
地獄でなぜ悪い/ 満足度★★★★☆(4.5)Why don’t you play in hell?/ジャンル:アクション(バイオレンス)/130分/監督:園子温/2013年/日本
やっぱり良い映画に良い役者と音楽とアクションはつきものですね!
○簡単(&雑な)ストーリー説明

ヤクザの組長が、自己犠牲で家族(組)を守った我が妻のために、自分の娘主演の映画を作ろうとする。
最高の映画1本を作ろうと10年もの夢を追い続ける、映画青春オタクグループが巻き込まれとんでもない方向に行ってしまうそんな話。
○感想
前半は???そして、後半声を上げて笑ってしまいました。
これは、キック・アスの感想レビューの後に是非挙げたいと書いてます。
#137 キック・アス ジャスティス・フォーエバー/カッコ良い!楽しい!爽快!こういう映画好き!(前作込の感想です)
良さを以下3つ挙げます。

この映画の良さは、良い意味でぶっ飛んでいることです!公開当時評判良かったので見に行きたかったのですが上映されている所が少なかったので、
見る機会を逃しました。そしてDVDがリリースされ見てみました。
映画館で見てもよかったなぁ!と思えるくらいのアクションシーン。気持ちがいいほどの爽快感があります。
バイオレンスあるので、少しグロいシーンといっても、血が噴き出るシーン、首ちょんぱ、手がもぎれるなど、いかにも日本的なバイオレンス表現があります。
でもね、首ちょんぱって言ってもね、ものすごーく自然な流れだから”あり”なんです。
首ちょんぱ映画で思い出されるのが、かのくそ映画で有名な「模倣犯」。原作を馬鹿にしすぎのタイミングで、主演の中居正広の首ちょんぱ爆発シーンですね。
故・森田芳光監督作品だけどこれは観なくていいよ「模倣犯」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー(検索で「模倣犯 首ちょんぱ」で調べたら、有名映画ブロガーのヒナタカさんのブログが出てきたのはさすがの一言)
この映画の突然のあのシーンはその後のはちゃめちゃのスタートとしてとっても良かったです。
結末の夢か現実なのか分からないですけど、あれはあれですっきりするなぁって思いました。

はじめ30分くらいは少し不安でした。なんかよく分からない映画オタクの映画なのかなと思ってしまいました。内輪だけで映画作って盛り上がるあの嫌な感じがしました。
「桐島、部活やめるってよ」に似てるテーマなのかなぁって感じていたところ、
ヤクザの話と映画好きサークル?のひとたちがつながっていくシーンになり、だんだん興奮していきました。
見られる際、初めは戸惑うかもしれませんが、後半になるにつれてつながっていき、映画の雰囲気も変わりますのでご安心下さい。
「知らなすぎた男」のようなバカらしさもあり、「アルゴ」のようなチームワークもあります。
あー、夜中にひとり馬鹿笑いしてしまいました。
アクションシーンの音楽もいいですよ!
この映画をさらに素晴らしくしているのが、忘れてちゃいけいない数多くの有名な役者さんです。
國村隼さんの安定感はもちろん、
意外にも友近の少しコメディがある演技も不自然ではなく、
長谷川博己さんのこじつけ理論の早口。
堤真一の渋いけど、Mっけのある演技。
星野源さんのイカレ具合。
子役の原菜乃華さんの日本版キックアスのヒット・ガールを思わせるクール演技(かつ可愛い表情と歌声)
全力歯ぎしりレッツゴー♪この曲はすばらしいですね。頭から離れられない。。
そして、何と言ってもこの映画の一番の魅力は、
二階堂ふみさんのセクシー可愛い、エロスです。

私、あまり二階堂ふみさんのこと知らなかったのですが、かなり良いですね。
キック・アスの爽快感とヒット・ガールファンはもちろん、
バイオレンス映画、タランティーノ監督映画好きの人にもおすすめできる映画でした。
読んで頂いて、ありがとうございます。
▼主題歌
●参照
○予告
○参考に読んだおすすめ感想ブログ/サイト
◆映画のためなら、死んでもいい!「地獄でなぜ悪い」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
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