LEGO® ムービー 満足度★★★★☆(4.5)The Lego Movie/ジャンル:アニメ(CG)/100分/監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー/2014年/アメリカ、オーストラリア、デンマーク
特徴がなくて何が悪いのだ!全てがサイコーなのじゃ!
○簡単(&雑な)ストーリー説明

主人公のエメットは、全てがレゴブロックで出来た街に住む”普通”の建設作業員です。
毎朝決まった時間に起き、決まった時間に仕事に行くという、マニュアル通りな暮らしに何の疑問も抱かず、毎日を能天気に過ごしています。
しかしある日、この世界の住人達から世界を救うことが出来る「選ばれし者」として勘違いされてしまい、悪者である”おしごと大王”による世界征服を阻止しようと奮闘するが。。。。。。
一部参照:wikipedia
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○感想

※新宿ピカデリースクリーン6、G-2で3D字幕で鑑賞しました。
この映画は、サイコーです!
ただ!あくまでも期待MAXではなく、ゆる〜い感じで鑑賞することをお勧め致します。
外見はイケてないけど、意外にすっごい良い奴だったじゃないか!っていうようなギャップ萌えするような映画です。
だからこそ、こちらのブログ(ヒナタカさんのカゲヒナタのブログ)の言うような”ゲスの極み”である日本語版予告を見てから是非ご鑑賞になることをおすすめします。笑
▼映画「レゴムービー」の史上最悪の予告編は、本編とは関係ありません! カゲヒナタのレビュー
▼レゴだからできること 映画「 LEGO レゴムービー」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
あえて!以下予告編載せますね。。。これで、期待度が限りなくゼロになり、B級映画を観るような感覚になろうかと思います。。。B級ぽさがあるからこそサイコー!!
※吹き替え版の声優も異なります。ご安心を。。。
”予告編の時点ではエメットを冨永みーな、バットマンを東地宏樹、バッドコップを山寺宏一、ウィトルウィウスを永井一郎が演じていた。”参照:wikipedia
また、もし劇場でご覧になられる方は、3Dより2Dをおすすめします。というのは、そこまで3Dの効果を持つような演出が少ないからです。ゼログラビティのように絶対3Dじゃないとダメ!!っていうような臨場感も得られる程ではないので、3Dもおまけ程度だと思います。
むしろ、個人的に3Dのメガネが嫌いなことがあるのですが、メガネをかけると色合いが薄くなる印象があります。現にメガネを外して少しみたら、映像がクリアで色合いも濃くなった気がしました。
私は劇場で字幕しかやってなかったため、字幕で鑑賞しましたが吹き替えもかなり高評価です。声優陣が豪華だからでしょう。森川智之、沢城みゆき、山寺宏一、羽佐間道夫、矢島晶子、玄田哲章、岩崎ひろし、間宮康弘、、、豪華です。。。特にひとりで何役もやる山ちゃんが評判です。
こちらも以下ヒナタカさんのカゲヒナタのブログが詳しく書かれてます。
▼レゴだからできること 映画「 LEGO レゴムービー」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
なので、これから劇場で見られる方は、クリス・プラット(エメット)、ウィル・アーネット(バットマン)、チャニング・テイタム(スーパーマン)、エリザベス・バンクス(ルーシー)、モーガン・フリーマン(ウィトルウィウス)など海外の吹替声優に特にこだわりがなければ、是非2D吹替をおすすめします。
でも、、、、
個人的には、DVDなどで、仕事終わりに疲れて返った金曜の深夜にベッドで横になりながらゆるく観たいなと思うような映画です。
そしたら、「あれ?なんか、目から汗が出てる、、何これ?」的な感じになると思われます。。。。
これは、子どものための映画でありながら、大人のための映画でもあります!!!ネタバレはしませんので、是非鑑賞下さい。
父と子の映画としてもお勧めです。親子で見てもいろいろ語り合えるサイコーな映画です!
まさに、「トイ・ストーリー3」のレゴ版です!
#059 トイ・ストーリー3
おすすめポイントはたくさんあります。とりあえず、以下5つ書いてみます。
①映像(全てがレゴ)
②ところどころに”笑い”ネタ
③迫力あるバトルとワクワクするような音楽、
④夢の共演!!
⑤ストーリーの面白さ
①映像(全てがレゴ)

