#001 ニッチは狙うな?

昨日の、テレビ東京系列(夜10時から)カンブリア宮殿の話。

ゲストは、

キョウデン会長 橋本浩さん

尊敬する経営者などはいない。

人の靴に、自分が合うとは限らないと語る会長。

人の成功体験とかに(かつ自分の成功体験にも)こだわらず、冷静に自分を持っている人だなぁと感じました。

全て、成功者の生き方をまねしたからといって、成功するはずはないですよね。

重要なのは、自分がどんな人間で、何ができて、どう自分らしく力強く生きられるか。

もちろん、私は、他者を認めつつ、そこで学んだことを自分なりに合うようにしていくことが大事だと考えています。

橋本会長いわく、

ビジネスの定説で、よく「ニッチ(隙間)ビジネスを狙え!」と言うが、それを否定し、

「ニッチビジネスを狙ってはダメ」

と言い切りました。

ニッチは市場のニーズがない。だから儲からない。

確かに、儲かるニッチはあるが、それをみつけるのは、宝くじに当たるくらい難しいこと。

一番もうかるビジネスは、一番競争が激しくて、ニーズのある所だと。

市場が活発なトコは、それだけ儲かるチャンスがあると確かに思います。

でも、それだけ競争が盛んということは、他社との差別化がそれだけ大切になってくると思います。

他社との差別化がなければ、戦えません。

この会社では、”価格破壊”という一つの秘策を使っていました。

一番単純だけど大切な”価格”

他社より安ければ、その会社のものを確かに買います。

差別化にはなります。

例として、経営している温泉旅館では、価格を最低限にするため、

①スタッフは素人集団(プロは雇わないで経費削減)

②人員は必要最小限(一人がなんでもこなす。)

③食事はバイキング(セルフサービスで人件費の削減)

として、他の旅館とははるかに安い宿泊費になっています。

「価格が安くて、それなりに楽しめればそれでいいんだ」というお客さんには、ウケが良いと思いました。

確かに、安ければ”売れる”というわけではないと思います。

少々高くても、最高の”おもてなし”をしてくれることを求めているお客さんもいると思います。

たとえ、それがニッチでも。。。(単価が高ければ商売は成り立つわけですし。)

食品偽証疑惑が相次いでいる昨今。

少しくらい高くても、安全な国産を買おうするのも”安全”という付加価値を一番重視している消費者がいるということ。

おもてなし(サービス)を一番重視している人もいれば、

価格だけを見ている人もいる。

要は、どっちつかずの平均的な流行りだからやってみたっていうビジネスだと成功は難しいってことだと思いました。

そういえば、

タレントの田中義剛さんが経営している花畑牧場のビジネスも、

高級を売りにして良いものを売っていて最近気になっていますが、

マーケティングの話にそれそうなので、話を戻して、

橋本会長は、”好きこそものの上手なれ”も、商売(客の求めるもの)以外のことに、こだわってしまう元となると言い、

キライなものこそ商売繁盛”という言葉を作っていました。

自分がそこまでこだわないことだからこそ、冷静に判断できる。

感情に捉われず、”論理的に”ものごとを考えられる。

そこで、企業を見る目として、

財務三表を挙げていました。

・キャッシュフロー表

・バランスシート

・損益計算書

お先真っ暗で、将来性のない企業でも、数字だけを見て判断するそうです。

「数字を見れない人は、経営者にはなれない。」

妙に説得力がありました。

確かに数字だけでは分からないところもあります。

会長は、プロの目を持った素人だと自分を評価していました。

自分自身はそのビジネスのど素人だと。

でも!その道のプロと一緒にいれば、プロの目を持った素人になれる。

自分は、素人(一般庶民⇒実際にその商品サービスを買う人)にしか分からないことを考えられる。

プロはそれを参考にビジネスをできる。

やはり、この会長は、自分自身のこと(役割)をよく知っているなぁと思いました。

村上龍さんも言っていましたが、ビジネスのやり方とかそういったことは参考にはできないかもしれません。

でも、考え方は参考になりました。

読んで頂いて、ありがとうございます。