今年最後のブログになりました。
今年から始めたブログ。
計=153個書けました。
思えば、ブログのテーマも当初は多岐にわたって書こうと、、
・ブログ(3)
・本(46)
・映画(49)
・広告(5)
・その他マーケティング(4)
・名言集/尊敬する人(22)
・人材/採用・就活/コーチング(11)
・営業/マネジメント/リーダーシップ(1)
・夢/キャリアアップ(1)
・起業/経営戦略(2)
・人生(自己啓発)(6)
・語学(英語)(0)
・金融、会計/FP(3)
・料理・グルメ(0)
と決めていましたが、
10個以上書いたのが、
①本
②映画
③名言・尊敬する人
④就活
に関するものでした。
大体書くものの定番がこの4つになっていました。
一応、ビジネスのカテゴリーに入れているので、これじゃあ、いかんのですが、
何しろ、まだ社会に出ていない身なので、このくらいで良いかなとも思いました。
来年からは、忙しくなりますが、
特に”広告””マーケティング”営業”などのテーマも力を入れて書きたいと思います。
今回は、④の就活について書きます。
これで”就活”については最後にします。
というのは、もう来年になったら今年やったことも忘れてしまいますし、また情報が古くなってしまうので書くのは止めることにします。
▼今年1年、いろいろと、就職活動についての、自分なりの考え方を書いてきました。
就職活動についての考え
今回は、
自分のゼミの後輩の面接の練習をしたり、いろいろな本などを見てきて、
少しまたそれから考えが出てきたりしたので、まとめます。
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先週の24日の日経新聞(朝刊)の社説にも書いていましたが、
日本の新卒の就職活動=就活って、今こそ、変化(CHANGE)すべきだよなぁ、と思います。
(ユーキャンの今年の漢字が”変”だったように)
最近の新書の本のタイトルにあるように、
「就活のバカヤロー」
だと思います。。
- 就活のバカヤロー (光文社新書)/大沢仁
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▼就活の不満
・年々、就活の時期が早くなること。
・不本意な内定取り消し。(入社前だったのがせめてもの救い…)
・雇用減により、非正規社員へ雇用しか選択ができないこと。そして、そこから正社員になりにくいこと。
・選考の学歴差別。
など。
最後のは、企業側から見たら確かに、たくさんの企業が「学歴で差別しない」と述べていて、
自分が就活していてるときも、そこまで学歴ってのを重視していないかなって感じました。
でも!
本質は、そうじゃないんじゃないかなって思います。
というのは、今の大学教育が悲惨であるから。。
「一流大学に苦労して入っても、全く勉強せず、授業も出ず、遊んでばかり、テスト前はあわててノートを集めて、
ぎりぎり単位を取る。」
そんなことしてても、簡単に卒業はできちゃいます。
4年間、大学生は、学校からの束縛を受けずに、自分のやりたいことを自由にできるという点から見たら、
そこが日本の大学のイイトコかもしれませんが、
企業の立場から見たら、どうしても客観的に評価をしづらい。。
どんなに、大学で、優秀な成績をとり、サークルで部長などを務め、頑張っても、
企業はそれをたいして、すごいことだと思わない。
企業が、今の日本の大学を信用していないから当たり前ですが。。
だからって、中途半端に資格をとっても、企業はその自己PRに飽きているから、
資格を取ったことを言うと、逆に悪い印象を持つこともあるかもしれません。
(税理士、公認会計士、弁護士、TOEIC900点などは別だと思いますが、、)
しかし、自分にしかできないことをやった経験などは評価されると思います。
(というか評価しやすい。。採用を厳正化しているため。)
大学4年間、自主的に目標を決め、成し遂げる力。
4年間、自分が好きなことを精一杯頑張れる”時間”を買えるという点では、
日本の大学は良いなって思うんですけど、
その”目標”を決めることって困難だなと思います。
大学で、何か頑張りたいと思う人がいても、
その想いをぶつけられる場所がない。
大学を卒業するメリットもないから、頑張るインセンティブが働かない。。
米国のように、「入学簡単、卒業難しい」であれば、
必死に在学中に勉強して、卒業という武器を手に入れられるんですが、
日本の大学を卒業したところで、誰も評価しない。
企業は、難関な大学に入学したことだけを評価する。
大学での教育を評価していないから、ほぼ学歴で、その人の”力”が分かってしまう。
多分、これから少子化で、大学全入時代に入って、
卒業が簡単なだけでなく、入学も簡単になって、
もっと学生の力って評価しにくくなるし、学生自身の力も弱くなるような気がします。。
