カラスの親指 満足度★★★(4)rule of CROW’s thumb ジャンル:ヒューマン(詐欺師) (160分)/監督:伊藤匡史/2012年/日本

騙されても愛がある映画。
◆ざっくり要約!
辛い過去があった詐欺師が、騙したり、騙されたりするミステリー映画。
ラストにどんでん返しがあります。
一言感想。

長いけど、あんまりそう感じさせない安心感がある。
海外の映画やドラマのほうが、ネタ的にちゃんと現実味がある脚本だったりするので、もっとハラハラするのですが、
この映画はそんなにリアリティがなくて、ハラハラ度も少ないですけど、日本映画らしく、細かい所を工夫されてたり、出演者も割と良かったり、
安心して見れる映画だと思います。
●どんな人が見ると楽しめるか?
誰と見ても大丈夫です。
ちょっと、長いですけど、友だちと見ても面白い映画だと思います。
◆見る前に簡単な予備知識(これから見ようとする人へ)

伏線がたくさんあります。
映画をたくさん見てる人は、あれなんかおかしいなっていう所があるので気づくかもしれません。
あのときの、あの人の言動、撮り方にしかけが、、、
予備知識は特にいらないので、どんなどんでん返しがあるか楽しみに見て良いと思います。
●ストーリーについて。

ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこか間の抜けているなテツ(村上ショージ)がコンビを組んだ。
ある日、まひろ(能年玲奈)という少女と知り合ったのをきっかけに、彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その彼氏の貫太郎(小柳友)までもがふたりのすみかに上がり込んでくる。そして共同生活をはじめた5人のもとに、かつてタケが壊滅に追い込んだ組織の男・ヒグチ(鶴見辰吾)が現れ、執拗な嫌がらせをはじめる。
彼らは一同決心し、ヒグチをハメるために「アルバトロス作戦」を企てる、、、
執筆時点、採点3.95点
映画としては非常に見やすくて、後、最後のどんでん返しは分かりませんでした。
『カラスの親指』 パンフレットにて、17のチェックポイントというのがあるみたいです。
見終わった後にどうぞ。
それにしても、明石家サンタで、村上ショージファンの息子を持つ父親が電話してゲットした賞品が、
『カラスの親指』の出演権(エキストラ)だったけど、どこに映ってたのかな。。少し気になる。。。
●キャストについて。
○阿部寛
○村上ショージ
○石原さとみ
○能年玲奈
○小柳友
キャストは良かったです。村上ショージの上手いとは言い難い演技もまた良い。
それにしても、石原さとみは途中誰だが分からなかった。なんか、のだめみたいだなって。。。
●最後に。
また、風船が舞い上がるシーン。
「カラスの親指」というタイトルの意味。親指とは、、
その辺が好き。
やっぱり、愛がある詐欺なら許せる。そんな最後はあったかい映画でした。
どんでん返しものや、詐欺映画好きな人は、こんな映画もおすすめです。
内田けんじ監督の、「鍵泥棒のメソッド」、「アフタースクール」
#073 鍵泥棒のメソッド
また、
「悪夢のエレベーター」「約三十の嘘」
詐欺師ものといえば、
「スティング」
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
「ペーパー・ムーン」
「マッチスティック・メン」
もおすすめです。
#027 スティング
#058 ペーパー・ムーン
#082 マッチスティック・メン
●予告編
●参考
ネタバレありで、考察している良いブログを紹介。
「カラスの親指」というタイトルの意味 …
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