読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

○予告

公式サイト
twitter
Facebook

○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
「トラッシュ!この街が輝く日まで」 少年が目指す新「宝島」 – 沢木耕太郎 銀の街から – 朝日新聞デジタル&M
映画ナビ最新ニュース : 映画『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』アカデミー賞候補となった映画との共通点とは?
トラッシュ! この街が輝く日まで 特集: アカデミー賞常連S・ダルドリー監督が“良作ヒットメーカー”と出会ったとき──映画ファンの2015年に“希望”を与える作品が生まれた! – 映画.com
佐藤秀の徒然幻視録:トラッシュ! この街が輝く日まで
トラッシュ!-この街が輝く日まで- (2014)【映画】 | コタノト!
映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 : トラッシュ! この街が輝く日まで

●もし宜しければ、記事を読んだ感想を右下”コミュニティ”と書かれているアイコンからお願い致します。(PCで見たときのみ現れます)

●採点基準についてはこちら→映画感想(レビュー)の作法/映画ブログをやっていてよかったなー、という瞬間

●宜しければFeedlyの登録もお願い致します。(週2〜3回更新しています。)
follow us in feedly

▼スポンサーリンク