大学に入って、頑張りたいと思っても、頑張る矛先がみつからないし、メリットもない。
頑張って、目標をみつけても、企業の採用活動が3年から始まってしまい、ろくに勉強もできない。
企業は、大学教育を信用していないから、学歴を評価するしかない。
大学生もそれを知っているから特に入学しても頑張るインセンティブがわかない。
また、不況により、採用人数を厳正化し、本当に優秀な人材しか取らなくなる。
だから、採用を早めなければ、取れないから、就職活動が早期化する。
ますます、学生は勉強に力をいれられなくなる。
国は、そんな企業の思惑(本当に優秀な人が欲しいということ)とは反対に、
みんなが平等に学業レベルを上げる政策を考え、優秀な人が出にくい教育を行い、
頑張らない人(ニート)を助ける政策ばかり重視する。。
本当に頑張りたい人は質の高い勉強が受けられない。
なんか、悪循環なような気がします。
みんな、頑張りにくいようなシステムが出来上がっている気がします。。
根本的に、日本の大学って大きな問題を抱えているなと思います。
それによって、今の”バカ”な就活も生まれているのかなぁって思います。
だからって、すぐに大学制度が変わりっこないから、
就活する人は、内定を取れないからといって、または内定を取り消されたからといって、
企業に文句をいえるわけないし、
大学に文句もいえません。
ましてや、国のせいにしても何も変わりません。
だから、一番大事なことは、
自分を変えること。
これしかないです。当たり前ですが。。
自分を変えるって言っても、
意識だけ変えようと思っても、変えられません。
だから、行動を変える。
具体的には、
大学生活で、
自分だけの”強み”比較優位性を作ること。
この比較優位性ってのは、
誰が見ても、その人の能力が客観的に評価できる力のこと。
この力を作らないと、就職するときも、転職するときも、誰も評価できない。
客観的に評価できる力といっても”肩書き”(部長やチームリーダーとか)ではなく、
スキルという意味で。
(サークルの幹部でした。というのも全然評価されない)
自分の野望、夢をみつける。
それが、困難であればあるほど良いと思います。
難しければ難しいほど、他人との比較優位性が高まるからです。
大学4年間。
十分すぎるほど、頑張る時間は与えられています。
日本の大学でそのまま勉強して卒業しても悲しいですけど、誰も評価してくれません。(いくら自分では頑張ったとしても)
その時間をどう使うかが問題。
誰も、大学受験までのように目標を決めてくれません。
その目標を決めることから、始まる。
多分、このことが一番、今の日本の学生にって困難なことだと思います。
(親が全てレールを引いてくれて生きてきた人が多いから)
力って言っても、ただ単に、TOEIC800点とかだけだと、
そこまで、比較優位性にはならないんじゃないかなと思います。
最近読んだ本で
「あなたが年収1000万円稼げない理由」という本で、
ダブルスキル、トリプルスキルを身につけたほうが自分に付加価値がつく。
とありました。
例えば、気象予報士の資格と、ニュースキャスターというキャリアを加えると希少価値が生まれる。
企業が、お天気おねえさんを探していたら、この2つをそろえた人はわずかしかいなく、希少価値が生まれる。
ただ英語だけできても、意外に英語だけできる人はたくさんいる。
だから、英語のほかにも、例えば、専門的知識を身につけると、
その専門を仕事としている企業には必要な存在として認められやすくなる。
こんな風に、自分の興味のあるものをプラスして力をつけていこうとすれば、
自然と、他の人にはない、自分の強みって生まれてくると思います。
といってる自分はどうなのかというと、
好きな映画・本を他の学生の誰よりも見ている広告志望。。。
だと結構いるので、
それに、”経済””金融””会計”の知識もあり、
将来、金融系の企業に広告を営業したいと考えている広告志望。。
だと多少オリジナリティが出るかなと思い就活しました。
これだけだと結構苦労しました。
また”実行力”をウリにして、一つのあるエピソードを話したのですが
今思うと、そこまでピンとはこない自己PRだった気がします。。
(学生のうちでできることで、ビジネスと結びつけて自己PRするのは大分難しいことだと思いました。
一番、説得力あるのは、学生中に本格的に”仕事”をしてそれなりの業績を残すことが手っ取り早いけど、それもどうなのかと疑問に思います。。学生やってる意味がなくなるから。。)
多分最終的には自分の”ウリ”は、上に書いてきたことというより、
60社もの選考を受けてきた、”執着心”だったと思っています。
このしつこさは多分、他の人にはない強みになったのかと…。。
分かりづらいかもしれませんけど、
要は何が言いたいかというと、
大学4年間で大切なことは、
(つまり、就活で大切になってくること)
①他人と違った経験をしたか?
