
はじめに。
先週発売したブロガーとして知り合いの、
浜中省吾さん「会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術 5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える!」
jMatsuzakiさん「人生の舵は自分で切れ!あなたの10年後は今週の33.6時間で決まる」
を電子書籍で読ませて頂きました。
感想はこちら。
自分のしたいことをするために時間を”作る”こと。〜2冊の時間管理術の電子書籍を読んで〜
今年になって、電子書籍を読む機会が増えました。
iPad miniを買って、持ち歩きに便利になったからです。
10冊読みました。10冊のうち1,2冊くらいは電子書籍なのかなぁ。。
そのうち読んで良かったもの7冊ありました。

初めて電子書籍で読んだ本はこちら。
#086 人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方/柳内 啓司
こちらの記事にある通り、電子書籍はiPad miniなどのデバイスの普及によって、これからもっと普及すると思われます。
電子書籍サービス市場は2015年に3500億円超へ――それってどのくらいすごいの?
2010年度における新品/中古の紙書籍(雑誌/マンガ/写真集含む)の購入金額は2兆5378億円。このうち書籍が1兆7321億円、雑誌/マンガ/写真集」が8057億円とある。つまり、出版市場全体で考えれば、現時点の電子書籍市場はごく小さな市場であるといえる。2015年時点の紙書籍の市場規模については言及がないため比較は難しいが、出版市場の1割~2割程度が電子書籍市場であると考えられる。
現実的に考えて、紙の本の1,2割くらいは、電子書籍で代替できるなぁという印象があります。
全て電子書籍に変わるというのは考えられません。
使い分けが大事かなぁと思いました。
電子書籍を使って便利だなぁって思うことはたくさんありますし。
ニュースの情報源は、ネットか?新聞か?の議論と同じだと思います。
#004 新聞ですか?ネットですか?
私の考えは、上記で述べたのと同じで、電子書籍と紙の本についても同じです。
どちらも必要なもので、お互いの長所を活かすことでお互いのデメリットを消し、
最適な使い方をすることで、情報を送るもの、受け取るものにとって最適な社会になる。
ということです。
とはいっても、まだまだ電子書籍は使っていないひとは多いようです。
“本好き読者”、約7割が電子書籍の購入経験なし……シニアほど安さでストア選択
やはり「紙の本で読むほうが好き」派は多いと思います。
ってことで、
これまで電子書籍を読んできて良かった点、
紙の方が良い点をつらつらとまとめてみようと思います。
◆電子書籍の良い所。
欲しいときにすぐ手に入り、読める!ということのメリットはやはり大きいです。
amazonの当日配達もありますけど、クリックひとつは大きいです。
また売り切れがないのも魅力のひとつ。
紙の本より通常、割安なことが多いです。
普通の書籍を買うより200円くらい安いですかね。
1つのタブレットに何千冊もの電子ブックを入れて持ち歩けること。
本が好きな人なら分かると思いますが、電車の中など出先でちょっとした時間を使って本を読む習慣があると、
読む本がなくなったとき、手持ち無沙汰になります。
そんなことがないように、読む終わりそうな本があるときは、本を2冊持ち歩くときもあります。
でもやはり、本を2冊持つとなると、それだけかさばりますし、重いです。
そんなとき、電子書籍ならばiPadなどタブレット1台のみでたくさんの本を持ち歩けるので便利です。
電子書籍ならどこに置いたかもすぐ分かりますし、検索も便利です。もちろん紛失や劣化の心配もありません。
また、字の大きさも自由に変えることができるので、お年寄りにも優しいかもしれません。
ブックマークもできたりメモもつけたり、TwitterやFacebookなどのSNSで共有もすぐできることも魅力のひとつです。
◆紙の本の良い所。
読書しているという実感があります。本が近くにあると読まなきゃというプレッシャーもあります。本ならではの暖かみや質感もあります。本の装丁っていろいろ考えられますからね。
ほぼ日刊イトイ新聞 – 本の装丁のことなんかを祖父江さんに訊く。
個人的に鈴木成一さんの装丁が好きです。
どのくらいまで読んだかがすぐ分かります。どのあたりに好きな文章があるのかも感覚的に分かります。
