#136 アナと雪の女王/音楽と映像は最高!ただ”真実の愛”については苦言。。

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アナと雪の女王/ 満足度★★★★☆(4.5)Frozen/ジャンル:アニメ(ディズニー)/102分/監督:クリス・バック 、ジェニファー・リー/2014年/アメリカ

 

「Let It Go」が素晴らしい曲すぎてお腹いっぱい!

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○簡単なストーリー説明
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エルサとアナは王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまう。
妹のアナが行方不明になったエルサを追いかけ、国を姉を救おうとする。

▼後で読む。

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○感想

【2014.3.15に書いた感想】

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本年度アカデミー賞では長編アニメ映画賞と歌曲賞の2冠に輝いたのが、ディズニーアニメ最新作の『アナと雪の女王』。
今回の感想は、自分のブログでは珍しいのですが、かなり苦言吐きます。毒づきます。「アナと雪の女王」について全面的に肯定派の方は読まれない方が良いかもしれません。ごめんなさい。

映画のレビューについては、自分の満足度を5段階で評価しているのですが、今回は言うまでもなく、
音楽について”5″でした。
そして、演出、映像についても”5″でした。

キャスト(声)については”4″
ですが、ストーリーについては、”3″でした。

この映画の”良さ”として、”音楽”と”真実の愛”というテーマ(ストーリー)が挙げられていたように感じます。
音楽は間違いないのですが、ストーリーについては私には合いませんでした。なので、そこで思うことはもちろん人それぞれなのですが、そのあたりについて自分が思ったことを含めて以下書こうと思います。

※ちなみに、1回目は2D字幕、2回目は2D吹替で鑑賞しました。

音楽について

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素晴らしすぎです。
多分見る前に200回は聞いていると思われます。。。それほど名曲ですし、歌詞も良いです。その上日本語バージョンも良いです。

▼日本語歌詞についてはこちら参照
「アナと雪の女王」心理学的考察第二弾:「Let it go」歌詞研究 | The Log. | Leo Miyanagaってこんな人!を発信するブログ

個人的には、松たか子が歌う「Let It Go~ありのままで~」の方が好きですかね。いろんな所で絶賛されてますね。

松たか子さんの歌う「Let It Go」だけはitunesに収録されていないのが残念すぎる。
(※今現在はitunesで収録されてます。)

映画「アナと雪の女王」サウンドトラックがiTunes先行配信!主題歌「Let It Go(レット・イット・ゴー)」も収録! | MIRAI STEREO
松たか子の歌声に世界が大反響!「アナと雪の女王」で主人公声優役 – MSN産経ニュース

日本版主題歌が世界中から大絶賛!『アナと雪の女王』翻訳家が明かす訳詞の苦労 – シネマトゥデイ
日本語訳の歌詞がとにかくすばらしいのですが、やはり苦労があったのですね。。

また、カバーもいいんですよね。。以下リンク先ブログで知りました。

アナと雪の女王「Let It Go」のカバー,アレンジ動画5つ!どの動画も本当に美しい! | i-skyd


いよ公開『アナと雪の女王』、”Let it go”のフルート演奏を聴いてテンションを上げよう!! – A LA CARTE

Alex Boye:「Frozen – Alex Boyé (Africanized Tribal Cover) Ft. One Voice Children’s Choir」


11歳の少女(Lexi Walker)が歌っているのが驚きです。

◆ThePianoGuys:「Let It Go (Disney’s “Frozen”) Vivaldi’s Winter」


チェロとピアノのコラボで歌詞なしバージョンです。これがまた壮大で良い。好きです。生で聞きたいと思えるアレンジ。

◆http://youtu.be/6Qk5Fc1Vdqk
25ヵ国語Ver.松たか子の日本語の所は海外でも評価されてました。

この映画の背景には、ジョン・ラセターの功績が
昨日、TSUTAYAで号泣しました。|水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba

◯その他(カバー)
「アナと雪の女王」主題歌「Let It Go」のパンクカバーがそれなりに良い感じ! | gori.me(ゴリミー)
「アナと雪の女王」の「Love Is an Open Door(とびら開けて)」を1人2役で男が大熱唱!無駄に熱い! | gori.me(ゴリミー)
【聴かなアカン】映画『アナと雪の女王』の大阪弁バージョンが可愛すぎる件 「大阪が雪と氷でえらいこっちゃや!」 | ロケットニュース24

ここまでは映画関係なく、音楽の話。で、肝心の映画でここが出るシーンは実は割と初めの方なんです。
触ったものを凍らせてしまう魔力を持つ姉のエルサは、人を(妹を)傷つけたくないから、自分をずっと抑えこんでいたのですが、
それが一気に開放されたときのシーンで出ます。

軽く言ってしまえば、引きこもってて、人からお前は周りと違う!って避難されて、やけになって家出して、
あれこれ思いっきり力を開放したら気持ちよかったみたいな感じのシーンなんです。

映画の初めであまり感情とか丁寧に描いてはないのでそういった印象はどうしても受けます。
ただ、この曲のテーマと映画のテーマは違うので、そこは全く非難はできません。この「Let It Go」は主題歌というより、挿入歌だと思うので。

「ありのままの自分でいい」というテーマの映画で、最後の最後でこの曲が流れたら間違いなく号泣しますが、
この映画のテーマは「真実の愛」の方なんで。

ただ、それでもやっぱりこの曲が流れたときは鳥肌が経ちました。映画館で見て良かったなぁって感じたところです。

(ちなみに、エンディングのMay Jバージョン「Let It Go」は何とも思いません。。。ちょっとおしゃれなんで。軽いんで)

もちろん、「とびら開けて」や「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」も好きですよ。
神田沙也加 「アナと雪の女王」挿入歌「生まれてはじめて」を熱唱!

テーマ”真実の愛”について

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これこそ、真実の愛だ!って賞賛されているのは、今までのディズニーとは違った結末だったからだと思います。

※以下から注意!ネタバレあります!

ディズニーアニメ、とりわけお姫様が主人公の作品は、
『白雪姫』(1937年)『シンデレラ』(1950年)『眠れる森の美女』(1959年)だったみたいです。

以下の記事に詳しく書いてます。
アカデミー賞2冠の『アナと雪の女王』でディズニーアニメ完全復活? 日経トレンディネット

上記の記事をかいつまんで説明すると、その3つの映画は「逆風に見舞われるなか前向きに生き、いつかやってきてくれる王子様を待つ女性」を描いていたみたいです。
そこから、時代の流れ風潮もあり、いわゆるこういった”お姫様”人気の低迷期が出てきたそうです。待っててもそんな王子様なんてこないですからね。。気づいたのですね。

そこから、人魚姫をモチーフにした『リトル・マーメイド』(1989年)『美女と野獣』(1991年)『アラジン』(1992年)が女性から受け入れられます。
この3つの映画は、どれも運命の人を待つのだけでなく、自ら飛び込む積極性を持っていたとのこと。

まぁそれも、肉食系女子みたいな一種の”皮肉?”めいた匂いもメディアから発せられてから、だんだん共感できなくなってきたのだと思います。

そこで、本作です。ここについてはそのまま記事を抜粋します。

戦うのも女性なら、守るのも女性。好きな人と結ばれてハッピーエンドになるのではなく(そういう“真実の愛”の話もあるが)、姉妹が再び仲の良さを取り戻すことこそがハッピーエンドとなっている。
これは結婚が人生のゴールでは必ずしもなくなり、男性も女性も多様な価値観を持つ今の時代を反映しているといえるだろう。

確かに言っていることはわかります。ただ何となく自分はこの映画を見て腑に落ちない感じがしました。
以下ちょっと感じたことをつらつらと書いてみます。

2時間に脚本を抑えたというのがあると思うので、仕方ないとは思うのですが、この2人の姉妹に感情移入できないんですよね。(もちろん私が男だからというのもあるのですが)
妹のアナの方は、世間知らずで夢見がちな、会ったその日に結婚するなんて言い出す基地外なうるさい女としか見れなかったです。。。。。(こっからところどころ毒吐きます。。。)

初めはいいですよ。誤解もありますし。ただ、姉が自分のために苦しんでいたということを知ったときでさえあの自己満足の塊の自分勝手な行動。。。
普通のひとは、自分がしたことが相手を傷つけていたことを知ったらまず自分を恥じる気持ちがあると思うのですが、それもなく、姉を救いたいとか国を救いたいとか自分のしたいことを一直線にする、
まっすぐな態度。自分が正しい、良い子だと思っているあの感じ。温厚と言われることがある私もいらだちます。。

そして、真実の愛を受ければ、自分が生き残れると知ってキスを王子様にせがむビッ◯ぶり。
それが嘘だとしったときの豹変ぶり。これで自分は凍りました。騙されたのは自分なのでは。。。

「自分より相手を想う気持ちが真実の愛」

素晴らしいです。
ただ、そうはいっても人間ですよ、まず自分が可愛いに決まってます。そこはごまかして綺麗事言ってしまっちゃだめだと私は思います。

子どもが観るディズニーだからこれでありなのですが、
やっぱり、「これが真実の愛だ!!!」なんて謳われてしまうと反論してしまいます。。

自分の命を捨ててまで相手を守ることはすごく立派で素晴らしいことです。
ただ、それをああいった形で見せてしまうと感動できないです。
いや逆にここまではっきりしてると逆にすがすがしさも感じてしまうのですが。

あんな自分のことばかり考えていたアナがなんであのときだけあの行動に走ったのか。。
出来すぎだと思ってしまうあまのじゃくな性格の自分は思ってしまいます。

いや分かるんですよ。アナがたった1日しかともにしていない男よりも、そして自分の命をも投げ捨てて、家族である姉を助けたということがすばらしく、ラブストーリーのディズニーのジンクスを覆したということは。。そして、その後も安にその男と結婚とかそういう描写もないということも。

でも、簡単に”愛”を描きすぎていて、「軽い」印象を受けてしまうのですね。真実の愛というか、自分がしっくり来る本当の”愛”の意味は、ミスチルの櫻井さんの考えに近いんです。。
以下参照。
#012 櫻井和寿

そんな命かけるような大層なことではなくて、もっと身近にある些細なことにこそあると思うのです。私は。その積み重ねだと思うのです。年月だと思うのです。
だから、「カールじいさんの空飛ぶ家」の冒頭が良いなって思うわけで、「きみに読む物語」のラストに感動し、「バタフライエフェクト」で切なさを感じ、「ビューティフル・マインド」で拍手をしたくなるのです。
#055 カールじいさんの空飛ぶ家
#048 きみに読む物語
#029 バタフライエフェクト
#034 ビューティフル・マインド

”愛”は、気がつけばそこにあるものというか、「リトル・ミス・サンシャイン」のように、ただ寄り添うだけの優しさ、”愛”もあると思います。
#014 リトル・ミス・サンシャイン
騙された!なんて腹立つ気持ちはわかりますが、鑑定士のおじいちゃんの映画を見てみなさい!ラストに本物の愛がありますから。
#127 鑑定士と顔のない依頼人/その愛は贋作なのか?

