本を早く読むコツは、フォトリーディングとかありますが、
ここでは、本を読み始めるコツを書きたいと思います。
私は、大学に入るまでは、本を全く読まない人でした。
読んでも、1年で2~3冊くらいだったと思います。
今年の「全国大学生調査」でもニュースになりましたが、
日本の大学生に、漫画を除いた本を1か月にどれくらい読むかについて調査したところ、
まったく読まない人が29%、1冊しか読まない人が28%、3冊以下が25%で、4冊以上が16%だったそうです。
約半数以上の学生は、1か月に本は1冊以下しか読んでないということになります。
私は、大学入学当初、何だか分かりませんが、「負けたくない」という想いがありました。
それが人なのか、自分に対してだか分かりませんが、今しかできないようなことを、誰もやらないようなことを、したいと考えていました。
初めは、大学ではちゃんと勉強しようと思っていましたが、はっきり言って大学の授業ほどつまらないものはありません。。
授業は、大半が教授の自己満でした。
時には、良い先生もいましたが、やはり”受け身的な勉強”ほど社会に出て使えないことはないなって気づきました。
社会に出たら、誰も教えてくれない。
正解もない。
自由に生きることができるからこそ、自分がやりたいことができるように”独学”が必要だと感じました。
学生のうちにしか勉強できないというよりも、社会人になったらもっと勉強できるように、今その土台を作っていこうという考えに切り替えました。
それで、今のうちに”読書”の習慣をつけていこうと決心しました。
なぜ、読書か。
”自己投資”で一番良いのは何かと考えました。
語学留学、各種資格などありますが、
自分がやりたいという仕事に資格が特になかったことと、留学は試みましたが、とてもじゃないけどお金がかかりすぎる割には効果に疑問がありました。
よって、千円前後で、いつでもどこでも、何十年も著者がかかって身につけたこと、分かったことを手に入る読書。
こんなにも費用対効果が高いものはないと考え、本をたくさん読むことにしました。
昨日書いた”中谷彰宏さん”が言っていた通りに、まず、”質よりも量”を大事にしました。
結局、2日に1冊のペースで読み続けました。
今は、読もうと思えばそれ以上読めると思いますが、
実際、多く読んでても、それが身についてなかったら意味ないということに気づき、
ゆっくり読んで、たくさん考えながら、自分のものとして身につける読書をしています。
(これも、たくさん読んできたから分かったことです。)
時間がある学生だから~ではなく、忙しい社会人になってももっと読める力はつけてきたと思います。
(社会人でも、私以上に読んでいる人なんて、ざらにいると思うので)
本を読むコツって、かなり簡単です。
読みたいものを読めば良い。
これだけです。
本屋に行って、表紙見て、「あ、気になるな」って思ったのは、大体当たりです。
いわゆるジャケ買いみたいな感じ。。
さらに中を見て、一行でも気になること書いてあったら、買う。
だから、私は、本屋に行ったら、一度に5、6冊買ってます。
図書館で読んだり、友達に貸してもらったりすることはオススメしません。
自分で買うからこそ、読むようになります。
自分のお金で買ったからには、もったいないから読むはず。
しかも、本は”使う”ものだから、たくさん赤線ひいたり、折り目をつけたりするので買った方がいいです。
また、買った本は、その日のうちに、1ページでも読んどきます。
少しでも読むことで、先が気になり読む誘因になります。
そして、一番大切なことは、、、
もし読んでて、つまらないなって思ったら、読まない。
これは、大事。
無理して読んでも意味がありません。。
それに、全部読む必要ありません。
自分が好きなトコだけ読めば良い。
たまに、後ろしか読まないこともあります。
私は、読んでない本なんて、たくさんあります。
でも、買ったお金がもったいないなんて思いません。
だって、つまらないと思ってることに費やす時間の方がよっぽどもったいないからです。
たくさん読んでれば、その中に、自分にとって、本当に大切な本がみつかります。
(人生を変えるような…)
みつかったら、それを一回じゃなくて、何度も読む。
10冊読めば、1冊はいい本みつかります。
その程度で十分だと思います。
あとは、読む時間。
通学、通勤中、あるいは、待ち時間に本を読むこと。
案外その積み重ねで、これだけ読めることがわかりました。
電車の中でぼーっとしているのはもったいないと思います。
誰かを待つ時間もイライラしないで済みます。
そう考えると、一年で、100冊とか全然大したことじゃないってことが分かります。
他にも、読むコツは、”人にススメてもらう”
ってのがあります。
友人、恋人、先生などにススメてもらう本に”ハズレ”はありません。
そこから始めるのも良いかもしれません。
本は読むだけでなくて、”使える””活かせる”ようになることが大事ですが、
それについては、また機会があったら、まとめられればいいなと思っています。
最近、読書って「旅」と似てるなって思います。
本読んでるときって、自分と向き合ってる。
本読んでるときは、一人だし。
だから、自分と向き合う時間を取るためにも読書って必要だなぁって思いました。
だからこそ、よくたくさんの人が「学生のうちに読書をしなさい」って言うんだろうと思います。
社会に出たら、人と触れ合わない日はないと思います。
学生のうちが、”独りぼっち”になるチャンス。
自分とたくさん向き合って、会話するきっかけになるのが、”読書”の醍醐味だと思います。
読んで頂いて、ありがとうございます。