#077 2022―これから10年、活躍できる人の条件 /神田 昌典

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2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

Amazonで話題だったので読んでみました。
これから、10年間でどんな経済市場になっているかが書いてあります。

 

ーあと数年で会社はなくなるー

 

なんて衝撃的な予言もしているけど、
あながち、言い過ぎではないかもと読んでみると分かります。

70年周期説ってのがあって、
明治維新(1867)、敗戦(1945)というように、
約70年周期で日本は激変が起きているという部分は、
歴史好きとしては妙に納得。
そうなると、、、
敗戦から2015年くらいから激変があるということ。

歴史(過去)から学ぶことって結構あって、
やっぱり、同じ人間だから、同じ歴史を繰り返しているんだろうなぁ。
経済のことで言えば、
やっぱり雇用について。

明治維新が起きたのも、そもそも日本の雇用の受け皿を増やすためだと思う。
朝鮮に侵略したのも、武士の雇用を保証するためとか、
結果的に失業した武士は西南戦争でいなくなるけど、
新しく日本が発展する転換点だったと思う。

敗戦も、アメリカのいいなりになったけど、高度成長で日本の製造業初め、
経済が発展したし、大きな転換点。

今は、リーマンショックによる日本への影響を初め、去年は、東日本大震災。
一部の企業(ソフトバンクやグリーとか?)は業績を上げているけど、
ほとんどの大企業と言われている所は苦しい状況。

エコとかいろいろ頑張ってるけど、ぶっちゃけそれで大きな雇用が産まれるとは思えない。。

大量生産や、4マスの影響力が大事にされてた時代は大企業が経済を成長させるために効率が良かったと思うし、
働く人にとっても、ちゃんと頑張れば結果も伴うし効率的だし生きやすかったけど(大企業という仕組みはすごい)、

今は、モノに困ることもないしそれ自体にあまり価値がなくて、
情報も、ネットで個人が伝えるようになって、
”会社がなくなる”というのもそこまで嘘だって思えなくなってるのかもしれません。。

働く意味って、今足りてない人を喜ばせる、幸せにすることだと思うけど、
ITの技術が発展して、人とのつながりの仕組みが生み出されて(facebook,twitterとか)、
基盤が固まりつつある今、次はもっと効率が良い働き方を探さなきゃならないんだろうなぁって思いました。

この本は、問題点がいろいろな問題点が挙げられているけど、
結局そのために何をすればいいのかという解決策はありません。
だから、じっくり読むというよりさらっと読んで、
その後自分なりにどう生きようかなと考える本だと思います。

 

最後に、癌を克服した著者が書いてある言葉が心にしみます。

 
「一直線に、夢や希望が叶わないからこそ、僕らは本当の強さを身につけられるのだと思う。
本当に成長できるのは、夢や希望が叶ったときではなく、
それが打ち砕かれたときに、それでも新しい自分自身に向かおうとする力である」

 

 

読んで頂いて有り難うございます。