#013 ブラッド・ダイヤモンド

ブラッド・ダイヤモンド (期間限定版)
¥1,950
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ホントにホントに見てよかったと思った映画。

アフリカ・シエラレオネの内戦と、そこで採掘されるダイヤモンドの密売をテーマにした映画。

残酷なシーンがたくさん出ます。
目をふさぎたくなるほど、大量の人が死にます。

命令され洗脳されて、こどもが、たくさんの人を殺します。
アフリカ人がアフリカ人を殺しあう。
互いの利益のためにだけに殺しあう。

見たくない。

でも、
絶対見なきゃならない現実だと思います。
知らなきゃいけないと思う。
もちろん、これは、アフリカの中のほんの一面でしかないかもしれません。
もっといろんな問題あるし、いろんな事実があると思います。

恵まれた環境にいると、こうゆう現実を人って忘れていくんだろうなぁ。
考えなきゃ。考えて行動しないと何も変わらない。

遠い国のことで、映画見ただけじゃ、そこまで感じられないかもしれません。

実際の現場はこんなもんじゃないだろうなって思いました。

私たちが住んでる恵まれている国で、セレブな人が何気なく買ってる「ダイヤモンド」。

その背景に、何人もの人が死んでる。

給料3か月分なんていいながら、買ってるものに、もしかしたらあるかもしれない。

希少価値があるから、一部の金持ちが買い占めて、値段をつりあげている。

そういう人って想像力がないんだろうか。
もちろん、違法にダイヤを輸入した人だけの話ですけど。。

なんか、根本的なところから直さなきゃならない話。
現場にいても何にも正せない。

今でも、アフリカには少年兵が20万人もいるらしいです。

ちょっと話がずれますけど、

この映画の魅力の一つに「家族、親子愛」があります、、

(注:以下少しネタバレがあります。)

あるシーンで、

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ソロモンが、

息子ディアを取り戻すために、必死になるトコ。

人に嘘をつくのもためらうほどの”善人”のソロモンが、息子を洗脳してきたやつを、むごいほどに叩いて殺すところがあるのですけど、、

家族の愛ってすっごいなって思うのと同時に怖いって思いました。

もし自分に子供ができて、その子供を、もし誰かに傷つけられたら、

そいつを「殺してやりたい」って考えると思いますう。

それでは、何も解決もしないし、納得もしないし、

憎しみが憎しみを生むだけって分かってても。

人間ってそういう面で、怖いけど、

でもあるシーンで、ディカプリオ演じるアーチャーがソロモンの「結婚はしないのか」という質問に、

「結婚はしない」

って答えていて、ソロモンが不思議がっていたとこがありますけど、、

その理由もわかる気がします。

だから、良いんだろうと思います。

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話がずれました。

でもなんか、ものすごくいろいろ考えさせられます。
とても重いテーマだけど、

見終えた後は、希望が残って、すがすがしいっていうのもあれだけど、重くならない映画です。

そこも魅力。

事実だけを述べて暗い雰囲気で終わるのもいいけど、

やっぱり、明るく終わりたい気持ちがある。

でもそれで、よかったよかったで終わっちゃたら何にもならないんですが…。

映画や本って、たとえどんなに忙しくても、やっぱり見なきゃなって思えた、

見て良かったと思える本当に、感動した作品でした。

読んで頂いて、ありがとうございます。