
かわいいから、映画見るで良いじゃないですか。
かわいいから、映画見てるで良いじゃないですか。
先日、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」 で、
宮崎駿監督が出ていました。
監督は、人に”楽しんでもらう”ことで、自分の存在が認められると述べていました。
特に、5才くらいの子供に楽しんでもらうこと。
ポニョは、「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」のように、メッセージ性がなく、
ジブリファンにとって失望させられたと言う声もあります。
私も実際見て、感動したというより、ただ”かわいい”とか”楽しい”という印象を受けただけでした。
でも、
「つまらないおじさんたちが理屈のために書いても(5才の子供たちにとって)しょうがない。」
理屈なんかではなくて、ただ純粋に人を(しかも純粋である子どもをも)楽しませることほど難しいのはないのではないかと思います。
父親にとって、自分の子どもを楽しませることほど難しい気がします。
また、監督は、昔から映画の中に亡き”母”を登場させています。
絶対的な愛を持った母親。
映画自体の作りも、一切コンピューターグラフィックを使わず、手書きにこだわっています。
コンピューターで簡単に作れる時代では、えんぴつにこだわるのは逆に”個性”になるとおっしゃっていました。
そこに丁寧さも伝わるなって思います。
結末を決めない映画作り。
映画の中のキャラクターも今でも生き続けている。
実際、その世界のある一部分を、映画のために切り取っただけ。
それがリアリティなのかなぁ。。
ぽにょ。
純粋な気持ちになれる映画です。
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