そこの辺を考えながら、アナのことを見ると、彼女のどこらへんに”真実の愛”があるのか???って言いたくなってしまうのですよ。。。

そして、アナのようにあんな楽観的で気分屋は当然好まないのですが、
反対に雪の女王であるエルサに関しても、欠点を持ちながらそれを活かしていくという方向性は良いのですが、もっと深い苦しみとかそういうのがあると思うのですが、なぜかそこが伝わらない。
エルサについても、なんか”軽い”印象を持つんですよね。あれだけ苦しんでいたのに、立ち直りが簡単というか。妹への態度の変化が急すぎるというか。。。

だからこそ!この映画で”真実の愛”はこれだ!!!ってひとつに断定されるのが違和感を覚えるのです。こんな”愛”もありますよね。くらいだったらまだしも。これこそがと言われてしますと人は反論してしまいますね。。私みたいなひねくれ者は。

下記の日本の「アナorエルサ(雪の女王) あなたはどっち派?」という(くそ)プロモーションで、
アナ派を選んだ女性とは個人的にあれですね。。。言わないですけど。。ものすごくどうでもいいプロモーションだと思います。。

アナorエルサ(雪の女王) あなたはどっち派? | アナと雪の女王 | ディズニー映画

総括

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後半は、ボロクソ言いましたが、この映画はやっぱり見て良かった映画で、はまるひとはものすごくはまると映画だと思います。
間違いなく10年、20年後のディズニーの歴史に残る映画だと思います

「何10回でも観たい!」っていうひとと、「うん、良かった!」ていう2つに別れるくらいだと思います。
私は後者ですが、アカデミー賞を受賞してから日本公開なので仕方ないですね。話題になってない中で見たら印象はかなり変わってたと思います。

とにかく「Let It Go」が素晴らしい、そんな映画でした。
できれば是非先入観持たなく観てもらいたい映画です。

【2014.3.21 追記】
有難いことにアナについての苦言に対する反対意見を書いて頂けました。
【ネタバレあり】『アナと雪の女王』のアナは”基地外なうるさい女”なのか?No!No!No! – A LA CARTE

【2014.3.30 追記】
またもや、私の感想に関して、意見を頂けました。そして自分の中で以下の記事を読んでとても腑に落ちたのでご紹介します。
【ネタバレあり】『アナと雪の女王』はエルサ視点で見よう! – A LA CARTE

引用します。

アナみたいな真っ直ぐな女の子って良かれと思ってすることがことごとく嫌われたりするんですよねえ。なのでそういった意見になった方も他にいらっしゃることでしょう。

私の考えとしては王国の次女である以上、王国を救うことは自分を救うことでもある。よってその真っ直ぐな気持ちは自分勝手だけれども、何よりも正義と勇気を持った態度なのではないかと思うのです。

良い子なんかじゃないですアナは。あんだけお城で飛び跳ねてるのですから(笑)本当に真っ直ぐな人間て、正しいとか正しくないの尺度で行動なんてしない。アナはただ真っ直ぐな気持ちでエルサと国を助けようとしたのです。なぜか?その行動そのものが潜在意識にあった真実の愛情だからなのです。

自分の中で、アナのキャラがいまいちピンとこないのは、人間にはどこか”裏”があると思ってしまっているからなんですよね。アナは幼少期からずっと外との接触を閉ざされてました。閉鎖的な世界の中で生きてきたのですから、ひとの良い悪いの判別もできるわけないです。また裏とか表とか頭で考えないで”本能”で行動しているのかと思います。経験がないので当たり前です。

まだ純粋な裏表もない女の子なんです。

ただ、それを知った上で私はそれでも、アナを”ビッ◯”と呼びます。なぜか??
それは、天然おてんば娘ほど、男を苦しめる存在はいないからです。笑 人を傷つけているとは思いもしません、そういう人は。だから、悪気はないので、きつくは言えません。それこそ、”天然”なのです。裏があった方がまだ分かりやすいわって思ったりもします。天然な子はとても周りを振り回す存在なのです(自己解釈)。。

計算してあぁいう態度行動だったら許せないけど、裏表もなく“天然おてんば”娘だと何もいえない。だからこそ、“ビッ◯”って一種のそういう純粋なひとに対するひがみとか悔しみとかそういう気持ちも込めた吐きセリフとしての意味合いなんです笑
ひねくれている考え方、観方なのは承知の上で、”ビッ◯”と負け惜しみな感じで言っているのです。それくらいせめて言わせてよ的な。

一般的に女性を罵っているわけではないです。そこの辺は誤解を生む表現を使ってしまってましたが。。。

いろいろ上記述べましたが、やはりアナ目線でこの映画を観るのではなく、エルサ目線で観ると良いと思います。

【2014.4.21 追記】
追記ばかりですみません。いろいろアナ雪の感想読むと、納得行く感想が多いので。
下記の記事の「一番悪い人は誰か?(ネタバレあり)」の部分がとっても良い結論です。
ますますのめりこんでしまう。「アナと雪の女王」Add Star

アナもね、エルサもね、王子もね、悪くない!悪いのはあいつだ!!!、、って思ったらとっても腑に落ちたのでご紹介でした。

次にこちらの記事。
映画『アナと雪の女王』感想 – 琥珀色の戯言
”優等生的な生きかたを推奨する映画”では?ということに共感。。「let it go」がこの映画の主題歌だとするならば、「ありのままの姿」とラストのエルサはどうも一致しないんですよね。。。まぁその辺を突っ込むのは、ミュージカルアニメ映画として確立している映画に対しては、やぼかもしれないんですけどね。

後、この記事もおすすめ。
心理学的に「アナと雪の女王」を考察すると、何が足りなかったかわかった(かも)! | The Log. | Leo Miyanagaってこんな人!を発信するブログ

自分の中でオラフがそこまで愛着のあるキャラクターじゃなかったのはこれだ!こやつはトリックスターもどきやん。
良い奴すぎるという意味で。もっと破天荒で、嫌味たらしくて、意地悪で皮肉っぽい奴だったら、最後の最後で”自己犠牲”されたら、泣いてしまうやん。。。あー、これも納得した。。。。すっきり。

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【2014.5.4 追記】
非常に日本で大ヒットしているので、毎日のようにマスコミでも報道されています。
そして、それについて発言力のある芸人なども言及もされました。映画作品の話と脱線しますので、書くのはためらってしまっているのですが、少し感じたことを書いてみます。

どちらもラジオ内での発言です。爆笑の太田と伊集院光です。
爆笑・太田、『アナと雪の女王』の劇場合唱企画に「本当に気持ち悪い」「気持ち悪くなっちゃったね。日本人」 – ライブドアブログ
伊集院光が『アナと雪の女王』を批判している件 – 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記
伊集院光、『アナと雪の女王』批判で批判されウンザリ – 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記

これに対して、あるブログで批判暴言した方がいらっしゃた(あえてリンクは貼りません。下記の記事に載っています)のですが、以下のようにそれに対して反論してくれている方がいました。
「アナと雪の女王」に対する太田光と伊集院光の発言について

深夜ラジオのノリがありますし、それを聞くリスナーもそれを理解した上で聞いている方しかいないので、ターゲットとしていない方が文章のみでその発言を読むと誤解を生みやすいと思います。

そして、どうしてなのか分かりませんが、アナ雪を少しでも否定する→映画批判→女性差別→自分が否定されている
と感じる女性の方がいらっしゃるようです。

私のブログ記事を読んだ方も少なからずいて、アナに関して確かに行き過ぎた発言をしましたが、それに対して、直球の暴言(ユーモアのある皮肉とかだったらまだしも、ここでは言えないくらいの直球の暴言です)を吐かれる方もいらっしゃいました。アナ雪のストーリーに関して少し否定的な文章を私は書きましたが、それ一部分に関して、なぜ女性差別につながり、それを読んだ方がひどく傷つき、一方的に自分が否定されていると感じ、その憤りを私にぶつけるのかはよく分かりません。

個人的な話になりますが私は、小学、中学、高校、大学と共学で、かつ部活も水泳部、大学ゼミも女性が多数いたので、女性と勉強や作業をすることが多くありました。その中で思ったことは、女性の方が優秀な方が多くいたこと。そもそも、女性とか男性で優劣を考えることもあまりありませんでした。優劣を考えてしまうこと自体差別なのかとも思ったりします。余程差別的なことを経験された方が憤りを感じ、アナ雪の作品に対してそういった思いいれを持ち、自分のことのように考えてしまっているのではと思います。

そんなひとに言いたいのは、ひとつです。

映画作品に対して思い入れを持つことを構いませんが、それと違う意見だからといって否定したり、自分の意見を押し付けるのは面白くはない!

ってことです。
それは”映画愛”がないって私は思います。制作側がどう意識してこの映画を、ストーリーにしたかは定かではありませんし、仮にそれを知ったとしても、それによって、他のひとが違うことを思ったとしてもそれは否定できないと思います。

感動のポイントは人それぞれです。他のひとがどうでもいいようなことをすごく感動してしまうこともあるとあると思います。
「私はこう思った!だから好き。大事にしたい映画」
で終わりで良いと思います。
そこで、他のひとの意見は違う!とかこの人の観方は間違っているとか、そんな風な言い合いになって愛のない誹謗中傷となるのはおかしいと思います。それこそ、この映画の制作側の意図とはかけ離れた結果になると思います。

楽しめるのが映画ですから。

————————————————-
【2014.6.20 追記】

3月に鑑賞して感想を書いてから3ヶ月の間、たくさんの方の感想を読んでたり、聞いたりして加筆もしてきました。
今回で最後になるかと思います。なぜなら、以下に挙げる評論が一番納得&素晴らしい評論だと思ったからです。
2014年6月14日 TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル ザ・シネマハスラー 」の番組にて、荻上チキさん評論です。

本当にこれ以上の評論はないと思います。

原作はアンデルセンの童話「雪の女王」と映画との比較から、映画の主テーマは、
”異質であるものとの共生、調和”ということが分かるとのこと。

自己啓発、自分肯定(他とは違う異質な自分を変えるということ)ではなく、世間がマイノリティを受け入れるということ(つまり、特殊な状況にいるひとを社会が受け入れること)、こそが主テーマということにかなり納得しました。
「let it go」だけ聞くと、自らを開放して自由になることが全てだと感じますが、それだけでなく、自分だけで自由になるということではなく、周りとともに生きていくことが大事ということ。つまり秩序も!自由も!上手く共存させていることこそが、アナと雪の女王の魅力なのだという解説、とてもしっくりきます!

