100年に1度の不景気といわれている中、
それでも、儲かっている市場、会社ってどこかあるのでしょうか??
そんなことを疑問に思い、ちょっと考えてみたいと思います。
最近は、そんな問題意識を持ちながら、新聞を読んで、
「業績の良い市場はあるのか?」「企業面で増収増益の会社などあるか?」など意識してたり、
電車の広告、看板、テレビCMなどを見て、
不景気の中でも、広告を出している企業をチェックするようになりました。
勝手に、自分なりの意見を述べてみます。。
(ほとんど、新聞やテレビなどで見たことを参考にしてますので。。すみません)
まず、気になったのが、
ユニクロの”ファーストリテイリング”
去年から大ブームの”ヒートテック”
他には、H&Mなど、カジュアルで高品質、低価格の商品を扱っている企業は、
不景気の中でも強いのかなと思いました。
(IKEAの家具とか)
高品質という面では、健康もキーワードになりそうです。
よって、高品質の商品を扱っている、花王とか。
ファーストリテイリングに関して、詳しく調べてみたら、経常利益率もとても高い。確か、18%くらいでした。
電機機器のキーエンスや、ヤフーなども、経常利益率が、50%超えていて、
セブンイレブンジャパンや任天堂なども高利益率を上げています。
特に、任天堂は、
損益分岐点比率が低い銘柄(不況で売り上げが減っても安定して利益が出せる)ランキングで1位でした。(090117日経.朝刊)
無駄なく、経営している会社は安定しているかもしれません。
また、任天堂は、wiiなど家庭用ゲームでヒットを出し、儲かっていると思います。
携帯ゲームサイト”モバゲー”のDeNAなど、
不景気だと、遠くに出かけなくても、遊べることをウリにしている商品サービスの需要が増えると思いました。
正月に頻繁にテレビCMをやたらやっている携帯ゲームサイト「暇つぶしが、いそがしい」というコピーの
marj.jp(マージュ)もそうかなと思いました。。
(個人的にこのCM好まないです。。だからユーチューブの動画を貼りません。。)
リュック株式会社という会社が運営しているらしいんですが、HPを調べてみたら、去年設立したばかりらしいです。。なぜ、CM出せるほどお金があるのか…。。疑問。
また、映画業界。
これもゲームと同じで、生活者が身近な娯楽を求めがちになるから。
2008年は、「崖の上のポニョ」などヒットの目安の20億円を超える作品が相次いだと確か新聞にも書かれていました。
先週のTBSの「がっちりマンデー 」で、
2009年のヒット商品予測をしていました。
(日経トレンディーを参考にして)
①ゼロ系商品
②女性とゲーム
③ぐるぐるエコ
④3D映画
の4つがあげられてました。
(個人的に、日本初の体験型ロールプレイングゲーム
②はやっぱり、ゲームでした。
(普段敬遠されがちな女性をターゲットとした恋愛シュミレーションソフトがくるらしい)
そして、④の3D映画。
特殊なめがねを装着して臨場感あふれる映像を楽しむ3次元映画。
1月21日今日の日経の朝刊に記事が載っていました。
今年は、10作以上公開されるそうです。
そういったお手軽に経済的に安く楽しめるのと反対の、旅行関係は景気が悪いんですかね。。
国内の観光需要は、2008年は、2億9651万人で、去年と比べて、1.1%減少したらしいですし。。
(海外は、円高と原油が安くなった影響で少しは多くなりそうですが、、)
先週のR25(首都圏で配布されているフリーペーパー)でも、特集で、
という記事で、
”若者向け”というのをキーワードにして、
コンテンツレンタル業界は、
不況で「買うのではなく借りよう」というニーズが高まって業績が好調しているそうです。
例えば、ツタヤのCCC。
中間決算は、過去最高益。
また、インターネット通販も強いらしいです。
そのほかにも、楽天、スクウェア・エニックス・ホールディングスをピックアップしてました。
また、”生活必需品”をテーマに、ネットスーパーの食料品販売は絶好調と書いていました。
あと、去年からPB商品(プライベートブランド)を扱っているスーパーが注目されてますし、
スーパー業界はどうなのでしょうか。。。
自分は、安いのに、品質がよくて、いいなと思いますが。。
先日も、セブン&アイ・ホールディングスが、サービス業界に乗り出したというニュースがありました。
旅行商品なども扱うそうです。
はたや、コンビニの売り上げは、外食を控えがちな昨今では、需要が見込まれます。
百貨店の売り上げをコンビニは抜いたそうですし、、
タスポの影響があるかもしれませんが、ネットとコンビニがうまく連動されればもっと盛り上がる気もします。。
住民票とか戸籍抄本とかコンビニで取れるようになればいいのに。。
「不況だからといって、毎日使う日用品も消費を減らせない」
とのことで、医療、薬品、葬儀、電気・ガス。。
確かに、医薬品メーカーは、
経済環境が悪化して、社員のリストラや職場環境の悪化とかでストレスがたまる人が増えるかもしれません。
ストレスを解消する医薬品とか。
インフラ業界。
ここは安定しているイメージで、今年の10年度の就活生の志望企業としても人気があったようです。
今年の就活生の人気業界で言えば、商社。
電機・自動車業界が低下して、商社がトップ10に何個も入ってました。。。。
確かに、円高の影響によって、輸入業者など景気がいいかもしれません。
また、消費者は、高価格のものを買うのを控えるため、
レンタル、リースなどがはやっています。
カーシェアリングやブランド物のレンタル、ペットのレンタルまで。
オリックス自動車のカーシェアリングの会員数は、
昨年12月末で3700人と前年の2.7倍になったとニュースでみました。
「旅行などの長距離は、レンタカー。買い物や子どもの塾の送り迎えはカーシェアリング」
と使い分ける人が増えてるみたいです。
ヴィトンやグッチも1週間2800~6800円で借りれるから、結婚式などでの需要が増えたり、
ペットのレンタルは、1日5000円です。(なんだか、ペットがかわいそうですけど、、)
また、借りるだけでなく、修理や中古に関連するビジネス。
中古で結構済ませられる。
だったら、もっと安いヤフーオークションとか。。。
あとは、何ですかね。。。
先週の日曜の日経新聞では、
”物語性”がキーワードとなるという記事をみました。
「所有することで新しい自分になれると思う商品を消費者は買っている。
商品には消費者が主人公になる物語を生む力が求められている。」
とのこと。。
なんだかんだ、
やっぱり、不景気の中でも、
買って、「得したな」って思える商品なら喜んで消費者は買うんでしょうね。。
「得したな」って思わせるようにするのが難しいけど、
正直にシンプルに直接的にメリットを引き出せば伝わるという安易な考え方を考えました。。。
暗い社会を明るくするために、もっと明るい商品サービスがいいですね。。
婚活とかもブームですからね、、
パートナーエージ
なんか、暗い、先行き不安になって、歩くよりも
少しでも、明るい未来を見て、商品を選んだり、買ったりしたいなって、
そんな商品をみつけたいなって思っています。。。
読んでいただいて、ありがとうございます。