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デビッド・フィンチャー監督の映画。
『セブン』『ゲーム』などのミステリー映画も面白かったですが、こういったアクション系も飽きずに楽しめました。
いやー、でもブラピはかっこいいなって始終思いました。
理想。
理想と現実とのギャップで苦しむことってあると思います。
理想はあるけど、現状に安住してしまう自分の弱さも。。
コンビニのバイトに、拳銃突きつけて脅すシーンが好きです。
「自分が本当にやりたいことをやれ。
君が自分の目的に向かってがむしゃらに努力せず、ただ日銭を稼いでその日暮らしをしていたら、殺す。
君の人生を生きろ。
死ぬ気でやればなんでも出来る。
今晩の食事は一生で一番美味いだろう。
明日の朝は一生で一番素晴らしいだろう。」
っていうセリフは、多分自分に言っていたんだろうなぁって思います。
結局は今ある現状が変化することが怖いだけ。
当然暴力シーンがたくさんありますが、ただの暴力バイオレンス映画だと思って見ていたら、
間違いなく失敗します。
多分、そう見たら、嫌いな人は嫌いな映画です。
(私も、ただの暴力映画又は、意味のないグロテクス映画は大嫌いです。)
でも、この暴力は、相手への暴力ではなくて、自分に向けての暴力。
今の苦しみに目をそむけない勇気。
今の自分が大嫌いでしょうがない。
でも何か変えたい。もっと強くなって、自分を好きになりたいと思う男性におすすめの映画。
暴力は良くないことに決まってます。
でも、その暴力の”痛さ”を想像できる心を持つためにも、あえて見ることは大事かなとも思います。
所々に、サブリミナルを入れていて、監督の遊び心もあります。
それをみつけるのも、楽しみの一つ??
読んで頂いて、ありがとうございます。