#135 ダラス・バイヤーズクラブ/必死に生にしがみつく人生は素晴らしい

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ダラス・バイヤーズクラブ/ 満足度★★★★☆(4.5)Dallas Buyers Club/ジャンル:ヒューマン(実話)/117分/監督:ジャン=マルク・ヴァレ/2014年/アメリカ

 

自分が生きるため、自分と同じ境遇にいるひとのために生きること。

○簡単なストーリー説明
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1985年のテキサス州で、ロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)がHIV陽性と診断され、余命30日と宣告されます。
それからロンはHIV治療薬で認可された薬が少ないので、当時無認可だったHIV代替治療薬をメキシコ等から薬を不法に密輸し販売する。そして会費400ドル払えば薬は無料の「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立。HIV患者が­特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化した人間ドラマです。

○感想
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マシュー・マコノヒーが、エイズ患者を演じるため21キロにおよぶ減量を達成し、アカデミー主演男優賞を取り、
ゲイ役のロイヨンを演じたジャレッド・レトが助演男優賞を取ったことで話題になった映画です。

とっても素晴らしい映画でした。

何が良いかって、とても重い題材を扱っているのに重くないというか、でも心に深く残る映画というか、
とても余韻が残る映画なんです。

題材としては”泣ける”要素を持っていると思うんですが、安易にそういう風には作られていないと思います。
主人公ロンの生き方に共感がなかなかできないからかもしれません。(自分にああ破天荒に生きれるかという意味で)
でもロンを嫌いになれないわけがたくさんあります。

そこが、ラストの大勢の人の拍手で迎えるあのシーンにぐっと来るわけですよね。
ところどころに良いシーンがたくさんあるんです。

ロンが、図書館でエイズのことを調べているうちに自分がそうだと気づいた瞬間のあれとか。
ゲイを差別していたロンがスーパーで見せたあの行為の後、ゲイで仕事仲間のレイヨンが見せたあのはにかむ笑顔とか最高でした。

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それにしても、ロンが余命30日と宣告されてから、1日1日がとっても濃い!まだこれしか経ってないの!?思うくらいでした。
普通に生きてて、それだけ、密な人生を真面目に送れるかなと。
時間がないからこそ、真剣に生きる。生きるのに必死になる。そういう人生を生きないとそれこそ”生きている意味がない”かもしれません。

大仰な展開で驚かせるのではなく、じわじわと感動を呼ぶタイプの作品です。
極めて万人向けであり、かつ映画ファンであればあるほど奥深さに気づけます。
R15+指定であり、少々刺激の強いセックス描写がありますが、それに抵抗がないのであれば問題ないでしょう。ちなみにグロテスクな描写は一切ありません。
参照:生きたいから、変わった 映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー

上記、カゲヒナタのレビューのヒナタカさんが書かれている通りだと思います。じわじわきます。
これは今度は家でじっくり見たいなぁと思った映画でした。

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差別と闘う男を見たい方は以下の作品。
#120 42~世界を変えた男~

そして、余命わずかと言われた男の話を見たい方は、以下の作品を。「主人公というより癌を知らされた周りの人間にフォーカスを向けていること。」が面白いです。
#065 50/50 フィフティ・フィフティ

HIVものといえば、
トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」AIDSと同性愛の映画で社会派映画です。
また、「マイ・フレンド・フォーエバー」は、冒険や母親と友情も題材にある素晴らしい映画です。

#068 マイ・フレンド・フォーエバー

ちなみに、インターフェロンを横流ししたのは日本人医師でした。日本も出てきてびっくりしました。
それにしても、なんで外国の映画で日本が出てくると決まって渋谷なのか??そして絶対あの片言は日本人使ってないだろ。。

マシュー・マコノヒー主演、クリストファー・ノーラン監督「インターステラー」も楽しみです。

読んで頂いて、ありがとうございます。

●参照

公式サイト

○予告

○参考に読んだブログ

『ダラス・バイヤーズクラブ』感想、マシュー・マコノヒーとジャレッド・レトの怪演にのめり込む!あり得ないような実話が胸を打つ! – A LA CARTE
ダラス・バイヤーズクラブ/死の淵で彷徨う | 映画感想 * FRAGILE
生きたいから、変わった 映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー

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