日本語の訳は韻とかも踏んでて、とても成功な訳なのですが、英語版とは違うということも認識すべきことだと思います。日本語訳は前向きな歌になっていますが、英語版は苦しんだ過去と向き合い、乗り越える歌になっていること。最近ニュースで、結婚式で流したい曲ランキングの上位に「Let it go」があがってますが、歌詞の意味ちゃんと知ってないで使っているのかなと思います。結婚式向きではないと思います。

以下のように、余興でこのくらいのレベルで使うなら別ですが。。。
結婚式 余興 アナと雪の女王 Let It Go ありのままで 2014/5/17

またオラフの意味の解釈も面白いです。オラフって、トリックスターではなくて中途半端だなぁっと書きましたが、ちゃんと深い意味があったんだなぁって思いました。

つまり、オラフの曲「あこがれの夏」にて「寒い冬と暑い夏 二つ会わせたらもっといい。」という歌詞がある通り、暑い夏と寒い冬の共生、異なるものとの共存を身近にするためにも、オラフがそれを暗示しているという。。。深い。。。

そして、3度の反復の話も。
王子のキス?主体的に一緒にともにしたひととの愛?姉妹愛?がディズニープリンセス(男性との関係から)の歴史をたどっていること。

「生まれてはじめて」が3回かかる意味もあるとのこと。城を開けるとき。エルサの城をたずねるとき、最後のエピローグ。3回使うことで、異質なひとがハッピーになる道を上手く描かれてます。

動物の件とか。(ディズニーのお約束は、動物と仲良しは善人ということ。つまり、ハンス王子は、動物と意思疎通できていないことでこの後の展開を示唆していること)

今まで書いてきた通り、社会との抑圧からの解放だったり、ディズニープリンセスの否定からのセクシャルの話とかこの映画はいろいろ見方があります。でもそっちを主に考えると、攻撃的な見方になってしまう一面もあります。だからこそ、世間との調和の在り方を探るという評論は腑に落ちるし、好きです。

自分は感情的に好き嫌いを書いたけど、映画の演出など論理的に評論してその映画の素晴らしさを表現できるひとってすごいなぁと感じます。荻上チキさんの話し方含めて非常に勉強になりました。

◯参考:荻上チキさんの「アナ雪」評が決定版過ぎる!! – とりあえずのブログ。

————————————————-

こうやって、映画に対してあーでもないこーでもないって語り合えるのって良いですよね!
ひとつの映画に対して多くの方がいろいろな意見を語り合えたら楽しいです。
多くの意見が言える映画程良い映画の証拠です。

読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

公式サイト

○予告
http://youtu.be/fO2IfRohYaw

○参考に読んだブログ/サイト
『アナと雪の女王』感想、古き良きを重んじながら新たな境地へ挑んだ意欲作、そして傑作! – A LA CARTE
ありのままで 映画「アナと雪の女王」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュ
映画「アナと雪の女王」を観た感想と、アナとエルサが米ディズニーのワールド・オブ・カラーに登場していた写真を公開 | め~んずスタジオ
『アナと雪の女王』を大ヒットに導いたキャラクターと楽曲の魅力 – NAVER まとめ
アナと雪の女王 | ヒガシアター
アナと雪の女王/やめて、あなたを傷つけたくないの | 映画感想 * FRAGILE
アナと雪の女王(2D・字幕版)(ネタバレ)|三角絞めでつかまえて
ハンスを憐れむ歌 アナと雪の女王 – 小覇王の徒然はてな別館
閑話休題「アナと雪の女王」の色々なお話 : 豆ひじきは、言いたいことをアラカタイウタ
アナと雪の女王(正直な予告編) | 逃した魚は大きいぞ
マイナス意見の予告です。。。
多少毒を吐いてるレビューですが|Acqua
私の記事を読んでいただいた方の感想。この映画ってやっぱり姉妹の方で長子の方には共感できない方が多い気がします。エルサ目線で描かれているようで、エルサにやさしくない映画になっているなと、そんな気もしました。
ネタバレ解説!『アナと雪の女王』に関する7つの疑問を検証してみた – 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記
「アナと雪の女王」の魅力(1)ストーリーの意外性 – 窓の向こうに
うちに秘めた物語を解放してくれる傑作「アナと雪の女王」を見てきました – 子持ちししゃもといっしょ
“let it go”のアイロニー « SOUL for SALE
『アナと雪の女王』のネタバレ感想と考察 – 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記
『アナと雪の女王』|偏愛映画自由帳(絵がとても素敵です)
プレゼントに最適!iPadアプリ『アナと雪の女王 デラックス』が絶対に喜ばれる理由。 | CLOCK LIFE*

アナと雪の女王 デラックス
カテゴリ: エンターテインメント, ブック

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アナと雪の女王 一緒に歌える!
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント

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47 件のコメント

  • 突然失礼します!非常に面白く読み、参考になりました!
    私も一度目に見たときは、色々ともやもやしたものが残り、そんなすごい映画でもないと思いました。
    ただ、個人的には2回見てみて、「愛について一目惚れの恋愛でなく兄弟愛」という単純なものではなく、もっといろんな愛について語っていると思いました。
    let it goは歌ではありますがシナリオでもあるので、ストーリーと密接にあると思います。あの歌は山で歌うときは、おっしゃる通りやけっぱちの歌ですが、物語を最後まで見ると、その歌詞で歌われている決意をエルサが実際に行動するようになっているので成長しているのでは?と私は感じました。

    突然駄文で割り込んですみません!

    • 豆ひじき様

      返信遅くなりまして申し訳ございません。コメント有難うございます。確かに1度みて理解できるような映画じゃないなぁと思いました。(もちろん、1回目でも面白いのは前提ですが)
      ブログ拝見させていただきました。とても考えさせられました。”いろんな愛”があるというのは納得しました。今回は私のブログでは私が考える”愛”だったので、いろいろあるということを分かり合えることが大切ですよね。
      「Let it go」のシーンのエルサの感情の色も面白いです。またハンス王子に関しても確かに、あまり腑に落ちない感じが確かにしますね。ブログまた読ませて頂きます。有難うございます。

    • おっしゃる通りで頭が上がりません。。。。ひねくれの意見です。追記で書きましたが、”苦言”はあくまでも自分の中で納得行かなかったことです。穿った考え方ですが、一部男性には理解できる部分もあるかなぁと思い、記述しました。でも、いろいろな人の感想を聞くといろんな深い考え観方があって勉強させてもらってます。良い悪いも言い合えて議論できる映画こそすばらしいなぁと思います。またこの映画を観て感動したいと思います。

  • 「少女革命ウテナ」というちょっと古い日本のアニメも『魔女になりかけた(なってしまった)お姫さま』を『まっすぐで純粋な(無神経とも言える)女の子』が救う話です。
    なのでもしかしたらウテナを見ればアナが何故ああいうキャラクター性なのかもう少し納得できるかもしれません。(ものすごいクセのあるアニメ絵なので人を選ぶ作品ですが…)
    アナ雪もウテナも女性が受けてきた抑圧(魔女化・王子のキス)が一つのテーマになっているので男性には直感的に理解しにくい部分が多いのかもしれませんが、本質的には男性にも共感できるテーマなのでそこの壁を越えられるとより深くアナ雪を楽しめるのかもしれないと思いました。
    …まあそんなん関係なくちょっと展開早過ぎてついていけないところがあるってのには同意です(^^;)

    • 通りすがり 様

      コメント有難うございます。そして「少女革命ウテナ」と似ているという新しいご意見面白いですね。
      このアニメもちろん存じ上げていますが、まだ観たことはないです。

      おっしゃるとおり、展開早過ぎてひとりのキャラクターの心理的な部分、背景などは描かれていないため、
      浅くキャラクターを観てしまうのでしょう。ただ、こういう子どもも観られる映画ではこのくらいの短さがベストなので、
      なかなか難しいところです。いろんな背景を想像できたり、他と比べたりできるひとにとっては最高の映画だと思います。

      だからこそ、この映画はすばらしいなぁって思います。今月中に吹替を観る予定です。

  •  若輩ものの戯言にコメントを返していただいただけでなく、私のブログまでご紹介いただき、ありがとうございます!
     まだブログを始めて3ヶ月ほどですが、これからも色々と参考にさせていただいたり、意見を述べさせていただければと思います。また、私の映画の見方でおかしいところや、違うと思うところがあったら、ぜひご指摘いただければと思います。よろしくお願いいたします。

    • 豆ひじき様

      こちらこそ、コメント頂き有難い限りです。参考になるか分かりませんが、わざわざ時間を作って読んでいただいている方のためにも読みやすい分かりやすい記事書けるよう努めます。
      豆ひじき様のブログも読ませて頂いて、いろいろと参考にさせて頂きます。今後とも宜しくお願い致します。

  • アナ雪を観に行き、周りの絶賛っぷりにもやもやしながら感想検索したらヒットされたので、読ませていただきました。
    私もほとんど同じ感想なので嬉しかったです。
    映像美と音楽は素晴らしいのですが、ストーリーが残念…真実の愛の部分ですね。
    正直真実の愛の部分の捉え方は各々の感じ方の問題なんだろうなと痛感いたしました。
    私は正直本編ラストの真実の愛とやらは浅い感じがしましたが、元々これだと信じる愛情のタイプが違うのから仕方ないのかなと思いました。
    あと私は女ですがアナみたいなのは苦手です…苦手な理由も同じで笑っちゃいました(笑)
    選ぶならアナみたいな妹よりエルサみたいな姉が欲しいです。
    長くなりましたが、自分と近い意見の方がいてホッとしたのでつい書き込ませていただきました。

    • 雪様

      コメント有難うございます。何かしら私の拙い感想記事で共感得られるものがあったのならば嬉しいです。

      アナ雪は映像と音楽は絶賛されて間違いないので、いろいろなひとにおすすめしていますが、
      宣伝で、「これが真実の愛だ!」って強調されているのを見て、疑問に思い記事を書いてみました。

      おっしゃるとおり、愛の部分の捉え方は各々の感じ方の問題なので、決して否定はできないのですが、
      アナ雪の愛の描き方は、どうしても深い感動にはつながらないかなぁと感じてしまいました(子どもも楽しめる映画の演出上これ以上深堀りするのは難しいのは理解はしてますが)。
      そこが私も見終わった後感じた”もやもや”でした。

      私もアナみたいな絵に書いたような天真爛漫な方は苦手かなぁと。。
      共感得られる方がいらっしゃって良かったです。

  • こんにちは、はじめまして。
    タイトルに興味を持ったので読ませていただきました。
    yukke1006さんとは違う見方かもしれないです。

    この映画のキーは、子供の頃、特に楽しい時を誰と過ごして来たのかが鍵にな
    ると思います。私自身、弟が二人いる長女なので照らし合わせて見ていました。
    現代的に短く言えば、冒頭の”雪だるまつくろう”と妹が姉に遊びを誘う場面は、
    兄弟なら”一緒にゲーム(モ○ハン)しようぜ”なのかも(笑)

    私もアナみたいな子は苦手ですし、しばしばこの子大丈夫か?と思ったことも
    数知れず(笑) でも、トロールの歌にもあるように誰もが完璧なわけじゃない
    という点においては、アナもエルサも外せないキャラです。
    仲が良い兄弟姉妹にとって、お互いが必要な存在としての友愛(兄弟愛)も真実の
    愛の一つとも言えると思いますが、映画の中では短縮させたせいか、終盤は
    国のピンチに焦点が向きすぎていて、姉妹の思い出や絆などが印象に残らず、
    オラフはトリックスターになりきれずで残念な結果になっています。

    ごめんなさい、
    ちょっと長くなりすぎましたが否定しているわけではありません。
    子供心で楽しむのが一番かもしれません><

    それから、松たか子さんの”Let it go”ですが、【アナと雪の女王 オリジナル・
    サウンドトラック 【日本版】】に入ってますよ。”とびら開けて”の下の方です。
    私もitunesで購入して聞いています^^

    • 白ごま様

      読んで頂き、またコメント有難うございます!いえいえ、共感しました。

      >子供の頃、特に楽しい時を誰と過ごして来たのかが鍵

      確かにそうかもしれないです。(雪だるまを作ろうを現在風に例えると、ゲーム(モ○ハン)しようぜ”がすばらしいです)
      自分は、3人兄弟の末っ子ですが、年が離れていることもあり、あまり「〜しよう!」っていう関係ではなかったです。
      静かに、兄がゲームしているのを後ろで見ている感じです。。笑

