Vフォー・ヴェンデッタ -満足度★★★★(4)V for Vendetta ジャンル:サスペンス(SF) (132分)/監督:ジェームズ・マクティーグ/2005年/アメリカ・イギリス・ドイツ)

政治批判も含んだ、皮肉的なダークヒーローエンタメ映画!
◆ざっくり要約!
あらすじ: 舞台は近未来のイギリスです。第3次世界大戦後、かつての大国アメリカもいまはイギリスの植民地。独裁者アダム・サトラーによって全体主義国家と化したイギリス。夜の街で秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、仮面の男“V”(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。国を憎み、恐怖政治を憂う“V”は、国民を暴君の手から解放する野望をイヴィーに打ち明けるが、その男は、現在の全体主義体制の転覆をも目論むテロリストなわけで、、、、
一言感想。
芸術的(ロマンティック)な復讐劇
です。
ダークなアメコミ系が好きな人ははまると思います。
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V フォー・ヴェンデッタ(字幕版)
リリース:2006年
政治批判も含んだ、皮肉的なダークヒーローエンタメ映画!
●どんな人が見ると楽しめるか?
PG-12です。
爆破シーンや政治批判的な話もあります。
夜にちょっとおしゃれで、アクションもある、ちょっと頭を使う映画を見たい大人におすすめ。
ひとりで見た方が、無難といったら、無難な映画。
◆見る前に簡単な予備知識(これから見ようとする人へ)

イギリスでは有名らしい、毎年11月5日の「ガイ・フォークス・ナイト」のことです。
ガイ・フォークスとは、かつてカトリックが迫害されていた17世紀初頭、政府転覆を狙うべく、イングランドでおきた上院議場爆破未遂事件の、実在した実行犯のことです。実行直前で逮捕され、激しい拷問のあと、残虐極まりない方法で処刑された男。
そのことで、毎年11月5日には「ガイ・フォークス・ナイト」といって、花火をあげたりする行事になっているようです。
この映画はガイ・フォークスの生まれ変わり的な存在であるVが被ってる仮面はガイ=フォークスを模したものです。
●ストーリーについて。

ヒーローが悪人を倒す映画って結構あります。バットマン、スパイダーマンしかり。
このヒーローは一切顔だしNGです。その秘密が深くて、他と違って面白いのかなって思います。
オーブニングとエンディングのシーンが印象的です。
音と映像が良いです。これは映画館で見た方が良い映画だったなって思いました。
また、火の中から登場するVと、水(雨)の中で両手を上げるイヴィーが印象的です。ここは良いシーン。
●キャストについて。

・ナタリー・ポートマン
ブラック・スワンでアカデミー賞主演女優賞したナタリー・ポートマン。
さすがです。体当たり演技です。
コスプレも可愛いです。笑

アン・ハサウェイで長い髪を切るシーンが話題になりましたが、その前にナタリー・ポートマンも切ってたんですね。
AKBのあの人も然り、坊主ブームの火付け役かな笑

●最後に。
V。

ホンダラおやじか、いやみにか見えない。笑

●予告編
公式ウェブサイト
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