#092 そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか/山口揚平

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満足度★★★★☆(4.5)

ディズニーランドの収益の柱って何だか分かりますか?

▼後で読む。

●前置き

先日、
会社を辞めようと思ったときに参考になったサイト(ブログ)〜転職で考えること、すること〜
この記事を書いたので、続けてこの手の記事だとあれですが、
決して、今会社を辞めようとは思ってません。汗

#087 仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ/美崎 栄一郎
でも、そうでしたが、本のタイトルでそのひとが今何を考えているか、先入観を持たれてしまうので難しい。
土井英司さんのビジネスブックマラソンなどで気になっていまして、本屋で中身を立ち読みして買ってみました。


◆ざっくり要約!

「好き」で「食う」ために、どうやって「食う」ための土台を構築するか、そのプロフィットモデル(利益が出るビジネスモデル、仕組み)をいくつか身近な例を挙げて説明する本。

◆内容について。

非常に読みやすい本でした。図もたくさん使われていたり、文体も伝わりやすいです。

高校大学を卒業して、大手企業で課長に昇進する人は、100人に3人未満であるという衝撃的なデータを用い、
また、日本はお金はあるけど、幸福ではないという論拠から、
もっと、自分が好きなこと、やるべきことができる自由な生き方(働き方)をしようと提案しています。

まずは「好き」を追求すべきです。それでも、やりたいことが見つからないなら、やるべきことをやるのです。

「やるべきこと」とは、「貢献につながること」です。

自分や自分の才能がわからないなら、本当にわずかなことでよいので、人の役に立つことをやってください。仕事でなくてもいいでしょう。お金が入らなくてもいいのです。貢献は信用を生み、それはいずれ自立と社会的評価へと変わるでしょう。(p.29)

そこで「自分自身が好きなこと」と「経済的に自立する」ということを両立させること。
好きで食うを実現する方法が書かれてます。

大切なのは、「何をやるか」ではなく、「どうやるか」です。

どう提供するかにこだわることが、「好き」で「食う」ことの最大のコツです。(p.41)

いわゆる「雇われない」生き方をするためには、
①バリュー ②システム ③クレジット が必要とのこと。

一般的に、①を重視する傾向にあると言います。何か価値のあるものがないから自分には無理だと。

もちろん、オリジナリティあるものを社会に提供することも大事ですが、②と③が実はかなり重要。

例を挙げると、
カメラマンが独立して、観光地で写真を撮るというビジネスを始めたとします。
そのまま写真を現像して渡すというのではなく、写真を撮った後、名刺を配り、ここにアクセスするとダウンロードでき、ダウンロードする際、クレジットで100円という販売方法、システムを作るということ。

前者よりも、後者がもちろん儲かると思います。
そんな例が
さまざまなビジネスモデル、AKB48や、ディズニーランド、グリーなど身近な例で説明しています。

ちなみに、ディズニーランドは入園料よりも、物販や飲食の方でよりもうかっているみたいです。

①「バリュー」…何かができること(スキルや商品サービスの価値)
②「システム」…キャッシュに換えるためのシステム(①バリュー=価値を継続的に生み出すシステム)
③「クレジット」…評判、信用

コンテンツとクレジットは長期間かけてやっと作れます。
でも、システムは人から買ったり借りたり真似したりすることでスピーディーに取り入れることができる。

とにかく自分が考えていることはまず社会に出していく、これが重要です。それが社会に評価されると、バリューとなります。そして、そのバリューでどう「食う」かは、稼ぎの土台(プロフィットモデル)のパターンから、自分に合うものを当てはめていけばいいのです。(p.60)

◆5つの収益を得るパターン
「顧客」「商品」「課金の仕方」「支払い方法」「資源」

◆この本を読んでこれから何をするか?

ブログを通じて、誰かに価値あるもの(役に立つ)ものを書くということを続けています。
もっと、インプットとアウトプットを続け、①バリューを高めたいですが、
それと同時に、②システムも仕組み化したいなと思いました。

具体的には、収益化の部分(広告、アフリエイト)、SEOや見た目(デザイン)の部分。
趣味で記事を書くだけでなく、少し、ビジネス的な視点でブログを勉強したいなぁって思いました。

また、
③「クレジット」についてあとがきに少し書かれてます。
本編では書かれていないところです。このあとがきも実はかなり面白い考え方です。

信用=(専門性+確実性+親密度)/利己心

信用は、専門性を高め、約束を守り、人と親しくして親密度を高めることで上がる。そして、もっと大切なことは、利己心を抑えること。

利己心を抑えることが、最も相手に対する信用を高めることにつながる。

利己心を抑えることは、つまりおごらないこと、謙虚さだと思います。
(専門性+確実性+親密度)の割り算になってることが肝で、
いくら、能力があって、できるひとであっても、人に対して偉そうだったり、人によって態度を変える人に対して、信用はできませんよね。

今はちょっと落ち着いてますが、昔のホリエモンが良い例かなって思います。

私は、A専門性はまだまだです。仕事においては、B確実性、約束を守ることは一番大事にしてます。頼まれたことや自分のやるべき仕事はちゃんとやること(当たり前ですが)。C親身度は、正直苦手です。社内の中での上司に対するコミュニケーションって昔から苦手なんですよね。みんな良い人で声かけてくれるのですが、、、

AとCが、どうしても低くて、悩んでいたのですが、もっと大事なのって、利己心だなぁって感じました。
経験が人よりも長くなっても、おごることなく、謙虚な姿勢で人と接しようと思いました。
会社の中で、人にもよるんですが、部長レベルの人が自分みたいな平社員にも敬語で接してくれる人がいます。仕事もできるし、とても尊敬できます。
そういう人になりたいなぁって思いました。

読んで頂いて、ありがとうございます。

◆目次◆

はじめに
序 章 会社を辞めてニートになっても、食べていこう
第1章 「好き」で「食う」には何が必要か
第2章 「食う」ために使える10のプロフィットモデル
第3章 起業までの3つのステップ
第4章 独立後に身につけるべき3つの考え方
第5章 本当はこれが大切なこと
あとがき