#131 ウルフ・オブ・ウォールストリート/欲望を売るということ

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ウルフ・オブ・ウォールストリート 満足度★★★★(4)The Wolf of Wall Street/ジャンル:ヒューマン(ブラック)コメディ?(伝記)/179分/監督:マーティン・スコセッシ/2014年/アメリカ

 

欲望を売っていたはずなのに、欲望に溺れてしまうのもまた人間だよなぁ。。

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○簡単なストーリー説明
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学も金も人脈もなく、投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)の実際に会ったことを元にした映画です。
26歳で証券会社を設立し、株で約49億円の年収を手に入れます。仕事中もプライベートも豪遊しちゃいます。そして転落する、そんな話です。

○感想

いやー、素晴らしい映画でした。ひとに勧められないという矛盾した素晴らしさのある映画です。
1回見れば十分だし、一緒に見る人は選ぶし、映画館じゃなくても良いかなぁと思う映画です。

ただ、考えさせるんですよね。。。これが。書きたくなる映画というか。

この映画の主人公は、話します。
ぶっ飛んでます。SEXとドラッグ、酒、そして”金”が全てです。

共感もできないし、尊敬もできないんですが、なんか惹かれる男ではあります。
そこが面白いんです!やっぱり、カリスマ性って言うんですかね。(古いですかね)
有名な会社に、カリスマ社長は必ずいます。アップルだとスティーブ・ジョブズ。ディズニーだったらウォルト・ディズニー。
日本だって、松下や本田、最近だって、孫さん、柳井さん、IT企業だって若い人に好かれている社長がたくさんいます。

この映画の主人公のジョーダン・ベルフォートも社員がついていきたいと思うような”情の厚さ”や”話術”、などの惹きつける力があります。
(巨万の富を得た成功の秘訣はこの2つだと思います)

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この映画の中で出てくるセールス術(話術)で、「お客が話すまで待て」というような戦略があります。これはもっともです。売れないセールスマンって、本当によくしゃべる。こっちが話す隙を与えない程本当にしゃべります。

勧誘電話やセールスでよくありがちです。お客さんが話すのを聞くということは基本中の基本だと思うのですが、意外に話を聞かずに、しゃべり続ける人っているんですよね。自分も、営業でアポ電話をたくさんしたので経験があります。なんとか相手を説得しようと必死に話したくなるんですよね。

でも、元いた会社でできる先輩は、電話や商談で必要以上のことは話さないひとが多かったです。勧誘の電話も相手に需要がないと分かるとすぐ切ります。商談も、黙っている時間が長いです。これはすごいです。黙るというのは営業やっている人は分かるとと思いますが、結構恐怖です。だから、どんどん話す気持ちも分かるのですが、時に黙って、相手に考えさせる憂慮を与える、そして、必ず損はさせないという”信頼させる”言葉を選ぶ。

それができるひとは、何売っても、売れると思います。ここにある何の変哲のないペンでも。。お客さんも信頼しちゃいます。ただ、大事なことは、それが本当にそれがその人が”欲している”ものなのか否かだと思います。

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この映画では、需要を作っています。需要を作ってそれを売って、騙して金を得る仕事をしています。
そこが、多くの人が、この主人公に惹かれるけど、共感できないところなんだと思います。

でも、現実世界にこれを理解してないでやっているひとって結構いると思うんですよね。本人はそこまで認識していないからこそ、たちが悪いんです。
カリスマなひとに憧れて、そのひとの言うようなことをして多くのお金を得ること。尊敬するひとがしていることだから、何の疑いもなく、仕事をしちゃいます。ただ、最終的にお金を払っている誰が得しているか(喜んでいるか)そこまで考えていないことってあると思います。

実際、自分だって上から下へ回ってきた仕事をただこなしている毎日です。最終的なお客さん(またはユーザー)が喜んでいるかどうかなんて目の前の仕事に夢中で考えてもいなかったりします。

上のひとが言っていることだから、正しいんだろうって。ネット関係の怪しい商売しているひとや、マルチ的なこと(ネットワーキングビジネスなんて言うんですかね。。)をしているひとは分かりやすいんですが、、、

ひとの欲望をついて売るというのは、本当に成り立つなぁってつくづく思います。
欲望。金、性欲もそうですし、名誉なんかもそうです。
ひとの心を鼓舞してお金を稼がせる力もまたビジネスです。

ただジョーダン・ベルフォートの詐欺を取り締まるFBI捜査官の結末を見ると、考えさせられます。

偶然にも最近見た、「摩天楼はバラ色に」「アメリカン・ハッスル」でも巧みな話術・戦略でひとを騙し富を得るんですよね。。
その先にある真の目的が、お金であったり、女性であったり、、、
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この映画でもそうでしたが、上にいるひとたちは自分がどれだけ下衆なこと、非人道的なことをしているかは理解してしています。
(現に副社長であるドニー・アゾフはおれは死んだら間違いなく地獄に落ちると述べています)
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その下で働いているひとたちは、ただカリスマのもとで忠誠的に働いているだけといえばそうなので、そこが皮肉で考えさせられました。
自分は仕事で何を最終的に売っているかということを意識しないと。。

あ、ディカプリオ顔芸が面白おかしいです。
そして、ンーンーのくだりね。ここはずっと頭に残ります。
Hum〜♪Hum〜Hum♪

ここから、中毒性が始まります。

年収は49億円稼いでいた主人公を演じていたディカプリオの年収は58億円らしいです。それを知るとまた面白い。
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とりあえず、よくもまぁ、こんなに豪遊できるかって、関心しゃうくらいの映画でした。

読んで頂いて、ありがとうございます。

▼amazonからレンタル。
ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版)

●参照

公式サイト

○予告

○参考に読んだブログ
ウルフ・オブ・ウォールストリート/魂だって売ってやる | 映画感想 * FRAGILE
需要はつくられる 映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー
『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』感想、スコセッシ✕ディカプリオ史上最もぶっ飛んでて、”超面白いけど” 人に勧めにくい作品www – A LA CARTE
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』感想 – 琥珀色の戯言
[ネタバレなし]映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のあらすじ・感想 / ディカプリオの下品なコントに最高に笑った | NANOKAMO BLOG
【ネタバレ含む】ハッタリが効きまくりの”話題作” 映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のあらすじ・感想レビュー。 | iPhone・Macの情報発信ブログ “NUMBER333”

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