非常に細かいです。製作スタッフ575名。CG総ブロック数は1508万330個(使われたレゴブロックの数は386万3484個)。製作期間3年、ですよ!これはもう一種のアートです!芸術です!炎も海も銃も煙もシャワーも全部レゴです!四角と丸だけのブロックが様々な形に変わっていく。。。。これストーリーの根幹を全て表現しちゃってますよ。製作者のLEGO® 愛が感じられます。LEGO® の面白さを伝える大大大プロモーションなのでしょうか!
参照:レゴをどうやって映画化したのか?監督が制作の裏側&こだわりを大公開! – シネマトゥデイ
↓こんなイベントも4月13日までやっているみたいです。ちょっと気になる〜
東京都台場でLEGOムービーイベント! 167万個のブロックから主人公を探せ | マイナビニュース
②ところどころに”笑い”ネタ
ところどころに笑いあります。劇場中爆笑されてました。ところどころ私には分からない笑いもあったのですが、、、映画ファンならではのもあるのだと思います。
パロディネタのネタバレは以下参考
▼【ネタバレ注意】『LEGO® ムービー』映画パロディの元ネタ・小ネタ解説まとめ | Ciatr[シアター]
エメット可愛いです。てか、最後らへんからかなり笑いますよ〜。言わないですけども。かなりシュールです。ネコ良い!!
吹替版ならではの笑いもあるそうで、気になります。
③迫力あるバトルとワクワクするような音楽。

バイクの逃走シーン、サイコー!他にもアクションシーンたくさんあって飽きないです。
70年代後半~80年代前半の宇宙をテーマにしたみたいで、乗り物や建物がノスタルジー感あります。スターウォーズも出てきますしね。
そして、全ては最高!!「Everything Is Awesome」これですね!!
リピートしてます。笑
朝聞きたい曲です。アナと雪の女王のレリゴーは夜ですね。イメージ的に。
④夢の共演!!

バットマンとスーパーマンの夢の共演です。(ワーナー・ブラザーズ)
グリーン・ランタン、ワンダーウーマン(DCコミックスのスーパーヒーロー)も。
スター・ウォーズ(20世紀フォックス)、ロード・オブ・ザ・リングのガンダルフ、ハリー・ポッターはダンブルドア校長。ミュータント・タートルズも出ますよ!
レゴっていろいろ大人の事情なく売ってますよね。レゴだからこそできた夢の共演みたいです。
LEGO® ムービーは続編も決まっているみたいで、次も夢の共演を楽しみにしてます。
「LEGO(R) ムービー」続編の監督が決定 : 映画ニュース – 映画.com
⑤ストーリーの面白さ
主人公は何の個性もないです。社会の歯車の一部です。自分が突然いなくなったって誰も気にしません。マニュアルがないと何もできないダメダメ男です。可愛い女の子がいたら見とれる平凡な男、演説も下手下手な情けない男です。”選ばれし者だ”って言われて浮かれてしまいます。
でもね!なんか惹かれるんです。劇的に何か変わるわけでもなく、変身するわけでもないです。
もう何か、普通の仕事をしている大人にこそ、見て欲しいのはここに一つあるのです。
何かを変えたいと思っても、いろんな”外”からの影響で身動きとれないことがあります。”自由”じゃなく、自分ひとりで世界を変えられない現実。
一方レゴは、いくらでも壊して新しいものを創りあげることができる。”正しい”何かなんてなくて、”自由”です。
だけど、マニュアルを否定しているわけでもないです。世界を変えられるのってごく一部の天才なの???そうかもしれない、でもそれって”感動”があるかなって思います。
個性はないけど、ひとりひとりがやる”作業”や”情熱”があるからこそ、”感動”があると思います。主人公にエメットに惹かれるのはそれを知ってジタバタと”奮闘”しているからだと思います。
レゴを子どもの時作ったことがあるひと、
子どもがレゴで遊んでいるひと、
凝り固まった考えになってしまったひと、
個性的であろうと思う就活生、
仕事の単純な作業に疲れてしまった社会人の方、
肩の力を抜いてゆるく見る映画です。
読んで頂いて、ありがとうございます。
◯日本語吹替
◯日本語字幕
●参照
○予告
※映画『レゴ®ムービー』特別映像「マン・オブ・プラスティック」
個人的にこちらの予告おすすめします!
▼これが真のレゴムービーの日本版予告編だよ! カゲヒナタのレビュー
○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
◆レゴだからできること 映画「 LEGO レゴムービー」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
◆『LEGO ムービー』 すべてはサイコー!! :映画のブログ
◆LEGO® ムービー/世界を与えられて生きる者たち | 映画感想 * FRAGILE
◆『LEGO(R) ムービー』感想、うっひょおぉぉぉぉぉぉぉぉ ぉ!!!!!!!!!!すげえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!! – A LA CARTE
◆2014-03-24 『LEGO®ムービー』- 空中キャンプ
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