#065 50/50 フィフティ・フィフティ

 

とっても良い映画。

真面目な優しい性格の27歳の主人公があるとき、癌であることがわかる。
自分の病名をネットで調べたら、5年以内の生存率が50%だった。

脚本家が、自身の経験を基にしたものらしいです。

ここまではよくある話。

でも、
この映画の良い所1つ目は、

「重くないこと」

くすって結構笑えるんです。

下ネタやジョークが中心なんだけどね、
そこまで下品に思わないから不思議。

主人公の親友(カエル)が主に絡んでくるんだけどね、
友達が癌であることを理由にして、女の子と仲良くなろうとしたり、
めちゃくちゃ。

それに、主人公も真面目だからか、すごい「自虐的」になる。
それもなんか笑える。
頭をボーズにしたり、
唯一の武器である?癌を利用して、ナンパしたり。。

とにかく重くないけど、軽くない。
もう一つ良い理由は、

「主人公というより癌を知らされた周りの人間にフォーカスを向けていること。」

周りの家族や友人、恋人が癌と知ったとき、自分はどうするだろう。
すっごく難しいと思う。
「心配するな、大丈夫だよ」
とか軽々しくはなかなか言えない。

親友のセックスのことばかり考えているカエルは、それを笑いに変えている。
それが正解なのかは分からないけど、

それでも、毎日のようにいつもと変わらず、そばにいてくれる。
うざいけど、すっごく良い友達だなぁって見てて思いました。

会うのが辛くなって、逃げてしまったり、
1回会って、きまずくなって二度と会うことがなかったりするひとも。
重い病気もそうだけど、
とても辛い境遇にたった人と接するとき、実際その人と同じ境遇にならない限り、
なかなか励ますことって難しいよなぁって思ってました。

でも、この映画の中に出てくるいろいろな人の接し方を見てたら、
その人のことを想うのなら、向き合うしかないんだなぁと感じました。
深い感動というより、ほろっとする映画。
かなりおすすめ。