#002 生きる強さ。

今、本屋で平積みされていて、アマゾンでもランキング上位に挙がっている本、

『最後の授業 ぼくの命があるうちに』(ランディ・パウシュ)

をご存じでしょうか。

内容を簡単に説明すると、

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1人の大学教授が「最後の授業」を行った実話。

教授の名前はランディ・パウシュ。

46歳。

彼は、膵臓から肝臓へとガン細胞が転移し、医師から命の刻限は「あと3カ月から半年」と宣告される。

パウシュは、家族の反対も押し切って、吐き気と下痢と腹痛に襲われながらも、それを400人の聴衆に見せずに、陽気な語り口で、1時間で自分の人生を語る”最後の授業”を行った。

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実際に、この授業の内容はネットで動画配信され、2500万人もの人に見られたみそうですが、、

私も見ました。

とってもユーモアたっぷりで、本当に”生き生き”していました。

もともと教授だから、話方がうまいのもあると思うのですが、やっぱり、人が真剣に語る姿には引き込まれるパワーがあると思いました。

ここで話されたことは、

『子供のころからの夢を本当に実現するために』

ということです。

一番良い言葉が、

 夢をかなえる道のりに障害が立ちはだかったとき、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。


レンガの壁がそこにあるのは、理由がある。

僕たちの行く手を阻むためではない。

その壁の向こうにある「何か」を

自分がどれほど真剣に望んでいるか、

証明するチャンスを与えているのだ。

他にも、

最高の近道は長くかかる。一生懸命にやること、それだけだ。

など、生き方として共感できることばがたくさんありました。

しかし、この授業は、「夢をどのように実現させるか」ということではなくて、

人生をどのように生きるか」ということを伝えたかったもの。

この本の帯に、

「余命半年と知ったとき、あなたは誰に、どんなメッセージを残しますか?」

というのが書かれているのですが、

間違いなく、自分の人生これまでどう生きてきたか、どう懸命に生きて何を考えてきたのか、

それを、自分の大切な人、家族、友達、仲間に伝えたいって私は思います。

それを伝えることで、残っている人に、自分の生きるパワーを感覚的にでもいいから、与えられたらいいなって。

自分の生き方を人に押し付けようとは思いません。

ただ、余命が半年になっても、必死に自分らしく生きている”人間の強さ”を見せたいという想いがあるかなって思います。

そう考えられたのも、このランディさんのおかげ。

人間って強いな!って思います。

どんな環境にいても、

どんな運命になろうとも、

どんな結果が待っていようとも、

変えられないものが一つある。

意識。

これだけは、自分の思うがまま。

このランディさんの生き方を話すために、夢を実現してきた話をしただけ。

夢は手段。

夢を持って実現しようと努力する、一生懸命に生きていること。

それを通じて、自分を高めること、人間性を高めることが”人生の目的”だと思います。

話は少し変わりますが、先日、

NHKで毎週火曜に放送されている「プロフェッショナル 仕事の流儀」をいう番組を拝見しました。

http://www.nhk.or.jp/professional/

ご存じでしょうか。

毎回、その道のプロといわれるような生き方をしている人を密着取材して、脳科学者の茂木さんが司会をされている番組です。

今回は、

がん看護専門看護師の田村恵子さんの話でした。

田村さんの仕事は、ホスピスで、がんの治療が困難であると宣告された患者に対して、がんの苦痛を和らぐような治療を施したり、最後をどう生きるか、それをそばで見続けることをしています。

治療の手立てがないと宣告された人々は、迫り来る死への恐怖や後悔の念など、
さまざまな心の痛みを抱えています。

田村さんはそれを正面から向き合い、対話を通して、その心を解きほぐしていく。
そして、心の奥に必ずあると信じる「希望」を見つけ出す手伝いをしています。

田村さんの、信じる流儀が、

”希望は必ずみつかる”

ということ。

とても、感動しました。

涙が止まりませんでした。

この先、もう長くは生きれないと知った人が見せる”生きる強さ”

将来何をしたいとか、1年後、3年後、10年後がないって知ったとき、

人は希望を失う。

人から見捨てられたとも思ってしまう。

でも、将来のためだけでなく、今を必死に生きること。

今確実にある”今”を生き抜くために何かをすること。

自分らしく生きること。

こうしたことを意識して、最後は心残さず生き切り、納得した最後を送る人を見ると、

勇気をもらいます。

もっと自分も必死に今を生きなきゃなって。

反省させられます。

環境のせいになんかするなって。

もっと、自分ができることをしろって。

6月に娘の結婚式があるがん看護の花嫁のお父さんの話。

実際は、6月までは難しいと判断して、お父さんに、それを告げ、結婚式の前に、

娘がウエディングドレスを着て、一緒に写真を撮ろうといったとき、

お父さんが、それを聞いて、自分が長くは生きれないことを確信して、

複雑な気持ちの中で、苦しい顔をしながら、

「がんばりますわ」

って力を込めて言ったシーンで、

本当に感動しました。

1日でも、長く生きることに必死になること。

必死に1日を無駄しないで生きたいし、そうしているときが、一番その人の人生って輝いているんじゃないかなって思います。

とても、長くなりましたが、

強い人間になるために、日々自分がやりたいこと、できることを懸命に生きたいって思いました。

読んで頂いてありがとうございます。

最後の授業 ぼくの命があるうちに/ランディ パウシュ
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