      アナは、特に姉以外に他に相手してくれるひともいないので、その辺も関係しそうです。
      (それは全てブログの最後でリンク貼りましたが◯◯のせいですね。。。)

      誰もが、やっぱり完璧ではないという意味はすっごく好きですが、
      ちょっと、反省してほしいなぁとか思うのは、私がちょっと悲観的な性格だからかもしれません。。。
      天真爛漫で、明るい子なのは良いのですが。王女の娘としては、まだ自覚ないのかなぁと。

      子どもも楽しんで観る映画にいろいろ突っ込むのは野暮ですが、
      子どもから大人まで楽しめる今作はすばらしいなぁって本当に思います。

      あ、松たか子さんの”Let it go”日本語版に入ってますよね。追記するの忘れてました。
      初めは、日本語版itunesになくて、
      今は、買って毎日リピートして聞いてます。

      DVDを家に持ってたいですね。

      • コメントを返していただいてありがとうございます!
        yukke1006さんのコメントを見ていて(;゚ロ゚)ハッ!となり追加という形で返信
        させていただきます。

        私もゲームの過程上よく3人でケンカしたり、一緒に遊んだり…
        仲がいい?とはいえない姉弟です(あるゲームをしたら赤の他人同士で息が
        合わないとゲームにまで言われてしまいした)が、最近は末っ子がゲームし
        ている様子を後ろでそっと見ています。なので、その気持ちわかります(笑)

        ちょっと古いアニメになりますが「ふしぎ遊戯」の主人公、ミュージカル
        「Wicked(ウィケッド)」のグリンダに、アナのキャラがダブって見えました。
        反省しない。。天真爛漫。。周りを振り回す(特に男性)女の子。。。
        この3拍子がそろっていると、コメントを読んでいて気付きました。

        itunesの件無事解決できてよかったです^^ 次は…DVDですね♪

        • 白ごま様
          喧嘩をしたり、一緒に遊べる兄弟はある意味仲の良い姉弟かもしれませんよ。
          少なくともアナとエルサみたいに、互いに顔を見合わせず、会話もしない関係よりも。

          でも一緒にずっといると互いに反発し合うのもわかります。自分の兄弟も価値観という程ではないですが、
          合わないと思うこともありましたし。

          でも、そういうときは離れてみると、尊重し合える気がします。ある程度の距離感というか。
          なので、無理やり今回の映画のアナとエルサの関係をこじつけて考えると、やっぱり、いくらアナを傷つけてしまうかもと思っていても、
          幼いときに家族離れ離れになるのは良くないなぁって思います。

          オトナになって、少しずつ価値観とか生き方が互いに合わなくなってきたら、離れていけば良いと思いますし、
          そこの順序が逆だったので、ああいった悲劇が起きたのかと。。。

          「ふしぎ遊戯」を存じておりますが、内容は詳しくないのですが、アナのようなキャラクターはきっと物語にしやすいのかもしれませんね。
          兄弟、姉妹関係で考えても面白い映画だなぁと思います。

          実際、小さい子、兄弟が見たらどう感じるのかもなんだか興味ありますね。。

  • どうも最近アクセスが増えたなあ、と思ってちょこっと解析見てみたら、こちらでリンクを貼っていただいていたんですね。ご紹介いただきありがとうございます。累計で200アクセスくらいあった模様です。

  • ちなみにワタシは登場人物の中ではアナが一番好きでして、アナを見るために繰り返し映画館に通っていると言っても差支えありません(笑)。ですので貴殿のご意見には少なからず反発を感じる部分があります(笑)。

    もちろん、感想は人さまざまであり、同じ映画を観て、このようにいろいろな意見を語り合えるのが楽しい、という点は全く同意です。

    • CHARADE様

      ブログのリンク貼らせて頂きました。いつもブログ読ませて頂いてます。
      一番悪い人は誰か?という考察がとても自分の中で腑に落ちたのでご紹介させて頂きました。

      申し訳ございません。アナについて極端に否定的な文章でした。不快な想いをさせてしまっていたらすみません。
      アナと雪の女王は、字幕と吹替と両方見に行きました。キャクラターについては好きです。吹替の声も好きですし。
      議論的には映画とはずれてしまいましたが。。

      いろいろ語れる映画は良いですよね。
      これからもブログ記事更新楽しみにしております。参考にさせて頂ければと思います。

      • 不快だなんてとんでもありません。意見の違いですから。ニヤニヤしながら読んでますよ。

        今度アナの魅力についてブログに書こうかな。

        • CHARADE様

          良かったです。ありがとうございます。アナの魅力についての記事楽しみにしております。

  • ディズニー作品は天下の王道、夢と魔法の世界なので、
    最後はハッピーエンド!と先もエンディングも丸わかりですよね。
    それでも楽しく、面白く、感動できるのは、「絶対最後はハッピーになってほしい!」と願ってやまないような、そんなお話の作り方になっていたからだと思います。

    ですが、今作だけはどうものどに骨がひっかかる気持ちでした。
    エルサがが抱えた最奥のものをアナが知らないまま、
    真実の愛とやらを叫べるのも許せないのですが、一番は…

    力の事を一人で抱えこみ、誰も傷つけたくなくて、
    アナのことも想っていて、エルサと比べると自由なアナへの恨みも一切なくて。
    これって真実の愛でなくて、なんなのでしょうか。

    アナに教えられるよりずっとずっと前に、エルサは真実の愛を得ていたのでは?

    むしろ、真実の愛を知るべきなのは、アナなのではとか。

    なのでエルサが開放される大盛り上がりの部分で、
    ついていけずおいてけぼり感がはんぱなかったのでした。

    余談ですが
    姉はこうでなければならない、と押し付けられた気分…になったのは、
    映画のせいではなくて、長女特有の感覚かもしれません。

    • しゃなな様

      コメント有難うございます。
      確かに、”アナに教えられるよりずっとずっと前に、エルサは真実の愛を得ていたのでは?”というご指摘理解できます。

      誰かを想うがために、ひとりで抱え込んでいたので。それもエルサにとっての”愛”だったと思います。
      でも、それが真実の”愛”というと少しさみしいのかなと思います。自分自身を抑えこんで生まれた”愛”なので、自分も満足もいってない、またそれをただ単に避けられていると思っているアナを見ても、エルサにとってたとえ大事な妹を傷つけないですむからといって満足しているようには見えませんでした。

      エルサが城を出て、自由になったときのほうがよっぽど生き生きしてました。恐らく自分への”愛”が足りなかったのではと思います。

      アナが”真実の愛”を知ったかどうかは、正直よく分かりません。結果オーライな感じもします。そんなに簡単にいくかなとひねくれた自分は思ってしまいます。
      そんなに”真実の愛”を描いた崇高な映画としては捉えない方が良いと私は思います。”真実の愛”をコピーにしたのはあくまでも宣伝側の思惑なので。

      >ディズニー作品は天下の王道、夢と魔法の世界なので、
      >最後はハッピーエンド!と先もエンディングも丸わかりですよね。
      >それでも楽しく、面白く、感動できるのは、「絶対最後はハッピーになってほしい!」と願ってやまないような、そんなお話の作り方>>になっていたからだと思います。

      おっしゃるように、まさに王道のディズニーなので、あくまでも”王道”という意味でこの映画を見れば楽しめるんじゃないかって思います。あくまでも現実とはまた違うんだって観方ですかね。

      >姉はこうでなければならない、と押し付けられた気分…になったのは、
      >映画のせいではなくて、長女特有の感覚かもしれません。

      長女特有の感覚というのは、私は末っ子なので分かるとはいえませんが、一般的にそうなのかもしれないですね。自分奔放な妹と、しっかりしないとって考える姉という立場は分かる気がします。

      この映画は私はストーリーはそこまで重視はしていなくて、映像と音楽がとっても素敵な映画として絶賛しています。

      • こんなに早くお返事を頂けるなんて…!ありがとうございました!

        たしかに、エルサの中の愛であり、真実の愛とは違うかもしれませんね。
        父からの忠告や自分が課した戒めを、真実の愛だの良いことだのと置き換え、
        自分に言い聞かせて自己犠牲してきたかもしれません。
        城を出て生き生きしたということは、他人のためへの自己犠牲からの脱却、開放だったからなのでしょう。

        改めて読み返しておりましたが、
        >そんな命かけるような大層なことではなくて、もっと身近にある些細なことにこそあると思うのです。私は。その積み重ねだと思うのです。

        に、心から共感しました。
        ニモ冒頭の仲睦まじく子供たちを愛おしくみつめる描写があるから、
        あの展開が一層残酷さを生みニモへの過保護ぶりの必然性も生まれています。
        この毒は、ディズニーではなく、ピクサーだったからこそ出来た表現かもしれません。
        この頃のピクサーだったら、どんなフローズンになったのかなと思ってしまう事があります。

        腑に落ちないものを一切残さず回収する作品がある以上、見て見ぬ振りして名作と称えることができない性分です。
        すべてまるごと受け止められる人は、アナらと同じ純粋無垢なのでしょうね。

        こんなヒネクレな自分でも、今作の映像、音楽は大好きです。
        引っかかりさえ補完できれば自分の中で名作だと思えそうな気もするのです。
        なんとか消化したい!!…駄作であれば、補完しようとも思いません。
        完成に近しいけれど、どこか足りてないパズルピースを求めて、
        あーだこーだ考察したりレビュージプシーをしているのかもしれませんね。
        私なりの今作への愛だと思っています。

        柏木さんのブログに出会い、柏木さんの感想をはじめ、
        いろんなやりとりが見れて楽しかったです。もう一度映画を見て、まとめなおそうと思いました。
        まず、キャッチフレーズのイメージはまっさらにしてから!…ですね

        • しゃなな様

          いえ、こちらこそ有難うございます。

          >自分に言い聞かせて自己犠牲してきたかもしれません。
          >城を出て生き生きしたということは、他人のためへの自己犠牲からの脱却、開放だったからなのでしょう。

          こちらがテーマだったら、筋が通っていてきっと納得いったと思います。

          >ニモ冒頭の仲睦まじく子供たちを愛おしくみつめる描写があるから、
          >あの展開が一層残酷さを生みニモへの過保護ぶりの必然性も生まれています。
          >この毒は、ディズニーではなく、ピクサーだったからこそ出来た表現かもしれません。
          >この頃のピクサーだったら、どんなフローズンになったのかなと思ってしまう事があります。

          確かに、ピクサーとディズニーって表現に少し違いありますよね。
          ピクサーは特に、現実世界に対しての毒があって、共感しやすいです。大人が見て共感する感じです。
          反対にディズニーは、やはり子どもに対してフォーカスあてた作品が多い気がします。厳しい現実を見せるというより、初めはやはり綺麗なものを見せるというか、
          夢をちゃんと描いている感じがします。
          ニモは間違いなく、お父さんが号泣して、子どもが「ニモかわいー」っていってる光景が想像されます。ニモをまた見たくなりました。

          >腑に落ちないものを一切残さず回収する作品がある以上、見て見ぬ振りして名作と称えることができない性分です。
          >すべてまるごと受け止められる人は、アナらと同じ純粋無垢なのでしょうね。