②他人と同じ経験でも、自分なりの他人と違った視点で見ることができたか?
この2つだと思います。
めっちゃ、簡単に言うと、他の人と比べて面白いと思われるかどうかだと思います。
①は、上記で説明しましたが、
②は、
中谷彰宏さんの「大学時代しなければならない50のこと」 (PHP文庫)で、
「自分の中に自分だけの辞書を作る」
とありましたが、
これだと思います。
つまり、
自分だけの価値観、独自の見方を身につけること。
そして、自分の成功法則を探すこと。
それが大学生活の目的でもあるなと思いました。
私は、
就活も終わりましたが、
上で書いてきたことは、社会人になっても意識しなくてはならないことだなって思います。
だから、今から、具体的に1年後、3年後、10年後、20年後、30年後自分がどうなっていたいかを想像して、それに近づくために、今何をすべきかを意識したいと思っています。
最後に、下におまけをつけましたが、就活する人がいたらよければ読んでみてください。
今年も一年ありがとうございました。
良い一年でした。
来年もみなさんにとって良い一年でありますように。。
読んでいただいて、ありがとうございます。
- あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書)/田中 和彦
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- 大学時代しなければならない50のこと (PHP文庫)/中谷 彰宏
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最後に、おまけです。
もしこれから就職活動する人がいたら、よろしければ読んで見てください。
質問形式で、、、
●あまり有名ではない企業もうけたほうが良いのか?
まず、企業を“有名”“有名ではない”という基準で分ける意味はないと私自身は思います。
なぜなら、その時点で、企業が基準になってしまっているからです。
就職するのは、“自分”なのだから、まず、自分の基準を明確に持ってから、企業を見るべきだと思います。
それをした上で、自分が行きたい会社がいわゆる“有名な”大手企業だった、あるいは、あまり世間では知られていない企業だったというのが普通だと思います。
企業の選び方は、人それぞれだと思いますが、
やっぱり、自分の知らない企業もたくさん見て欲しいというのが本音です。
私が目指していた広告業界のように、主にBtoB(企業対企業)の会社は知らないのが当たり前です。
有名だから自分にとって“良い”会社とは限りません。
実際、私は、約60社の企業の選考に進みましたが、8割以上は、就活を始める前には知らなかった企業です。
企業の探し方は、“自分の軸”を決めることです。
軸の決め方は、「なぜ、自分が就職したいと思っているのか?」「なぜ、働きたいのか?」と根本的な問いを考えれば、おのずと出てくると思います。
私の場合は、
① 夢をかなえるため
② 厳しい環境で自分を高めたいため
③ 魅力ある人と仕事をして大きなことを達成したいから 働きたいと思い就活をしました。
それが決まると、①~③が達成できる業界・会社(又は職種)を自分の軸と照らし合わせて探すだけでした。(お金・福利厚生は良いに、こしたことはありませんが、①~③の方を重視しました。)
就活サイトや合同セミナー、業界誌などで探していると、私の場合は、自動的に中小企業、ベンチャー企業が多くなりました。
①~③が合えば、自分の能力を必要としている企業がみつかるまで受けるのみです。
有名=大手企業ばかり受けると、採用人数が多ければいいですが、優秀な人も多く受けにくるので、
覚悟した方が良いと思います。
●心が折れそうだったときどのようにして克服したか?
