
メイジーの瞳 /満足度★★★★(4)WHAT MAISIE KNEW/ジャンル:ヒューマン/99分/監督:スコット・マクギーデヴィッド・シーゲル/2012年/アメリカ
メイジーがとにかく可愛い。

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ストーリー説明

母スザンナ(ジュリアン・ムーア)と父ビール(スティーヴ・クーガン)が離婚し、共同親権を持つ両親の家を行き来することになった6歳の少女メイジー(オナタ・アプリール)。ロックスターであるスザンナは、再婚相手の青年リンカーン(アレクサンダー・スカルスガルド)に子育てを押し付けていた。メイジーは優しいリンカーンと心を通わせ始めるが、スザンナはそんな状況にいらついてしまい……。
引用:シネマトゥデイより
○感想
※画像は公式サイトより抜粋させて頂きました。

親に腹立ちます。メイジーが可愛すぎるから、余計感じると思います。
両親が離婚したけど、親権を両方が持っているため、子どもがたらい回しに暮らすという話。
自分たちの仕事、夢のために、子どもが振り回されます。2人の両親は、口では毎回のようにメイジーのことを愛しているよと言っていますが、行動がそれに伴っていません。要は都合が良いのです。
そこに、お互いの新たな伴侶にメイジーの世話をさせるようになって。。
でも、その2人は良いひとなので、メイジーは2人のことも好きになっていって。。
虐待はしませんが、ネグレクトに近いと思います。でも、メイジーは誰のことも嫌いになりません。むしろ、不器用で苦しんでいる”オトナ”の近くに寄り添って、一緒に悲しんでくれます。
母親が、メイジーに向かって「何を考えているの?」と聞くシーンがあります。
メイジーは一言、「nothing」と答えます。
口ではそう言っても、やっぱりメイジーの瞳を観れば、いろいろなことを考えているのが分かります。
嫌なこともあると思います。でも、きっと良いところもあるから、それでも一緒にいたいって思うのでしょう。
崩壊した家族の話として「クレイマー、クレイマー」と比較されるかもしれませんが、正直こちらはそれより温かみのある映画ではないと思います。
正直、今後のことを考えると、不安でしょうがないラストです。
でも以下の感想記事を見て、それでも上手くいけばいいなって思いました。
メイジーはこのままマーゴとリンカーンの娘になってしまいそうな気配で終わるが、そうではないだろう。メイジーは4人とも愛しているのだから。長所も欠点も含めて。
引用:佐藤秀の徒然幻視録:メイジーの瞳~新解釈・この親にしてこの子

街やビーチのシーンが美しく温かい映画です。街で打たれる演技のあれ良いですよね。かわいらしい。
色使いとか、メイジーの衣装がとっても可愛い映画でした。

「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイルちゃんのあのシーンと似たシーンがあってグッときました。
▼#014 リトル・ミス・サンシャイン
読んで頂いて、ありがとうございます。
●参照
○予告
◯公式サイト
→色がカラフルで好きな雰囲気です。
○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
◆子どもだって考えている 映画「メイジーの瞳」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
◆「メイジーの瞳」見たよ – 子持ちししゃもといっしょ
◆佐藤秀の徒然幻視録:メイジーの瞳~新解釈・この親にしてこの子
◆『メイジーの瞳』(映画)(2013)ー正解のないファミリーアイデンティティ、可愛いメイジーの面倒を見るのは誰? : マンガデシネ
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