          私も腑に落ちないものはいろいろ調べて納得したい派なのでよくわかります。その映画を見た瞬間に感動する場合は良いのですが、後々他の方の意見を聞いて、そうだったのか!って感動するパターンもあります。他の方が感動といったからといって、自分が感動するとは限らないので、そこの辺は追求してしまう傾向にあります。
          ”すべてまるごと受け止められる人は、アナらと同じ純粋無垢”そのとおりだと思います。決してバカにはしていないのですが、子どもって純粋無垢そのものじゃないですか。だから、子どもがこの映画を歌ったり、真似しているのは分かる気がします。ここまでマスコミで大体的に報道されて認知されているので、ディズニーがターゲットしている層とは違う方も鑑賞されている方もたくさんいらっしゃると思います。映画をストーリー重視している方は嗜好とは違う気もしますし。純粋にミュージカル映画好きなひととか、綺麗な映像が好きなひとは気に入ると思います。

          アナ雪は特に、女性初のディズニー長編映画の監督としても評判になりましたので、何だか最近はもっと女性が自由であるべきだとか、王子などいらないなどといった逆に男性差別的な論も増えている気がします。そういった人も映画の一辺しか観ていない気がしてなりません。

          そういう私もストーリーに関しては完全に理解しているわけではないですし、恐らく映画は人それぞれ違う観方であるべきだとも思ってます。
          大事なのはそれをひとに押し付けたり、否定しないことかなとも思ってます。

          しゃななさんのこの作品への愛は自分と重なる部分があるなぁと感じました。
          私は2回目吹替を観た時は音楽と映像を期待しながら観てました。

          自分のブログを読んで頂き、何かしら得るものがあれば大変光栄です。そう言って頂き、とても嬉しいです。
          有難うございます。

  • たいへん興味深いご意見、面白く読ませていただきました。
    私はどちらかといえばこれまでヒネクレ派の人間かと思っていましたが、初めて観にいったディズニーアニメ『アナと雪の女王』に素直に感動し、5回も観にいってしまったということは、じつはそれほどひねくれた人間ではないのでしょうね。

    エルサよりもアナが好きですが、これは50歳にして童貞という、私の女性経験のなさが影響しているのかもしれません。あと、そもそも女性に限りませんが、裏が見られるほど他人と深く付き合った経験がないというね。

    べつに意図したわけではありませんが、ここまでこうやって生きてきたのだから、いまさら人間の裏なんか見たくないな~という気分に、この映画はぴったりでした。

    • 甘木太郎様

      ブログを読んで頂き、コメントまで有難うございます。
      5回も行かれたというのはすごいです!でも確かに周りにリピーターたくさんいるので理解できます。

      夢と愛があふれたファンタジー映画なので、素直に感動されるのは素晴らしいことだと思います。本来そう観るべき映画だと思います。
      自分はどうも昔から、ひととの関わりが下手だったこともあり、ひとりで悶々と考える癖があるので、裏とか人とは違った観方をしてしまう傾向にあります。
      映画や本をたくさん見てきたことも影響するかもしれませんが、他の場合と比べることがあったので、少しストーリーに関して偏った意見をしてしまってます。

      恐らく、これから時が経って見てみるとまた感じ方が変わってくるのかなぁって思いました。また見たくなる映画ですね。

  • 確かにディズニーの映画は
    「行間補完」が必要ですよねえ。
    ってかなんでもそうですよね。
    見えるもの聞こえるものだけ何も考えずにただ受け取るなんて
    思考停止もいいところですしねヽ(;´Д`)ノ
    ディズニーの映画は行間がちょっと広いんでしょうね。
    さすがに上映時間枠内では表現しきれず泣く泣くカットした部分も沢山あった事でしょう。
    そういう部分を想像して補完していくのも楽しみの一つですね(´∀`*)

    • kasukabe様

      コメント有難うございます。(ディズニー)ピクサー映画はよくみるのですが、ディズニー映画はあまり観たことないのですが、
      何だか絵本的というか、結構「行間補完」が必要な話があるんですね。想像の余地がたくさんあります。

      子どもが見たら、そのまま受け取れるように、その後大人になるにつれてまた感じ方が変わりそうな映画ですね。
      もちろん、”上映時間枠内では表現しきれず泣く泣くカットした部分”たくさんあったと思います。

      後、映画なので、捉え方も様々で良いと思います。さすがにこれだけ大ヒットして、老若男女観られる映画で、同じ解釈というのもないと思いますし、
      性別や年齢問わず、この映画の感想についてお話できるのはすごいことだし、良いなぁって思います。

  • 記事を読ませていただき、すごく共感しました。
    実は本日やっと『アナと雪の女王』を見てきた者です。

    前評判も高いし、松たかこさんの歌は前から好きだったので、
    自分の中での期待値も高かったのですが、
    序盤からあまりいい映画とおもえず、これを絶賛している人たちの多さに、むしろ自分は何か感覚がおかしいのかと、
    おもわず褒めてないレビューを書かれている方を探してしまいました。

    おっしゃられているように、私も松さんの歌声とエルザの解放されたような世界、あの瞬間は間違いなく鳥肌が立つくらい素晴らしかったと感じました。

    ただ、それ以外のところ。
    とくにアナの天真爛漫さにイライラしてしまい、
    末っ子にありがちであるような甘えた発想に激しくイライラ。(私自身は末っ子なのですが、アナのような甘えられる環境で育っていないため余計に感情移入できず)

    エルザの方も、せっかくしがらみから解放されたはずなのに、それが元で結局はほかの人を苦しめているという状況・・・あの ♪let it go での解放感や幸福感はなんだったのか。
    ただただ、胸がムカムカするような展開。

    個人的には、エルザが氷の女王で、アナが太陽の女王に覚醒。のような、お互いのいいとこどりで、凍ってしまった世界が解けてハッピーエンド。
    みたいになるのかと思ったのですが(安易)

    真実の愛が、姉妹の愛だった?というあたりが、はぁ。
    という感じでした。

    とにかく、ストーリーに対するモヤモヤと、
    絶賛している方々と同じようには、これっぽっちも受け入れられなかった自分への不安感wのようなもので、疲れる映画でした。

    あまりに絶賛する声が多かったので、こちらの記事を読んでいろんな受け取り方をする人はやっぱりいる!と、勝手にホッとしました。ありがとうございました☆

    • ひな様

      コメント有難うございます。共感得られるものがあって、良かったです。

      確かに評判高すぎると、期待値も上がってしまい、少しがっかりされる気持ちわかります。現に私もそうでした。
      これだけ評判になると、反対意見とか言いにくいのもありますし。

      恐らく私が思うに、この映画を純粋に音楽とか映像とか、キャラクターに深入りせず観ている方は純粋に高く評価されていると思います。

      映画に対してですが、自分と重ねて観る方は、アナとかエルサに感情移入してしまうと、なかなか楽しく観れないかなぁと思いました。
      私も、映画に感情移入して見がちなので、アナと雪の女王に出てくる誰にも感情移入できなくて、やり場がない気持ちでした。
      キャラクター像も多分簡略化して分かりやすいようにしていると思うので、何ともいえないのですが、話の軸をアナを中心に置くのか、それともエルサに置くのかどっちかに焦点合わせてくれれば多少なりとも共感できたのかなぁと思ったりもします。

      最近以下の方のつぶやきを読んで、やはりこういう考えをするひともいるよなぁって思いました。長女から見たらあのハチャメチャは許せなかったりしますね。。
      【ネタバレ注意】「アナと雪の女王」を見た長女が感じた長子の悲哀 – Togetterまとめ

      >エルザが氷の女王で、アナが太陽の女王に覚醒。のような、お互いのいいとこどりで、凍ってしまった世界が解けてハッピーエンド。

      これは面白いですね。アナの愛というより、やはりエルサ自身が、殻を破って自分がまいた騒動を解決する方向のが良かったなぁって思いました。あれではエルサの良いとこないですから。。。太陽の女王に覚醒して、なんかしら成長して終わると救いがもてる感もあります。

      今回の「アナと雪の女王」は熱烈なファンが多いなぁって感じました。そのひとたちにとっては少しでも自分の好きなものについて否定されたら嫌な気持ちになるのでしょうが、それと違う意見のひともたくさんいると思うので、それはそれとして認めて欲しいなぁって私は思います。

      私も公開し始めに観て、ひなさんのように絶賛の中、少し受け入れられない自分に対して不安を持ち、でもこういう意見もありだろうと思って、あえて絶賛の中で否定的な意見を書いてみました。少しでも共感できるものがあり、受け入れてくれる人がいてくれて、書いて良かったです。ありがとうございました。

  • はじめまして!
    「アナと雪の女王」還暦間近の母と一緒に見たのですが、
    母が涙涙で大変なことになっていたのが映画と別に印象に残ったという思い出が一つ、
    母自身が長女であること、妹を思ったり、何か特別なものを受け入れてもらったことを思い出したそうです。
    かくいう私はエンドロールで涙。目の前は雪の結晶と文字のみ、の状況ですので
    本編中に涙…ではなくということがなかったのであとから自分が変なのーと思ったり(笑)
    考えるより、感じる見方をしていたのかな、と。
    母の感想を聞いて「あーなるほど!」とそれで感動したのか!と
    色んなことに気がついて、考えたり、感想がぶわっと出てきたり。

    >いろいろな意見を語り合えたら楽しいです。
    とのことが書かれていたので自分も、コメントを残してみようかと思い立った次第です!

    >あんな自分のことばかり考えていたアナがなんであのときだけあの行動に走ったのか。。

    について、本当にあくまで自分の考え感想になるのですが、
    クリストフやオラフの他者愛に触れたための行動だと解釈しています。

    とかく、自己愛に満ちあふれたアナ(と自分も?解釈しています)を
    好まないという気持ちを抱く気持ちがわからなくもないと思いました。
    (自分はアナが羨ましいと感じたため、アナ愛らしいな。と思ったのですが、これは感想というより独断と偏見に近いので、括弧内でこっそり(笑)

    そして、自己愛を存分に持てず、他社愛に生きていたエルサと解釈しています、
    「自分より相手を想う気持ちが真実の愛」ならば
    エルサは力を開放する前に、真実の愛に触れていることになってしまうと考えるのですが、
    この言葉「自分より~」自体が真実の愛を表す全てではないと思う。というのが自分の感想です。

    姉妹愛や家族愛は自分にとって、この物語で感じるものはそれほど大きいものではなく
    こちらに書かれている#012 櫻井和寿さんの愛も含まれるのではないかと思いつつ
    主に他社愛、他者に受け入れられること、自分を受け入れること、自己愛を強く感じています。
    本当に、あくまで自分の感想ですが!

