#032 砂漠/伊坂 幸太郎

砂漠/伊坂 幸太郎
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東南西北(鳥)が名前につく大学生の青春ストーリー。
春夏秋冬で章が分けられてます。
つまり、麻雀好きにはたまらない話。

やっぱり、5人のキャラが良い!
超能力を持った女の子が出てきたり、そんなあり得ないトコがいい。
一番良いキャラは、西嶋って男だけど。
読んでみたら、はじめ嫌いだけど、だんだん好きになってきます。

「笑ってる東堂の隣にいるのは俺じゃなきゃ嫌だと思ったんですよ。」
とか、
「俺は、恵まれないことには慣れてますけどね、大学に入って、友達に恵まれましたよ」
とか。。

学生。
「今楽しければいいじゃん」ってタイプと、

「自分が何者かであることを必死に求める。使命感を持って何かを変えようとする」タイプに別れる。

「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。」

砂漠に放り出されて、どうやって生きればいいかなんて誰も教えてくれない社会。
結局は、この道を行けば正解!なんてない。

「頭掻き毟りながら、悩みながら生きていくしかない」
分かんねー分かんねーって言いながら、
目の前に困っている人がいれば、ばんばん助ければいいのかな。。
みんなは助けられないけど、自分の目の前にいる人くらいは、考えないで。
伊坂幸太郎らしい伏線!ってのはない小説ですが、
出てくる5人に感情移入しやすい、春に読むのにぴったりの青春小説でした。

読んで頂いて、ありがとうございます。