電子書籍だと、どの辺に感銘した文章があったとかそういう感覚的に分かるものがちょっと見えづらくなるかなぁって思いました。
もちろん、しおりみたいに、電子書籍もチェックができるのですが、
私は、紙の本に折り目をつけて、後から見直すのが好きです。ビジネス本などは、どれだけ折り目があるかで自分にとって良い本だったか一目で分かります。
圧倒的に、紙の本の方が多いです。
本屋に行って、いろいろ探すこともできます。横の本をみつけることができることも魅力。
(余談ですが、本屋で読みたい本がみつかることもあります。詳しくはこちら「面白い本をみつける4つの方法」)
おまけとして、本棚を作ることでの部屋のインテリアの問題もあると思います。
好きな本を本棚にまとめて、眺めるのは良いですからね。
電子書籍デバイスについて。
電子書籍を読むためのデバイスは今の所、各種タブレットが一番です。
購入して、読むという一連の行動が楽なのが良いと思います。
私自身は、iPad miniを使っています。
片手で持てるのが魅力です。
●iPad mini (3万円~)
iPadの小型版。片手で持て、持ち歩きやすいのが魅力です。
amazonのkindleストアでワンクリックで購入可能です。
●Kindle Paperwhite(8000円〜)
iPad miniよりは恐らく目が疲れにくい性能になっていると思います。
●kobo(8000円〜)
楽天のkobo。すみません。こちらも何が良いかはよく分かりません。
◆使い分け。
電子書籍が良いか、それとも紙の本のが良いか、どちらも一長一短あります。
もちろん、どちらがなくなるとかそういうことはないと思います。どちらもなくてはならない情報を得るための、本を楽しむための媒体です。
だから、大事なのは、どういうときに使い分けるか、自分にあった、生活にあった”使い分け”をすることだと思います。
小説などじっくり読みたい本→紙の本
ビジネス本など、飛ばし読みし自分が知りたい情報を得るために読む本、雑誌、漫画→電子書籍
が主なのかなぁと思います。
雑誌や写真集、教科書などは電子書籍の方が読みやすいかなぁと思います。
でも、小説やちょっと腰を置いてじっくり読みたい本などは、紙の本の方が読みやすいと思います。
価格の面から言うと、
Make A Discoveryのわんまっつさん(@onemats)が詳しく書かれてますが、
雑誌の場合、電子書籍。
新書、小説(発売から間もない場合)→紙の本(売ることができる)
新書、小説(発売からしばらく経っている場合)→電子書籍
と買い方も変えても良いかもしれません。
古いベストセラー本なんかは、図書館で借りて読むこともありだと思います。
参考:紙の本と電子書籍の値段を比較できる「電子書籍サーチ」
同じタイトルの紙の本と電子書籍について価格を比較できるサービスがあるみたいです。
◆出版について。
本を出版するなら、紙か電子書籍か、議論があると思います。
この辺は、立花さんのセミナーで非常にためになる話を聞けたのですが、
他人と比べずに、充実した自由な人生を送るために必要な8つのキーワード〜立花さんのセミナーを受けて〜 #nsl17
私個人的な読者側の意見で言うと、
どっちも出版してくれると有り難いです。理由はもちろん使い分けができるからです。
下記のようなデータもありますし、出版する側もメリットがあるのでしょうか。
手間の方が大きいのかは分かりません。
米国では、紙と電子書籍を同時発売したほうが
売り上げが伸びることがわかってきていて、
2012年には大手6社の新刊のうち93%が紙と電子を同時発売しているとのこと。
◆終わりに。
正直まだ電子書籍を活用されている方は少数だと思いますが、
iPadminiやkindleなどデバイスが普及されればもっと活用しやすくなると思います。
今後も紙の本と電子書籍を上手く両立させて、たくさん本を読もうと思いました。
読んで頂いて、ありがとうございます。
参照
おすすめ電子書籍
#086 人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方/柳内 啓司
#094 ともに戦える「仲間」のつくり方 /南 壮一郎
#093 なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか? /山口揚平
小説です。よくできてます。短編で面白いです。
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