    少しおかしな例え方かもしれないですが、例え話を一つ。
    例えば。エルサをyukke1006さんと例えてみまして、
    こちらの”記事”がエルサの”魔法”にたとえ
    一つ前者コメントの、ひなさんがアナのポジションというような。

    絶賛の中、が魔法を使えない一般の方、その中で受け入れられないかもしれない
    不安を受け入れてくれた、と思った気持ちそのまま
    アナが魔法ごとエルサを受け入れた、受け入れてくれる人がいた、と感じるエルサの気持ち…というのでしょうか。
    エルサの”魔法”は人が持つ、自分自身が受け入れられにくいものに変換して見られるので、とても共感しやすいと感じたことを伝えたかったのですが、それが伝わりましたら幸いです。

    そうして、本編。両者に両極端に足りないもの、と思うものを、
    アナは一つのきっかけと冒険の中で他者愛を知り、
    自身の好きなところも嫌なところも受け入れられたことから
    不安から解放されたエルサは自己愛を知る、幼い頃の不安のない二人に。
    不安を知ってなおの絆ですので、その愛はまた積み重ねの一つかと
    そんな風に自分には心に強く残っています。

    一つ、”真実の愛”はこれだ!!!は確実にCMで前面に出していたと思うので、番線に異議あり、と個人的に思ったり(笑)
    言葉に、セリフにのせてしまうと、それが全てみたいだよなぁ。と
    もちろん、それが全てと感じるのもそれが全てではないと感じるのも、他にもいろいろ感じるのも
    見た人の数だけ、いろいろなものがあることは確かと思うので、
    自分のような意見もあるのか、と少しでも語り合えたら楽しい。のひとつに入りましたら嬉しいです。

    もっぱら人様の感想を読む側なので、稚拙な文章失礼いたしました!
    ウェブサイトは、自分のものではないこと失礼します!
    自分の拙い文章より、ストン!とストレートな感想が分かりやすく、もしよろしければ。

    • 返信ありがとうございます!

      度々失礼します…!
      文章にて書きて起こすのは本当に苦手なため(汗)
      自分の出来る限りおおよそは…!お伝えしてみた次第…だったのですが、
      ひとつだけ、どうしても自分の言葉不足…!と思うところ再び失礼します。
      (ちなみに、いくつか誤字もしていて、どこまで文章慣れしていないのか…!
      とうっかり自分で笑ってしまったのですが、失礼しました!いくつかの他社は他者、番線は察していただいた通り番宣です(笑)

      >クリストフやオラフの他者愛に触れたための行動だと解釈
      の言葉不足について。

      アナは他人に愛されるという他者愛をよく分かっていなかった訳ですが
      オラフのセリフ(セリフ所々正確ではないかもなことご了承ください(汗)
      の「アナは本当に愛のことわかってないんだね」とのここでの、暖炉の前の二人のやり取りがキーだと思っています。

      そのシーン前の冒険で触れる二人の他者愛、クリストフの場合(オラフもなのですが)
      様々な場面でアナを守るシーンがあります。
      こちらで紹介リンクのあります、CHARADEさんの感想の一つの谷から落ちるかもしれない場面で
      アナをトナカイのスヴェンに乗せる事は二人を一番に助けるための自分より他者を守る咄嗟の自己犠牲や

      オラフが愛が「自分より人のことを大切に思うことだよ。クリストフがアナをハンスに任せて離れたみたいにね」と伝えた通り、
      クリストフはアナに心惹かれている中で、二度と会えることはないだろう覚悟でハンス王子のもとへと送り届ける。
      後者の自己犠牲は、見ていて簡単なものに見えることもあるかと思うのですが、
      心惹かれた人の幸せを願い、自分が身を引く自己犠牲は簡単ではないと思うこと、
      また、それをオラフが伝えつつ、オラフもまた、自らの命をていして
      「アナのためなら溶けてもいいよ」と自己犠牲の愛情を惜しみなくそそぎました。

      その二つの自己犠牲を体感して、ささやかなことから命をていするものまで、
      様々な他者愛を二人からアナは受け、他者を思うことは、どう行動するのか、それを二人を通して学んだのだと思いました。

      もともと、アナもエルサもお互いのことが大好きなのに、互いが互いにどうしたらいいかわからなかったのだと解釈です。

      子供のような部分が良くも悪くも、なアナですが吸収力の力は子供の吸収力のそれとまた近いものがあるのでは、と思いました。
      なので、それまで(暖炉シーン前まで)は姉に傷つけられるはずはないとハンスに告げたのちに
      それは違った、やはり傷つけられた、と自己愛の天真爛漫さで、率直にそう感じたのだと思うのですが

      その吸収力にて、暖炉シーンあと好きな人にどうするのか、どうすべきか
      どうしたらいいのかを体感としても身体と心に深く吸収したのではないかと。

      それゆえのあのとき、初めてあの行動を咄嗟に、もしかしたら考えるより先に
      他者から受けたそれらのように最終的に動いたのだと思って(解釈して)おります。

      いろいろ伝わりにくいかも、や自分の思う解釈の色が強いことあるかもしれないのですが、
      再び失礼いたしました!

      それでは、
      返信にて、「きっと近くにいるよ」な優しい感じの宣伝でしたら、に夢があっていいかも!と共感しましたり。
      なるほど!などいろいろ思ったり感じていただいたこと嬉しいです。
      ありがとうございました!

      余談となりますが、折角こちらに記事がありましたので(笑)
      カールじいさんの空飛ぶ家。こちらも個人的に好きな映画なのですが、
      このシーンがいいです。なところ、私も大好きなシーンにて、(もちろん前後のストーリー全てを含めてのです。)
      こちらも感想楽しませていただきましたことお伝えです!

      • 丸様

        またまたコメント有難うございます!

        私も誤字脱字等ございますので、どうぞお気になさらずに。。

        >後者の自己犠牲は、見ていて簡単なものに見えることもあるかと思うのですが、
        >心惹かれた人の幸せを願い、自分が身を引く自己犠牲は簡単ではないと思うこと、
        >また、それをオラフが伝えつつ、オラフもまた、自らの命をていして
        >「アナのためなら溶けてもいいよ」と自己犠牲の愛情を惜しみなくそそぎました。

        >その二つの自己犠牲を体感して、ささやかなことから命をていするものまで、
        >様々な他者愛を二人からアナは受け、他者を思うことは、どう行動するのか、それを二人を通して学んだのだと思いました。

        アナが、今まで生きてきた中で経験してこなかった”愛”を受けて、成長していったというのはとても分かりやすいと思いました。

        確かに、姉妹お互い好きなはずなのに、面と向かう機会がなかったせいで、どうしたら良いか、分からなかったという混乱もあるせいもありますよね。

        アナの天真爛漫さは、まさに純粋な少女の目線だなって思います。汚れたオトナが観ると変な解釈してしまうことを嘆いてしまう。。。笑

        「きっと近くにいるよ」の自分のコピー共感して頂いて有難うございます。これが真実の愛だ!!!って言い切ってしまう宣伝の方が、お客さんは増えると思いますが、
        そんな誇張しなくても、見る人は見るし、そういう映画であってほしかったなぁって思ったりもしました。

        カールじいさんの感想も読んで頂き、感激です。
        あのシーンがとっても好きです。かなりの想いがあったと思うのですが、それをああいう行動取ることがとても深くて感動しました。
        ピクサーは、オトナが観て感動するものが多い気がします。

    • 丸様

      はじめまして。コメント有難うございます!とっても、なるほど!と思う所があり、非常に興味深く読ませて頂きました。

      >クリストフやオラフの他者愛に触れたための行動だと解釈しています。
      自己愛に満ち溢れたアナというのは良い表現ですね。確かにエルサはその辺は少し足りない印象で他者愛が強い印象があります。

      >「自分より相手を想う気持ちが真実の愛」ならば
      >エルサは力を開放する前に、真実の愛に触れていることになってしまうと考えるのですが、
      >この言葉「自分より~」自体が真実の愛を表す全てではないと思う。というのが自分の感想です。

      私もそう思います。自分より相手とか、相手より自分って考えるときや行動してしまうことももちろんありますが、どちらが多いから良いとかダメとかではないと思います。バランスかなぁって思いました。そういう意味では、クリストフやオラフが模範になっているのかなと思いました。

      >姉妹愛や家族愛は自分にとって、この物語で感じるものはそれほど大きいものではなく
      >こちらに書かれている#012 櫻井和寿さんの愛も含まれるのではないかと思いつつ
      >主に他社愛、他者に受け入れられること、自分を受け入れること、自己愛を強く感じています。

      受け入れられるという意味での他者愛はすごくわかります。やはりエルサ自身が、自分の能力(魔法)を受け入れられてと感じること、”自己愛”がテーマだととてもしっくりきます。

      たとえもとてもわかりやすかったです。前回コメント書いて頂いたヒナさんも、前にコメント書いて頂いた方、そして丸さんも、私の感想を(賛成か反対かはともかく)、受け入れてくれたということにとても安心感を抱きました。

      エルサ自身も、自分のしたことが他人を傷つけるかもしれないという恐れが根本にあって、周りは自分の力を受け入れてくれないって思い込んでいたことが、あのいきさつだったんだろうと思います。

      私は、ある意味楽観的というか、私以外にもきっと同じ思いをするだろうなぁって、理解してくれるひともいるだろうって周りのひとを信頼して任せてしまった感じもあります。本当に自分は環境に恵まれているんだなぁって思います。

      >そうして、本編。両者に両極端に足りないもの、と思うものを、
      >アナは一つのきっかけと冒険の中で他者愛を知り、
      >自身の好きなところも嫌なところも受け入れられたことから
      >不安から解放されたエルサは自己愛を知る、幼い頃の不安のない二人に。
      >不安を知ってなおの絆ですので、その愛はまた積み重ねの一つかと
      >そんな風に自分には心に強く残っています。

      丸さんのこの言葉とっても好きです。きっとエルサも、これから、少しずつ周りの人を信頼して、自分を見せていくのだろうなぁってあのラストのスケート場を作るシーン
      を見て思いました。アナのあのとっさの行動は今後の”きっかけ”と捉えるとしっくりきます。

      その積み重ねがお互いに続くことが、もしかしたら、”真実の愛”につながるのかなと思ったりもしました。
      でも、やっぱり”愛”の捉え方って異なると思うので、これこそが!的な映画の宣伝の仕方はどうかなぁって思いますね。

      「どんなひとでも、自分のありのままを受け入れてくれるひとが、きっと近くにいるよ」という感じでしたら、押し付けがましくなく素直に見れたのになぁと思ったりしました。

      紹介して頂いたブログ記事も読ませて頂きました。有難うございます。面白かったです。
      たくさんのひとの感想読んでとっても面白かったです。
      有難うございました。

  • むしろ本作を全面肯定する人は少ないんじゃないでしょうか。家族で観たわけじゃないから僕もわかりませんが。ストーリーが合わないというのも聞かない話ではないですよ。

    僕も昨日アナを観たばかりで、検索にかけてあなたのブログに辿り着きました。あなたとほぼ同じ感想です。

    写真つきの記事、大変読み易く楽しんで読みました。文書もテンポが良くてとても面白かったので、僕のブログにリンクを貼らせていただいてもよろしいですか?

