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- この映画は、以前紹介した、バタフライエフェクト並に、切ない。
- けど、見終わった後は、前を向いて懸命に人生生きていこうと思える映画。
宅配便のシステム・エンジニアのチャック(トムハンクス)が、米国から南米へ向かう途中、飛行機が墜落し、
無人島に漂流する話。
このチャックは、時間に厳しい。1秒でもムダにしない男が、無人島に行ってしまい、最高な”ムダ”な時間を何年も過ごしてしまうことが、なんとも皮肉なことか。。
でも、そこにいた時間は取り戻せない。
環境も変わっていく。
人の感情も変わっていく。
でも、一見ムダに思えた時間も全て”意味”があると何だか思わされました。
この映画は、ただのサバイバル映画ではありません。
漂流前、漂流中、漂流後の3つの出来事が現されています。
もちろん、漂流中のサバイバル中のトコも最高に面白いんですが、その後のことも真剣に見て欲しいなと思います。
様々な”別れ”があります。
ウィルソンや、恋人、世間との、、
みんな、何かのつながりを求めようとして生きているような気がします。
ほんの一瞬かもしれない”つながり”でも一生懸命に大切にします。
そのつながりが、何かのきっかけで途切れてしまったとき、
途方にくれる、道に迷ってしまいます。
でも、(最後のシーンがとても象徴的なのですが…)
自分が当初思っているような”目的地”以外の、行くべき場所ってあるんじゃないかなって思います。
自分が何を思って、何を大事にして生きているか、それがしっかりして、明確であればあるほど、
たとえ、目的地が見えなくても(つながりが消えても)、しっかり地に足をついて生きていける気がします。
なんだか、いろいろ書きましたが、
とりあえず、ウィルソンのシーンでは感動すると思います。
そして、最後のシーンの主人公の生きざまもを見て、少し考えてみて、すがすがしくなりました。
自分の中に何か足りないなって思った人に特にオススメ。
読んで頂いて、ありがとうございます。