- サンキュー・スモーキング (特別編)
- ¥1,340
- Amazon.co.jp
タバコ業界のPRマンの話。
思ったより、面白かったです。
タバコにドグロマークを入れようとする国。
それを阻止すべく戦う男。
タバコが良いか?悪いか?
それを止める権利が国にあるのか?
この主人公は、タバコについてどう思ってるか。
確実に、癌につながるって言われてるけど、それでも自分の子供に吸っても良いと言えるか?
タバコ、銃、酒。
これらの産業によって、たくさんの人が死んでいる。
「この業界にいる人は、人殺しだ」なんて言われている。
その時、自分がこの業界にいたら、どう反論しますか?
この返し方がとてもうまい!!
議論の仕方が分かります。
PRのすごさが分かります。
ある意味、情報操作の怖さが分かります。
父と子のロードムービーでもあるのかな。。
正しくあることって何か。。
いろんな情報がある中で、”自分が決める”ことだと私は思います。
タバコによって、周りの人に悪い影響を与える。
あ、でも、例えば、車。
車があるから、事故によって死ぬ人が出てくる。
むしろ、こっちの方が危険なんじゃないの。
タバコで死ぬ人より、自動車事故で被害を受ける人の方が多いし、温暖化の影響にもなってるし。。
…妙に納得してしまったら、PRに載せられてるかも。。
コメディだから、気軽に楽しめます。
読んで頂いて、ありがとうございます。