#100 無印良品は、仕組みが9割/松井忠三

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満足度★★★★☆(4.5)

シンプルに整理すれば、頭もすっきり!

▼後で読む。


前置き
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無印良品結構好きです。文房具もそうですが、ベッドも使っています。

ベッド | 生活雑貨特集 | 無印良品ネットストア

無印良品が西友(セゾングループ)から独立してできたというのは正直知らなかったのですが、、、
ひとつのブランドとして、ファンが多いのは確かだと思います。

その内部でどういう人、どういう想いで、どういう”仕組み”で会社が動いているか、そんなことが書かれている本です。

◆ざっくり要約!

「人」に頼るのではなく「仕組み」に頼ること。
そのために作るのが、「マニュアル」。

無印良品の店舗で使っているマニュアルは2000ページもある。
本部で使っているマニュアルは6000ページ以上。

業務のマニュアル化により、赤字38億円からV字回復を果たし強靭な組織を生み出した”仕組みづくり”のイロハが書かれてます。

◆内容について。抜粋あり。

無印のマニュアルとは

無印は、2001年8月期、「38億円の赤字」を計上したそうです。
しかし、翌年には増益に転じ、2007年には売上高1620億円、経常利益186億円を達成に成功。

そのV字回復の理由は、賃金カットでも、リストラでも、事業の縮小でもなく、
仕組みづくりにあったとか。

「努力」→「成果」に直結させる仕組みづくりを具現化したもの。
それが”マニュアル“です。

無印良品には、店舗で使っているマニュアル「MUJIGRAM」と、
店舗開発部や企画室など、本部の業務をマニュアル化した「業務基準書」という2つの分厚いマニュアルがある。

経営から商品開発、売り場のディスプレイや接客まで、すべての仕事のノウハウが書かれているそうです。
マニュアルは、実行力を養うテキストであるとともに、自分が「どう働くか」を考えるための羅針盤にもなるとのこと。

仕事のスキルやノウハウを蓄積する仕組みがなかったので、担当者がいなくなったら、また、一からスキルを構築しなおせなければならなかった。

これはわかります。どこの会社でもあることだと思います。引き継ぎが上手くいかなくて、煩雑になるケース。

”戦略2流でも、実行力1流なら良し”

いっくら、計画立てても、実行しなければ意味が無い。
仕組みって、そこの辺の問題を解決する一歩として有効だなって確かに思いました。

マニュアルを作るメリット

①「知恵」を共有する
→経験と知恵が蓄積(すぐれた知恵や経験を全員で共有)

②「標準なくして、改善なし」
→改善を繰り返し組織が進化(標準を固めてから初めて、応用ができるようになる)

③「上司の背中だけを見て育つ」文化との決別
→社員教育の効率化、モチベーションアップ

④チーム員の顔の向きをそろえる
→理念の統一

⑤「仕事の本質」を見直せる
→どのように働くべきか、何のために働くべきなのかという仕事の本質に近づけるように

例「売り場とは」

何:商品を売る場所のことです
なぜ:お客様に見やすく、買いやすい場所を確保するため
いつ:随時
誰が:全スタッフ

→ノウハウの説明

コミュニケーションとは「言えば伝わる」のだと思いがちだが、明文化して初めて意識できるもの。
さらにそれを繰り返し教えることで、ほんとうの意味で「体得」したというレベルになる。

日常でも

仕事上での「上手なコミュニケーション」や
プライベートでの「家事」でさえ、マニュアル化できるとして、
その作り方の例が示されています。

家事も同じ(基本があると応用しやすい)
例「洗濯とは」

何:家族の着た洋服を洗濯機で洗う家事
なぜ:家族に清潔な洋服を着てもらうため
いつ:毎朝または毎晩
誰が:月、水、金は○○、火、木、土、日は○△

マニュアル作りのポイント

①ボトムアップの仕組みを整える
②新入社員が読んでも理解できる言葉で具体的に説明する
③その仕事が全体の仕事の中でどのような位置づけにあるのかを説明する
④部署あるいはチームという単位で普段の業務を洗い出していく
⑤リアルタイムで改善する
⑥部署ごとで作ったマニュアルは統一して全社で共有する

業界の最前線を走り続ける企業に共通していること。

①挨拶をきちんとする
②ゴミを見つけたら、拾う
③仕事の締め切りを守る

提案書のハンコは3つまで。
→イントラネット(締め切り、指示、連絡、議事録を一元化)により情報共有を図り、意思決定のスピードを上げる

◆この本から何を活かすか?

自分、結構”仕組み”の本って好きなんですよね。似たようなものは読んでいます。

#016 佐藤可士和の超整理術/佐藤可士和
#043 「仕組み」整理術/泉 正人
#005 最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術/泉 正人

”仕組み”や、”整理”って、大切なのはわかりますが、それが目的ではないからこそ、どこまでやれば良いのかが難しい。実際に”する”(行動)ことが最重要であって、仕組みを作ることは、効率化のための手段です。仕組みがなくても、目的が達成されればいいわけです。

でも、そう上手くいかないこともあるので、仕組みを作ることで、効率化、モチベーションを上げるために有効なわけです。今回この本を読んで、実際に自分の仕事で、明文化して、業務を効率化すること挑戦してみようかと思いました。
(少し、メモ帳にやる順序とかは書いてあるのですが、目的などは整理してないので)
また、それを共有できる仕組みを作れれば良いのですが。。。

自分の私生活で活かすとしたら、ハウツーなどはブログでまとめることですかね。
ひとり暮らしのこと、料理レシピなど(以下参照)自分がやってきたことはまとめてきました。仕組みやマニュアルとは程遠いとは思いますが、それをもっと精度高めること、整理することでノウハウをためて、他のことに応用がきけば良いかなぁって漠然と考えています。

○ひとり暮らし
一人暮らしをはじめるコツ。

○料理レシピ
男料理

○イベント主催について
イベント主催は奥が深い!〜第1回映画ブロガーサミットを開催して〜

○wordpress自作デザイン
WordPress自作テーマ”ほぼ”完成。

○アプリ作成
じゃんけんアプリの作成

○就職活動(新卒)
就職

○転職
会社を辞めようと思ったときに参考になったサイト(ブログ)〜転職で考えること、すること〜

○エクセル(経理)
仕事で使うエクセル(経理)

○映画リスト
TSUTAYAスタッフおすすめ映画100+α 【1~50】

◆終わりに。

無印良品では「朝礼システム」というものがあるそうです。
毎朝、店に社員が出勤してきてパソコンを立ち上げると、画面にその日やるべき業務や予算目標、伝達事項が自動的に表示される仕組みのことです。自分も毎朝、すべきことを自動的に見る、考える仕組みを作って、習慣にしたいと思いました。

読んで頂いて、ありがとうございます。

◆目次◆

序章 なぜ無印良品には“2000ページのマニュアル”があるのか
1章 売上げとモチベーションが「V字回復する」仕組み
2章 決まったことを、決まったとおり、キチンとやる
3章 会社を強くするための「シンプルで、簡単なこと」
4章 この仕組みで「生産性を3倍にできる」
5章 自分の仕事を「仕組み化する力」をつくろう

著者情報

松井 忠三さん
1949年生まれ。良品計画代表取締役会長 大学卒業後、西友ストアー(現西友)に入社。
1992年、良品計画に入社、1993年取締役総務人事部長、1994年取締役無印良品事業部長、2000年ムジ・ネット社長、2001年良品計画社長、2008年2月から現職。

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