#052 白夜行/東野圭吾

白夜行 (集英社文庫)/東野 圭吾

¥1,050
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人間の暗い側面、
それも、幼少のころに持った一種のトラウマ的なものをリアルに描いた小説。
850ページもあるのに、とっても読みやすくてすぐ読めてしまいます。
でも、なんだか悲しい本です。。
読んでも、共感できる人は、少ないと思います。
幼少のころから、ずっと明るい光に当たることのなかった男女2人の話。
この小説では、その主役の2人の”主観”は出てきません。
あくまでも、第三者から見た2人しか描かれていません。
だからこそ、共感はできない。
子どものとき、同じような”おぞましい”経験がないかぎり、
共感できるはずはなくて、
その結果起きる、数々の2人の行動も起きた事実としか思えませんでした。
個人的には、子どもに見せたくない小説No.1だと思ったのですが、
この本は、夜9時からでドラマ化されてたという…。。
うーん。。
私は、東野圭吾だったら、
一番、「秘密」がおすすめです。
#004 秘密/東野圭吾
▼それと、
「手紙」
この2つは、めっちゃ深いし、切ないです。。
手紙 (文春文庫)/東野 圭吾

¥620
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「手紙」については、
簡単にあらすじを言うと、、
「弟をどうしても大学にやりたくて、強盗を思いつき、資産家の老女の家に強盗に入る。
ところが兄に気づいた彼女をはずみで殺してしまい、無期懲役となった。
そして、残された弟は、強盗殺人犯の弟というレッテルを貼らされて一生差別を受けて生きていく。」

この話で弟はずっと差別を受けていくのですが、
そんな中「差別は当然なんだ」というセリフがあって考えさせられました。
弟は何もしてないというのは事実だけど、被害者の立場から考えたら、そうだろうか。
もし自分の愛する人を殺したやつの兄弟(家族)が謝りにきて、
果たしてそいつを関係ないからといって心が収まるのか?
腹がたたないかといったら嘘になる。
犯罪者にとってこういう肉親の差別を受ける痛み、
苦難(犯罪者の弟の差別、その弟の結婚相手、はたまたその息子への差別…)
もひっくるめて全てがおかした罪の刑になる。
それは当たり前のことだと考えさせられました。
その兄が弟に欠かさず手紙を送ります。
そして最後にあることに気づいてゆく…。
そこが一番切ない!!!んです。。
▼あとは、最近ドラマ化されてた、「流星の絆」
#030 流星の絆/東野 圭吾
エンターテイメントとして楽しめます。
▼また、
夜明けの街で/東野 圭吾

¥1,680
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不倫、浮気の怖さを実感するには、とても良い作品。。
後味悪いラストだけど、本当にリアル。。
▼最後に、これ。
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)/東野 圭吾

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ミステリーを楽しみたいなら、これです。。
はまります。
先日の、”R1グランプリ”で
鬼頭真也という人のネタを初めて見ました。↓

なるほどー、
こんな風な「本の紹介」もあるのかぁ、
たくさんの本を、一言で評価する。
面白い。。
勉強になりました。
読んで頂いて、ありがとうございます。