
イングロリアス・バスターズ 満足度★★★★(4)Inglourious Basterds ジャンル:戦争映画(エンターテイメント) (153分)/監督:クエンティン・タランティーノ/2009年/アメリカ)
ナチスが逆に虐殺??皮肉たぷり爽快映画
◆ざっくり要約!

3.6/5-Yahoo!映画 – Yahoo! JAPAN
4/5-MovieWalker
3.7/5-映画.com
(執筆当時)
ユダヤ人を虐殺するナチス。そのナチスを虐殺するユダヤ人。その皮肉な対立が飽きることなく楽しめる映画。
女の復讐と男たちの戦いが描かれてます。
あらすじ:1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。
一言感想。

皮肉たっぷり爽快エンタメ映画
です。
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イングロリアス・バスターズ (日本語吹替版)
監督:クエンティン・タランティーノ
リリース:2009年
皮肉たっぷり爽快エンタメ映画
●どんな人が見ると楽しめるか?
タランティーノ監督の映画に抵抗ないひと
少し残酷なシーンもあります。戦争映画ではなく、単純にエンターテイメントとして映画を楽しみたい方におすすめ。
決して社会派ドラマとして見る映画ではありませんのでご注意を。
◆見る前に簡単な予備知識(これから見ようとする人へ)
タランティーノ監督の過去の映画のレビューはこちら。
#033 レザボア・ドッグス
#097 ジャンゴ 繋がれざる者
●ストーリーについて。

つかみの冒頭シーン(ユダヤ人をかくまっていないか尋問するシーン)が最高!
あのシーンがあるから、どんどん引き込まれます。
153分と長い映画ですが、章ごとに別れてて飽きることなく楽しめました。
このシーンも好き。インディアンポーカーというんでしたっけ。
これ普通に楽しそうですよね。誰もが知る”有名な人”を紙に書いて、その紙を見せないように隣に回してそれを自分の頭にのせて、
自分の頭に貼っている人名を質問して当てるというゲーム。

「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」は3部作につながる2作品だそうです。
私は、「ジャンゴ 繋がれざる者」から見たのですが、
#097 ジャンゴ 繋がれざる者
どちらも、共通のテーマは”復讐”
皮肉たっぷりの作品になってて、だけど少しすっきりする感覚がある映画になってます。
●キャストについて。
ブラッド・ピット
「12モンキーズ」でもそうでしたが、いかれた役がまた合ってますね。
#107 12モンキーズ
クリストフ・ヴァルツ
2010年アカデミー賞、助演男優賞です。確かに一番印象に残ります。2012年も「ジャンゴ 繋がれざる者」でアカデミー賞、助演男優賞を取っています。
個人的にこちらのクリストフ・ヴァルツの方が好き。
復讐に燃えるショショナ役、メラニー・ロランも美しいです。
●最後に。
ユダヤ人の虐殺をテーマにした映画はいろいろありますが、
今回の映画みたいにちょっと違う視点から描いた映画としては、
「ライフ・イズ・ビューティフル」もオススメです。
こちらはエンターテイメント映画というより感動作になってます。
読んで頂いて、ありがとうございます。
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