    • ボーダー様

      コメント有り難うございます。ブログも読ませて頂きました。とても分かりやすい解説で興味深かったです。頷きながら読みました。

      「シザーハンズ」と対比して解説しているのが、とてもわかりやすかったです。

      アナの「愛」というメッセージを潰してでも、エルサのメッセージを重要視すべきである。

      という感想は私もそう思いました。原作は確か雪の女王メインなので、Wヒロインにするという意図があまり分かりません。
      (日本は、特に邦題からしてむしろアナを主人公にしている感があるので、その辺もむしろ小さい子を意識した感があります)

      興行的に考えると、やっぱりアナがいてこその大ヒットなのは頷けますが。。。
      恐らく、エルサがコンプレックスとどう向き合っていくかをテーマにして、最後にLet it goが流れば、ストーリー的にも深い話になるかと思いますが、
      やっぱり、ディズニーとしては、もう少し全体的には明るい話にしたかったんだろうなぁって思います。

      そこの辺が、いろんなオトナが絡んでできた映画なのかなぁって思ったりしました。

      私の記事は、一部自分の感情が含まれていて、後はいろんなひとの感想を詰め込んだだけなので、参考になるかは分かりませんが、リンク貼って頂いて構いません。
      私も客観的な感想として面白いと思ったので、ボーダーさんの記事をリンク貼らさせて頂ければと思います。
      宜しくお願い致します。

  • こんにちわ。
    私もアナの天真爛漫()っぷりが気になって、ネットをうろうろしてこちらに辿り着きました(^^;)

    私としては、フツーにエルサに感情移入してフツーにエルサ派だったので、
    世の中は結構アナ派が多いらしいことに驚いています。

    それはそうと…エンディングのエルサは別に、優等生的な生き方をしてたわけではないと思うんですよ。
    「自由に氷の城を作らず、力を抑えながら王国で生きていく」のではなく、
    「子供の頃の事故以来、抑えていなければならなかった
     アナ(や周りの人)への愛を、隠さずに生きていく」のではないかと。
    「愛が氷を溶かす・・・それならできるわ!!」みたいな。
    よかったじゃないですか、自分の持ってる愛情が、そのまま問題解決の手段だったのだから。

    と思ってました。
    まだ、あまりネット評を読んでいないので、同じこと書いてる人がたくさんいるかもしれないのですが…

    まあ、一番悪かったのは○○というのは確定ですね。

    色々共感してしまったのでつい書き込んでしまいました。
    自分のブログもないのにすみません!
    面白かったので、他の記事読んできます!

    • MSMN様

      こんにちは。コメントしていただいてありがとうございます。

      アナも人気ありますよね。自分の推測ですが、キャラクターを自分と投影しながら観るひとはエルサで、
      そこまで考えないで、あの元気で明るいキャラクターがただ純粋に可愛いなぁって思う人がアナが好きなのかなぁって思います。
      だから、小さい女の子とかには人気なのかと。。

      >抑えていなければならなかったアナ(や周りの人)への愛を、隠さずに生きていく

      良いですね。決して特別な生き方をしていたわけでなく、ただ当たり前のように相手を思いやる感情を持っていながらも、吐き出せなかった思いが、逆に”恐れ”になっていたので、最後はちゃんとその想いを伝えられて、普通に周りと溶け込んでいたラストは私も好きです。

      一番悪かったのは○○と考えれば、後はともかく考えなくて良いかなって思いますよね。。この解釈は私も好きです。

      半ば感情的に、観た後そのまま書いた記事で恐縮ですが、何かしら共感できるものがあったら良かったです。
      ありがとうございます☆

  • はじめまして。
    ツイッターで荻上チキさんについて言及されていたところからこちらのサイトにたどり着きました。
    荻上さんの評論は私がアナ雪を見ていて感じたことの多くを言い表してくれていて非常に納得し、溜飲が下がりました。
    ツイッターで、もうアナ雪については書き加えることはない、と仰られていたので、今更感が漂いますが、せっかく記事も読ませていただいて思うところも出て来てしまったので、コメントをさせていただきます。

    まず、もう色々な人がメッセージを送られているとは思いますが、女性に対する思いを読んだ上で、やはりああいった表現は避けていただきたいと思います。
    表現に気をつけないといけないという問題は、男女かかわりなく、デリケートな表現や話題は色々あります。
    なにも今回の記事についてだけの話しではなく、昨今騒がれている某ヤジに関するニュースを見ても、本当に差別的な感情がないのであれば、余計に言葉選びに多少気遣いがあっても良いのではないかと考えます。
    もちろん、管理人様がああいったヤジを言う議員と同じであるとは思っていません。
    ただ、あの表現を使わなくても、映画やアナに関する批判はすることは出来たはずです。
    初めてのコメントでこのようなキツイ話題からで申し訳ありません。自分自身も含めて、公の場での発言やコメントでは気をつけていきたいなと思っています。それはマナーだと思います。

    記事に対するコメントです。すでに多くの方がコメントをしておられますが、アナの真実の愛について。
    日本語訳が真実の愛となっているので、じゃあそれ以外は偽りの愛なのかー?そんなわけないじゃん!という気分にさせられてしまう部分もあるのかもしれません。この映画で表現された愛もまた普遍的なものの一つであることは確実だと思うのですが。
    trueloveって実際向こうではどういうニュアンスなんでしょうね。
    結構繊細なテーマを扱っているし、原題一つとっても一つの表現や一つの言葉に色々な意味が込められている、ということが多いので、日本語の訳で引っかかるというのが多いような気がします。
    私は基本的にアナ雪絶賛派で断然字幕派で荻上さんの評論は概ねその通りだと思っています。
    長女なので確かにエルサに共感しますが、同時に普通にアナかわいいと思っていました。なのでエルサへの共感度は倍率ドン。二回見ましたが、冒頭の少女時代の描写はその後の悲劇を思うと涙がこみ上げてきて、この年齢で今更ディズニーに泣かされてなるものかとこらえていたら、ラストでVuelieが流れてエルサが王国の雪を溶かす場面でさらにこみ上げてきて耐えるのに必死でした。
    長女だけどアナかわいいと思う人間もここにいます。

    アナもエルサも全く”完璧な理想の娘”ではありません。欠点だらけ。だから誰かの心に何かを突き立ててしまうんでしょうね。でも誰に対しても完璧な理想の人間なんていないですよね。
    男性の監督のインタビューを読むと理想の娘を描く気はないようでした。

    アナは運命の人を思い描いていますが、その実は恋に恋しているだけ。
    ハンスがアナを愛していなかったように、アナのハンスに対する思いも真実の愛ではなかったんだと思います。エルサやクリストフやオラフ先生が言うように全く愛について分かっていません。ずばり指摘されていますね。メインキャラ三人に否定されていますね。
    自己愛が強かったのですね。
    ですので記事にかかれていた
    >まず自分が可愛いに決まってます。そこはごまかして綺麗事言ってしまっちゃだめだと私は思います
    という部分はまさしくそのとおりに描かれていたのではないでしょうか。
    綺麗事ないですよ。
    >そして、真実の愛を受ければ、自分が生き残れると知ってキスを王子様にせがむビッ◯ぶり。
    そう、誰だって死にたくないですよ。ハンスを愛している、という気持ちよりも、自分が死にたくない、という気持ちのほうが先立っています。
    そのキレイ事ではない部分に関しては強い表現で批判しておいて、その後にオラフの言った愛の定義に反論しているのには首を捻ってしまいました。
    自己愛が強かった少女が、最後の最後自分の命か誰かの命か、という瀬戸際に立ってとっさに誰かの命のほうを優先する。他者愛の極みとも言える自己犠牲を体現したことを思うと、普通に少女の成長物語としても読めます。
    エルサは逆に自己愛が足りなかったことを思うと、どちらかに偏っていても駄目なんだと受け取りました。
    アナは考えなしのバカとも見えます。欠点、短所ですね。それは確かに誰かを不快にさせ、迷惑をかけることもある。
    だからこそ最後、打算もなく自己犠牲を行う自分に対する陶酔や憐憫もなく、とっさにエルサの前に飛び出すことが出来たのだと見えました。
    いかにもな聖女キャラや献身的なキャラが自己犠牲を払う姿は分かりやすくもあり、共感もしやすいですが、アナのような自己愛しかないように見えるキャラが最後の最後で大どんでん返しをするというのも面白いですし、胸を打ちます。

    あの両親を決して悪い人達のように描かないことが逆に素晴らしいです。人を決定的に追い詰めるのは明確で分かりやすい悪意だけではないのです。
    マザーゴーテルの描き方も素晴らしかったですが、今回の両親の描き方のほうがさらなる問題提起をしている点で、より洗練されたと思いました。

    ピクサーとの比較を時々出されていますが、正直ピクサーに毒を感じたことはないんですね…。ピクサーは毒というよりはスパイスですね。スパイスだから飲み込める。消化できる。
    今回のアナ雪のほうが毒をはらんでいるのではないかと。
    悪意と言っては言い過ぎですが、結構キツイ描きかたするなあと思う部分もあったり…。これは褒めています。

    ◯◯のほうがよくできている、という意見について。整然と答えが嵌められている、よくできたパズルのような作品は精緻な魅力があると思います。分からなくもないのですが、そうした作品というのは「ああ、おもしろかった」で、終わってしまう部分もあると思うのです。
    どうもこの映画は、時間内に収まらなかった、子ども向けだから、という理由以外でも意図的に全てを提示していない、ように見えるんですね。
    あえてぼかした表現をしているように感じられる部分もあります。
    深読みしようと思えばできるし、単純に映像と音楽だけをライトに楽しんでもいいし、ふーんとスルーしてもいいし。
    こちらに投げかけている部分があります。メインターゲットである小さなお子さんにも見返す度に色々考えて欲しいからなのかなと。荻上さんの評論で言われていた懐の深さなのかと思います。

    興行的にも大成功をさせて、なおかつ「おもしろかった」だけでは済まさず、あれこれと議論や評論をさせているというのはディズニーにしてみればしてやったりな状況でしょうね。
    否定的な意見を持つ人であっても、わざわざ否定することを表明することによって話題に貢献しているわけですから。
    絶賛か否定しかない、よりは賛否が別れるほうが良いのだ、という意見を聞いたことがありまして、その基準でいくとやはりストーリーも含めて、良い作品なのだなと思いました。

    色々と語りたい作品のため、初めてのなのに長い文章になってしまってすみません。
    内容も他の方のコメントと被っているかもしれません。
    たくさんのリンクが張られていて色々読ませていただきました。ありがとうございました。
    このサイトのリンクはなかったかと思いますが、三つの記事が面白いです。http://rednotebook.blog.shinobi.jp/
    苦い毒、あるいは薬が仕込まれているなあ、と思いました。
    もうすでに読まれていたのでしたら失礼いたしました。

  • 投稿してみたら文章量にびっくりしてしまいました。
    申し訳ありません。長すぎる!迷惑!と思われたのでしたら、どうか削除してください。
    感情のままに書いてはいけませんね。反省しております。

    • 通りすがりのチキさんの賛同者様

      はじめまして。
      コメント有難うございます。

      おっしゃっていただいたこと、全てその通りだと思いますので、何も言えません。
      また、新たになるほどと思ったこと多数ありました。コメントを読ませて頂きながら、数多くの反省とまた新たな発見をさせて頂きました。有難うございます。
      何も言えないとはいいつつも思ったことありますので、ひとつひとつ、箇条書きになってしまいますが、返信させて頂きます。

      ・批判に対する表現方法について

      正直私がこの映画を観た当初、ここまでヒットするとも思わなく、また女性の社会軽視に対する問題と密接に関連して議論されるとも思いもしませんでした。そういった方が読まれるということを考慮せず、感情の思うがままに、配慮ない表現方法をしてしまったこと後悔してます。これ以上読まれた方が不快な気持ちにさせないよう、該当箇所を今から削除することもできますが、通りすがりのチキさんの賛同者様はじめ、この点の問題点に関して、適切にコメントして頂いている方もいるので、あえて該当箇所はそのまま残しておきます。

