#095 ゼロ・ダーク・サーティ

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ゼロ・ダーク・サーティ 満足度★★★★☆(4.5) Zero Dark Thirty ジャンル: アクション・サスペンス(史実)(158分)/監督:キャスリン・ビグロー/2012年/アメリカ

 

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とにかく衝撃度がすごい!映画。

9.11全米同時多発テロ。
そのテロ組織アルカイダの指導者、ビンラディンの殺害計画。

タイトルは軍事用語で午前0時30分、つまりビンラディン殺害の作戦を実行する時間を表してます。

2001年9月11日から、2011年05月01日までの約10年間、まさにビンラディンの殺害のためだけに生きたCIAの女性情報分析官の話。

重いですね。。これだけ読むとかなり重いです。見ても分かりますが、かなり”ダーク”です。
だから、見る人を選ぶ映画だと思います。

●見るべき人(あるいは見ない方が良い人)
私は、この事件の背景にある国際問題、政治的な問題は全くの無知です。
なので、 ビンラディン殺害のニュースがあったときも、衝撃度は少なかったです。日本でもそこまで殺害のニュースは盛り上がらなかった気がします。

この映画の事実の良い悪いは分かりません。なので、そういったことに関心があって、そのためだけに見ようとする人はあまり向かないかもしれません。ある一方の目線だけですし。批判もあるのは分かります。
また、人を殺害するシーンが沢山あるので、そういったことをとにかくダメな人は、オススメできません。
(前半は拷問シーンが多いです。24のジャックの拷問に慣れている人ならばあれですが、、、) 

 誰と見るべきか?
デートムービーではありません。友だちと見るべき映画でもありません。 見終わった後に、「面白かったね」って言いづらい映画です。

やっぱり、一人で見るべきだし、土日の昼頃、休日のリフレッシュに見る映画でもないと思います。元気が出る映画でもないですし、元気があるときに見る映画でもないかなぁ、、逆に私は、疲れているときに”疲れる”映画を見るのが良いなって思います。この映画は仕事で疲れてる人に少し勇気をもらえます。。

一応PG-12ですし、 中学生以下はあんまりお勧めできません。
働く女性の凄まじさを描いているので、働く女性は特におすすめかもしれません。 

 

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158分ととっても長い映画です。
でも!絶対寝ません。というか寝れません。。。 

何度かびっくりして、映画館で体が揺れました。。笑

アカデミー賞では、音響賞(編集)を取っているだけあります。
音響に興味ある人は、是非!映画館で見ることをおすすめします。

 

●内容について(ドキュメンタリーだけじゃない、女性分析官マヤのヒューマンドラマ)

CIAの女性情報分析官マヤは、とにかく待ちます。それにとにかくイライラしてます。
戦争につながる国際問題ですし、また巨額の財政を圧迫する財政問題ですから、政治的な判断が非常に難しいから慎重になります。

自分が追い求めたものが、そこにあるのに、ただいたずらに時間だけが過ぎて行くその歯痒さというのがとても伝わってくる。

 

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上司と言い合うこのシーンは一見の価値ありです。

このマヤという女性、とにかく強い。

数多くの拷問シーン。仲間の死。危険との隣り合わせ。

それでも、ビンラディンの殺害しか興味ない。10年間ひたすら、闘い続けて、最後の涙のシーン。

このシーンはとっても感慨深いです。かなりの名シーンだと個人的に思います。

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マヤ自身がどういった理由でこの仕事をしているか、何を正義とするか、そういったことは描かれてません。だからこそ、良いんです。

とにかく前に行こうと奮闘する。上司の前の窓にペンで待機日数を書きなぐる。叫ぶ!

目的は、同意できない人もいると思います。

でも、その目的に行こうとする姿勢とか、行動力、精神とか、全ての人に何かを与える映画だと思います

是非、そういったマヤの生き様を描いた映画として見ることをオススメします。

 

それにしてもマヤ役のジェシカ・チャステイン、美しいし、演技がすごい。

 

読んで頂いて、ありがとうございます。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=gI7TxhnzXrU[/youtube]