先日、演劇集団キャラメルボックス の演劇を見に行きました。
年間15万人の観客動員数を誇る人気劇団です。
キャラメルボックスの劇は、
高校演劇でもよく上演されています。
1時間くらいの短さで、かつクオリティも高いので非常に人気です。
劇団側も演劇振興のために作品の台本を販売していて、上演許可を申込みすれば、演劇が自由にできるようになっています。
ちなみに、私も高校の文化祭の演劇で、
「広くて素敵な宇宙じゃないか」という作品をしました。
単純だけど、エンタテイメントあふれる作品に、それ以来惚れこんで、キャラメルボックスのファンになりました。
キャラメルボックスは、
ハーフタイムシアターという、60分の短編2本立てというものがあります。
その短さにヒットのヒントがあると思いました。
演劇を本当に好きで楽しんでいる人は、2、3時間のものでも見れると思いますが、
敷居が高くて、そこまで興味のない人はなかなかきっかけがつかめません。
1時間くらいだと、値段も4000~5000円くらいで気軽に楽しめます。
その1時間で、笑ったり、泣いたり、とっても楽しめます。
座ったままのって、見るのも結構疲れますからね。。
映画も最近は、2~3時間ものも多くなって、ついつい眠たくなったり、腰が痛くなってきたりします。
それよりも、もっと気軽に楽しめるものが良いなって思います。
家での娯楽、ネットやDVD、ゲームなどが充実してきたからこそ、
リアルの中の面白さ、迫力、人とのつながりが”いいな”と魅力的に変わるかもしれません。
キャラメルボックスは、特に観客とのつながりを大切にしています。
ホームページや、ブログ(SNS)。
ビデオ、DVD、本、テレビなども様々なメディアを使って、私たちとの接点を増やしています。
また、演劇自体も、お客さんと俳優さんとの距離がとても近い。
お客さんとの一体感が感じられます。
客層も、幅広いです。
作品の内容は、ファンタジー。、SF、時代劇、ラブ・ストーリーなど。
日常の中で非日常的なことが起こる特徴があります。
息をもつく暇ないスピーディーな展開と頻繁に流れる音楽を使った演出が魅力的です。
演劇は、芸術というのももちろんですが、
キャラメルボックスの演劇は、エンターテイメントです。
(芸術だとどうしても万人うけはしにくいです。。)
映画も、
DVDの普及により、劇場で見る人が減っているからこそ、
劇場でしか味わえない興奮や、一緒に見る人とのつながり(一体感)、迫力をもっと活かしていけばいいんじゃないかなと思いました。
30分、1時間。
15分くらいのショートフィルムなどでも、全然違うと思います。
ちょっと時間の空いたときに、コーヒー片手に非日常に行ける楽しさ。
なんかそういった”映画館”人とのつながりを楽しめる”映画館”があったらいいなぁと思いました。
ミニシアターは、一部のコアなファン向けの映画(個人に向けた)
それとは違った視点から、もっとたくさんの人が楽しめるものが良いなと思います。
なぜなら、いろんな年代、性別、考え方を持った人とも出会えるから。
◎生活者の視点から見たマーケティング。
①時間的、金銭的要素
高いと思われるものを、半額にするために半分だけ売る。
②一部の人向けを狙うか、大多数の人を狙うか。
その商品、サービスのターゲットをどう絞りこむか。
③一人のファンを作るために、無償で投資し続ける(あらゆる年代において。)
高校の演劇でも使っていいようにする。
メディアをたくさん使って、身近な存在に。。
全然まとまっていなく、結論が安易すぎますが、、
キャラメルボックスのビジネスの仕方は、面白いなぁっと思いました。
読んで頂いて、ありがとうございます。