      あの表現を使わず、もっと別の形で批判するのが適切だったと思います。

      ・真実の愛について

      字幕と日本語訳は、意味合いも違っていると思うので、制作側が意図したものとは違うかもしれません。もちろん、日本語訳された方も大変苦労されたかと思います。批判するつもりもないです。ここで描かれた”愛”もひとつの真実の愛ということも正しいと思います。

      私が批判していたことは、”真実の愛”ということを、受身的な愛ではない主体的な愛であるとか、いやそうでもなく姉妹の愛だとか、そういった観方にしがちな日本のプロモーションの仕方です。
      正直、荻上チキさんの”異質であるものとの共生、調和”ということこそがテーマであるというお話を聞き、男女の愛であったり、同姓に対する愛、家族の愛とかよりももっと上の次元の愛に思えてきて、私が腑に落ちないことも今となってはどうでも良いことに感じているのが今の気持ちです。

      ・アナについて

      >自己愛が強かった少女が、最後の最後自分の命か誰かの命か、という瀬戸際に立ってとっさに誰かの命
      >のほうを優先する。他者愛の極みとも言える自己犠牲を体現したことを思うと、普通に少女の成長物語
      >としても読めます。
      >エルサは逆に自己愛が足りなかったことを思うと、どちらかに偏っていても駄目なんだと受け取りました。

      どちらかと言うと、アナは欠点があるというキャラクター像なのですが、恐らく映画を見ててそれを感じさせない雰囲気があります。容姿も育ち(社会の地位という意味で)も良いですし、エルサと比べて環境的にも暗さがないですし。そういった意味で素直に苦難を乗り越えた成長物語としてみれなかったのかもしれません。

      アナが純粋無垢であることは間違いなく、それに対しての私のひどい表現は、世間に対する問題提起でもあったのですが、もっとも今はアナに関しても欠点があるということを感じているひとが多いと思うのであえて押すこともないのですが。

      ・ピクサーの比較について

      >ピクサーとの比較を時々出されていますが、正直ピクサーに毒を感じたことはないんですね…。ピクサ
      >ーは毒というよりはスパイスですね。スパイスだから飲み込める。消化できる。
      >今回のアナ雪のほうが毒をはらんでいるのではないかと。
      >悪意と言っては言い過ぎですが、結構キツイ描きかたするなあと思う部分もあったり…。これは褒めて>います。

      このご意見、その通りかもしれないと思いました。ピクサーは確かに見終わった後、心地良いです。映画の至る所に、ちょっと思いもよらない刺激が合って、そこが観ているひとの気持ちを揺り動かして、消化させてくれる。”スパイス”ということば、その通りだと思いました。毒ではないですね。
      ディズニー映画の方が”毒”があるというのは確かにそうかもしれません。普通に観てたら、それに気づきません。1回素直に観ていてもそうは感じません。じわじわくる感じしますね。アナ雪も、暗にほのめかしているように毒がある感じします。アメリカ的なブラックユーモアも感じます。

      ・映画についての議論について

      >どうもこの映画は、時間内に収まらなかった、子ども向けだから、という理由以外でも意図的に全てを
      >提示していない、ように見えるんですね。
      >あえてぼかした表現をしているように感じられる部分もあります。
      >深読みしようと思えばできるし、単純に映像と音楽だけをライトに楽しんでもいいし、ふーんとスルー
      >してもいいし。
      >こちらに投げかけている部分があります。メインターゲットである小さなお子さんにも見返す度に色々
      >考えて欲しいからなのかなと。荻上さんの評論で言われていた懐の深さなのかと思います。

      本当にディズニーにしてみればしてやったりな状況かもしれないです。ここまでいろんなひとに議論され、何度も観られる映画って、この上なく幸せだと思います。

      やっぱり、”対話”が生まれる映画こそ、素晴らしいなぁって感じます。一方的な暴言としての批判は好みません。リンク貼っていただいたハンス王子の解釈に関しての記事も以前読ませて頂いてました。(共感していたのにリンク貼るの忘れてました)観るひとをただただ不快な思いをさせる発言はやっぱり一方的で、”対話”がないなぁって思います。私も一方的な発言をしてしまい、不快な思いをされた方もいるかと思いますが、それに対して、ちゃんとコメントしていただいた方に救われてます。

      いろいろ観方、解釈があってありなので、こういった感想見れるのも面白いなぁって思います。
      私もこの映画2回観てますし、アナ雪の映画の感想はかなりの量読んできました。観ないで、あれこれ文句言ったり、一部分だけで批評することなく、自分の感想を書いている方が多くとても楽しめました。

      正直、荻上チキさんの評論を聞いて、自分の感想を他のひとに読んでもらう必要ないなぁとも感じて、愕然な気持ちになったのですが、書いて良かったです。

      有難うございます。

  • あんまり面白い記事なので思わずコメントをさせて頂きました。

    意外にアナ支持派が多くてびっくりした(ディズニーの微妙なプロモーション企画でもアナの方は支持率25%で人気無いかと思ってたのに)のと、当のアナ派からの反撃(って上記以外にもっと直球で酷かったのがあったんですか…?)が凄いのに圧倒されたというのと

    重い意味は無かったんだろうけど「ビッ●」という表現はまずかった(英語圏では非常に重い意味で取られてしまう言葉であり、直球で言ってしまうと「発情期のメス犬」という意味で、映画中アナとフラグが立った男性が「2人」であり「2桁」でない以上「アンタ何てこと言うのよ!」と反論したくなる女性の気持ちは分からんでもない。)と感じてしまった次第でした。

    この作品の良い所は(上映時間の都合上かなり巻いている所もありますが)
    人の内面をよく知らずに勢いと思い込みで行動してしまうアナ
    ヒモ志望(にしか見えない)ハンス王子
    元々が真面目なだけに自暴自棄を起こして雪山に籠ってしまうエルサ
    人間の友達がいないクリストフ
    と完璧でない、どうしようもない欠点を持った「人間」を描いている所のような気がして(それが完全に消化できたかどうかは別として)とてもリアルなキャラクターが作られている所のような気がします。
    (その点も思わず凍結していた自前のブログに記事をコッソリ更新してしまうほど面白かったのです。)

    レンタルで見た為にリアルタイムからはかなり遅れてのコメントですが、面白い記事をありがとうございました。非常に楽しませていただきました。

    • 謎の日本人さん。

      読んで頂き有難うございます。またコメントまでして頂き有難うございます。

      言葉の受け止め方は、人それぞれなので気をつけないといけませんね。不特定多数の方が観られるからこそ配慮しないととこれをきっかけに学びました。

      ”リアルなキャラクターが作り”というのは本当ですよね。だからこそ、見る人は自分と当てはめてあれこれと議論したくなるのかもしれません。
      他のところでも散々言われていることですが、だから男女間で意見が食い違う映画だと思います。男はキャラクター云々より映像のディテールだったり、脚本演出を楽しみがちで、女性は出てくるキャラクターの人物像、セリフ、行動などに着目すると一般的に言われているので。

      自分は、両方楽しめるので、アナ雪は、結局、吹替字幕で劇場2回、またDVDも買ってしまうくらい楽しんでましたが。。。笑

      話がずれてしまいますが、ディズニーは本当に良い映画作ってくれるなぁって思いました。またそれだけでなく、プロモーションの仕方も上手いです。
      あれだけのクオリティの音楽を惜しげもなく、無料でYoutubeに載せてしまうのはすごいと思いました。著作権で無断転載が多く消される昨今、思い切ったことをすることで、特にCDとか売上を落とすわけでなく、さらに売上伸ばしてますから。

      またまた関係ないですが、その後に公開されたマレフィセントもおすすめです。こちらも映像演出とも面白い映画でした。

      拙い文章でしたが、楽しんで頂き有難うございました。

  • こんにちは。検索からお邪魔します。

    アナと雪の女王には、本当にさまざまな解釈と感想があっておもしろいです(^-^)
    ここには情報がまとまっていて、リンク先を含めて楽しめまえてもらいまいた。
    ありがとうございます。

    亜流の解釈ですが、少し違う視点からも感想を書いてみたので
    もしよろしければご覧いただけたら嬉しいです。

    ■『アナと雪の女王』の東洋的な世界観、□から○への移り変わりについて
    http://scribble.blog.jp/archives/2014/10/221011860942.html
    http://scribble.blog.jp/archives/2014/10/221011865730.html

    • Neicoさん。

      読んで頂き、コメント書いて頂き有難うございます。
      ブログも読ませて頂きました。

      陰陽二元論の話、共感しました。

      東洋の世界観は、陰と陽を善悪に振り分けず、ともに相反する性質を含み循環し続けます。

      荻上チキさんの評論でもあったように、”異質であるものとの共生、調和”がテーマに違いないですね。”ありのまま”の部分が表に出すぎてしまい、本質的な真実の愛について逆に考えるひとがたくさんいて、そういうひとたちの感想を読むのはとても面白いです。

      有難うございます。

  • アナと雪の女王、昨晩、孫から借りて見ました。
    映像とキャラクターの動きの美しさに見とれました。
    エルザ姉がエモーショナルになると雪の結晶化してしまう。。というシナリオがチョッと?触るものみな金に変わる魔法を手にすることで、それ以前に必須の意識しなかった大切なものを思い知らされる、、ってお話しを思い出しました。
    原作、アンデルセンは、素晴らしい! 子供時分に悪魔が少年カイの目と心とを洗脳してしまい、恐ろしいペルソナにされ、連れ去られてしまったのを、幼馴染の少女は自然と会話する能力で探し出し、抱きしめた時に、洗脳が溶ける、、というもののようだ。。
    「真実の愛」をテーマにしてるようだが、実は正直、画像の美しさには目を見張ったが、表情の乏しさと少し、口を歪んで笑う癖とともに、何だか?理屈っぽく、真実の愛を無理やり定義付けてるようで実は言葉以外で、伝えられていないように思えた。ブログ主と共感で、嬉しかった。ただ、チキさんの解説、本当に感謝なんだけど、この作品に対し、意義が見つけることが出来てホッとできました。。
    正直、この作品って、ディズニーの眠れる森の美女の王子様と馬とをパラレルさせてたり、ヒジョーに凝ってはいるんだけど、、「独りよがり」を女王に当てはめ、隔離、両親の死、妹なのに別室で育てられ、城が閉ざされたまま、大人を迎えるという、異常な育ち方と異常な能力に問題があるように思え、蟠りが残る。。
    平成になって、大きなものに迎合する時代の中で、ブログ主のような真実の愛や生きることの意味について真摯に発言する勇気のある人がまだ、いらっしゃることがただ、嬉しかった。

    • takokuro様

      コメントありがとうございます。

      >何だか?理屈っぽく、真実の愛を無理やり定義付けてるようで実は言葉以外で、伝えられていないように思えた
      ここはとても分かります。ディズニーがこれを”真実の愛”とテーマにしているかは定かではないのですが、少なくとも日本ではそう謳っていたのでそこで映画とのちぐはくが産まれたかもしれません。ミュージカルなので歌の部分、”言葉”で表現することが多く、それ以外の行動で示すシーンが少ないですね。

      私の感情に任せた感想よりも、荻上チキさんの解説は本当に素晴らしかったです。まだ人生経験に乏しいですが、それでも生きてきて感じてきた自分が思う”愛”や”生きる意味”を正直に、ありのままに書いてtakokuro様のように何かしら感じ取って頂ける人がいて本当によかったと思います。

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