#180 ワン チャンス/何事も一歩ずつ

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ワン チャンス  /満足度★★★★★(5)One Chance/ジャンル:ヒューマン(サクセスストーリー、実話)/104分/監督:デヴィッド・フランケル/2013年/イギリス

 

周りの人が自信を与えてくれている

▼後で読む。

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ストーリー説明
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子どもの頃から典型的ないじめられっ子のポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)は、引っ込み思案で今ひとつな容姿のケータイ販売員。何をやってもうまくいかない彼の誰にも言えない夢は、オペラ歌手になることだった。挫折の繰り返しに自信をなくしつつも周囲の励ましに支えられながら、最後の挑戦としてオーディション番組に挑む。

引用:シネマトゥデイより

○感想
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イギリスの人気オーディション番組の優勝をきっかけに、一夜にして携帯電話の販売員から世界的オペラ歌手となったポール・ポッツの半生の映画化です。

監督は、『プラダを着た悪魔』などのデヴィッド・フランケルということで、さえないひとが周りに支えながらも成功していくという物語。分かりやすいんですけど、とってもとっても感動してしまいました。

正直公開時ちょうど世間では「アナと雪の女王」が公開していて、同じ音楽がメインでもあるのでこちらの方は影が薄いような気がしてました。オペラが自分の中であまりそそられなくて、オペラの映画ということで劇場では観ませんでしたが、観ておけばよかったと後悔。

実は、そんなにオペラを歌うシーンが出てくるというわけではないです。やはりそこは、デヴィッド・フランケル監督。主人公の葛藤とそれを支える様々な人の想いがつまった素晴らしい映画になってました。ということで、オペラがとても好きな人でそれを期待して観ると期待はずれ感は残るかもしれません。

ちなみに映画ではオペラシーンは、ポール本人の吹き替えになってます。
使われている楽曲は以下です。

誰も寝てはならぬ(オペラ『トゥーランドット』より)
ネッラ・ファンタジア
衣裳をつけろ(オペラ『道化師』より)
星は光りぬ(オペラ『トスカ』より)
君を愛す(Ich liebe Dich)
清きアイーダ(英語版)(オペラ『アイーダ』より)
冷たい手を(オペラ『ラ・ボエーム』より)
さよなら大地(オペラ『アイーダ』より)
愛らしい乙女よ(オペラ『ラ・ボエーム』より)
タイム・トゥ・セイ・グッバイ(歌:イル・ディーヴォ)
アリヴェデルチ・ローマ(英語版)(歌:ヴィットリオ・グリゴーロ(英語版))
オ・ソレ・ミオ(歌:マリオ・ランツァ
wikipediaより

名曲視聴→映画『ワンチャンス』公式サイト

▼実際のポールに関しての動画

ポール・ポッツの人生は全く知らなかったのですが、終始自分と重ね合わせて観てしまいました。ポール・ポッツのあの自信のなさと、数々のチャンスをものにできないさとか、自分のことのように思ってしまいました。発表のときとか、失敗するなよーってずっとドキドキしながら観てました。

パヴァロッティという超有名なイタリアのオペラ歌手の前でオペラを披露する場面。その憧れていたひとから言われる言葉。これほどまで自分の夢に対して挫ける理由はないと思います。そして、そういった挫折か度々起こればそりゃあ、怖くなります。

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アレクサンドラ・ローチ演じるポールの奥さんのジュルズ。彼女がいたからこそです。決して美人というわけではないんですけど、とっても素敵な女性なんです。なんというか強くて可愛い。

誰よりも、自分の才能を認めてくれるひとが近くにひとりでもいるということ。それが何よりも大事なんだと思います。有名な偉い人に認められなくてもね、自分をちゃんと見てくれる、そのひとを喜ばせることができることが、大きな1歩なんだと思います。ポールのお母さんもずっとポールの才能を認め、サポートしてきました。父親も父親なりに、若い時挫折をしてきたのでしょう。過去の栄光の話しかしないことからも分かります。どこかで自分と同じ苦しい目にあってほしくないという思いや、それを観たくない気持ちもあったのだと思います。幸せは夢を諦めないことだけでもないという道も教えていたのかもしれません(ラストの息子に言うセリフがとっても良いです。父親として息子が自分を超えるのが一番幸せかもしれませんね)。

前にテレビで、売れないお笑い芸人がいて、その奥さんはその夫のお笑いが大好きで、いっつも大笑いしているの思いだしました。その夫婦がとっても素敵だったんですよね。特に奥さんなんですが。

ポールも、自分の周りにいるひとが認めてもらえているその事実があったからこそ、大舞台で成功することにつながったのだと思います。奥さんが送ったあの携帯メールが最高でした!!!!!!その通り!!!って言いたくなりました。

そこからのオペラは私はもう号泣でした。もう良かったと、自分のことのように嬉しかったです。それまでの彼の苦労を知っていたからこそですね。

「何事も一歩ずつよ」

この奥さんがポールに幾度も言うセリフが印象的です。チャンスって、急に降りかかってくるものではないと思います。どこかに落ちているものではないです。自分からチャンスは生み出すものだと思います。応募して、失敗して、応募して、失敗しての連続かもしれません。でも誰かしら、その1歩を見ているんだと思います。その1歩を見ているひとが、応援してくれて、また1歩踏み出す糧となるのかと思います。

ポールの成功を心から願っているひとがいる限り、チャンスはひとつではなかったのかもしれません。

読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

○予告

公式サイト

○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト

チャンスよりも大切なこと 映画「ワンチャンス」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
【 ワン チャンス 】何ごとも一歩ずつ – 映画@見取り八段
  マサじいの えんため日記: ワン チャンス 【映画感想:すでに分かりきったラスト?それでも面白いんですねェ~】
ワンチャンス|映画批評なら映画ジャッジ!
「ワン チャンス」 信頼が自信を支える: はらやんの映画徒然草

最近、ミスチルの「足音 〜 Be Strong」を良く聞いて、その歌詞と映画が重なる気がしました。

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