はっきり言って、私はめっちゃ弱い人間です。
なので、就活中は何度も心が折れました。
自分がやりたいことが達成できないとき、自信を失います。
正直、就活は“運”もあると思うので、深く考えないことも大切です。
でも、根本的に克服するためには、「自分が何のために就活しているのか」をもう一度考えることだと思います。
就活を思う存分できることは幸せだと思います。
辞めたければ辞めても良いと思います。「就活の目的」って何だと思いますか。
内定を得ることなんかじゃないと思います。内定を得ることが就活の成功ではないと思います。
私も行きたい業界会社に行けましたが、“成功”だとは言えません。
実際に働いてみなければ、そこで良かったかどうか分かりません。
3年間働いて「ここの企業で良かった」と言えれば、それが“成功”かもしれません。
なので、就活なんて、手段にすぎません。
挫折しそうなときは、本当の目的をもう一回考えてみてください。
自分が何をしたいか。夢。人生の目標。何をするまでは死ねないか…。
そして、それは「なぜか?」「それを達成するために今何をしているか?」
落ち込んでいるより、そういうことを考えることの方が大事な気がします。
就活だけやっているとダメになります。就職活動は手段。目的ではないはず。
会社に入ることも目的ではない。自分がしたいことをすることが目的だと思います。
就活のほかにやりたいことがあったら、それも頑張った方がうまくいくと思います。
また、向いているor向いていないで会社を選ばない方が良いと思います。
私は、広告業界に自分でも、向いていないと思いますし、周りからもそう思われていると思います。
でも、やってみないと“向いている”かなんか”分からないし、正直、“向き不向き”より、“やるかやらないか”それだけだと今は考えています。
自分がやりたいことの方を大事にして下さい。
後、落ち込んだときは、好きな映画や本、音楽で気分を切り替えてましたが、
一番助けになってくれるのは、人です。友人、家族を大事にして下さい。
最後に、一番大事なのが、自分を信頼すること。
今の自分を大事にして下さい。それでも立ち直れないときは、今まで過去で頑張ってきたことを思い出してみてください。自分を肯定できるはずです。
そしたら、少し未来に期待が見えます。ワクワクします。
そうなったら、今の行動を変えられるはずです。その未来のために、今やるべきことをやりたいと思うはずです。
長くなりましたが、私は、こんな風に考えて、克服したと思います。
●10年後自分はどうなっていると思うか?
この質問は一番就活生が苦労する質問らしいです。(リクナビ参照)
私は、自分の“人生の目標”を達成するために、頑張っていると思います。
具体的には、今やりたい(成し遂げたい)と思っている事業を実現させようとしているはずです。
その手段として、起業することも考えています。
会社にいることは“目的”を達成するための“手段”に過ぎないので、ずっといるつもりはありません。
でも、転職するためには、それだけの力がないと話にならないので、
10年間がむしゃらに働いて達成したいと考えています。
10年後の自分は、今よりも、人間性が高まっていて、強くなっていること。それだけです。
はっきり言って、10年後なんか誰にも分かりません。想像しかできません。
でも、何か指針がある人は強いと思います。
その10年後やりたいこと、なっていたい自分は、“未来”だけ考えても出てこないと思います。
あくまでも、自分の考えなのですが、“やりたいこと=夢”は、“過去”にあると思います。
今まで自分が頑張ってやってきて、嬉しかったこと、幸せだったことにやりたいことのヒントがあると思います。
その過去の延長線上にあるのが自分のやりたいことだと私は考えました。
そのために、いつまでに、~をしなければならない。と逆算して考えて、
例えば、「死ぬまでにこうなりたい。そのために30年後はこんな風になっていたい。
そのために、10年、20年後はこうなる必要がある。
それを達成するために、今この企業に受けている」という一貫性があると、
志望動機に説得力が生まれると思います。
それに、ただ、願望だけでなく、そのために、“今まで”何をしてきたか?
=自己PR の面もつなげられれば、なお一貫性が出ると思います。
自分の夢、目標を達成するために、今まで何もしたことがないと思っている人は、
今からでも、始めてください。
就活中も就活以外のことで頑張ってください。
それでも、やりたいことがみつからない人は、今与えられていることを一生懸命にやってみても良いかもしれません。
長くなって申し訳ございません。
いろいろ、偉そうなことを言いましたが、私自身、口だけかもしれません。
行動するために頑張りたいと思っています。
皆さんも就職活動、頭だけでなく行動して、頑張ってください。
それでは、長いのに、読んで頂いて、ありがとうございました。